冬になると気にせずにいられないのはインフルエンザやノロウィルス!
少し風邪をひいてしまうと次から次へ風邪をひいてしまい、1ヶ月くらいずっと体調が悪いなんてことも。
冬も元気に過ごせる対策アイテムをお勧めしましょう!
■陳列商品
・マスク
・手洗いせっけん
・除菌スプレー
・お掃除除菌グッズ
■コーナーキャッチコピー
マスクで予防するのはもちろんですが、空間を除菌する商品も出ていますね。
簡単に除菌できる商品も多いので、お客様のついで買いを狙いましょう!
<例>
・お子様も簡単徹底除菌!
・吹きかけるだけ!ばい菌
・ポッケに入る!どこでも除菌
・赤ちゃんにも使える!やさしい成分!
11月12日は「いい皮膚の日」って知っていましたか?
夏が終わると、空気が乾燥してお肌の潤いも奪われる時期。
いい皮膚でいるために、ハンドクリーム売場を盛り上げましょう!
■陳列商品
・保湿系ハンドクリーム
・尿素系ハンドクリーム
・ビタミン系ハンドクリーム
■コーナーキャッチコピー
とにかく種類の多いハンドクリーム。入っている成分も色々で、効果も色々です。
成分や効果ごとに整頓した売り場にしましょう!
・治らない日々とあかぎれにはビタミン系ハンドクリーム!
・水仕事のひどいガサガサ!これで解決!
・潤い不足の手にはこれ!
11月8日といえば「いい歯の日」
お口の中のケア商品売場をどんどん盛り上げて行きましょう!
■陳列商品
・舌ブラシ
・歯ブラシ
・フッ素
・歯磨き粉
・ガム、タブレット
・デンタルフロス
■ コーナーキャッチコピー
家庭用のフッ素なども浸透してきましたが、まだまだやっていない方や、
効果をよくわかっていない方も多いと思います。
必要性を訴えるキャッチコピーで興味を持ってもらいましょう!
<例>
・おやすみ前のフッ素ケア!プラーク対策!
・本当に磨ききれてる?いつもの歯ブラシにプラスワン!
・いつまでも美味しいご飯を食べられるように!早めの歯周病対策ならこれ
・繰り返す歯肉炎!これで解決!
10月は季節の変わり目ということもあり、どっと疲れが出ますよね。
疲労回復薬コーナーを作って盛り上げましょう!
■陳列アイテム
・錠剤タイプ
・ドリンクタイプ
■コーナーキャッチコピー
疲労回復薬を使ったことがない人は敬遠してしまいがち。
手軽さや効果などを書いてみましょう!
<例>
・水なしで服用できる!だるさを感じたらこれ!
・1日1錠でも効果抜群!溜まった疲れを吹き飛ばせ!
・元気な体にしたいときに!飲むだけ!
・もうひと頑張りしたい人必見!
プリントして切ってお店に設置するだけ!会員限定の嬉しいコンテンツです。 是非お店に飾ってみてくださいね!
【注意】ダウンロードしたPOPの販売や改変は禁止とさせていただきます。
10月11日はあんまり知られていませんが、ウィンクの日だそう!
ハロウィンも近く、派手なお化粧をする方も多いということで、売り場を盛り上げていきましょう!
■陳列アイテム
・マスカラ
・アイシャドウ
・アイプチ
などなど
■コーナーキャッチコピー
アイメイク用の化粧品にもたくさん種類がありますよね。どれを買えばいいかわからない方も多いはず。
スタッフのおすすめや、売上ナンバーワンなどの口コミを乗せると買いやすくなります。
<例>
・当店女性スタッフ人気ナンバーワン!
・アイラインがスラスラ描ける!
・メイク直しが必要ない!?
・簡単にぱっちり目
などなど
プリントして切ってお店に設置するだけ!会員限定の嬉しいコンテンツです。 是非お店に飾ってみてくださいね!
【注意】ダウンロードしたPOPの販売や改変は禁止とさせていただきます。
10月といえば衣替えですね。タンスにしまっているお洋服を出したら虫食いが…
なんてことにならないように、しっかり売り場を盛り上げていきましょう!
■陳列アイテム
・置くタイプ
・掛けるタイプ
・1年用
・半年用
などなど
■コーナーキャッチコピー
衣替えの時の防虫剤って結構見落としがち…。
インパクトのあるキャッチコピーでお客様のついで買いを狙いましょう!
<例>
・防虫対策大丈夫?
・気づいたら穴だらけ…なんてことになる前に!
・お気に入りのセーターは大丈夫?
・ウールは虫の大好物!
などなど
プリントして切ってお店に設置するだけ!会員限定の嬉しいコンテンツです。 是非お店に飾ってみてくださいね!
【注意】ダウンロードしたPOPの販売や改変は禁止とさせていただきます。
みなさんこんにちは。今月も業界にまつわるビッグニュースがありましたね。
このコーナーでは業界関連の旬なニュースをいくつかピックアップし、私ミスターDの私的な見解をコメントしていきます。
【コンビニ】
セブン店舗 3割省力化 スライド式棚など全店に導入
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO24349660W7A201C1TJ2000/
コンビニ店舗省力化競うファミマ、既存店に600億円投資
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO29214000Q8A410C1TJ1000/
セブン、検品にICタグ 店内作業時間を6割短縮
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO28581830W8A320C1TJ1000/
ファミマ、店で検品不要に 1日2時間の省力化に
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29096680W8A400C1EA6000/
セブンとファミマが全く同じ方向性で施策を行なっている。コンビニの主な業務である「陳列」「検品」に大幅なテコ入れを行い、省力化を図っている。
しかし、内容を見るにつけ、「え?今まで全くやっていなかったのか?」と思えてしまう初歩的な効率化で驚く。
爆発的なスピードで伸びて来たコンビニ業界だが、成長が鈍化してはじめていろいろとテコ入れを行えるようになったのかもしれない。そういう意味では、まだまだ効率化による生産性アップの余地はありそうである。
【ドラッグストア】
コンビニ客減少続く 24カ月連続 ドラッグストアに苦戦
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28382290Q8A320C1MM8000/
ウエルシア、11% 増収
https://www.ryutsuu.biz/accounts/k041226.html
スギ薬局、6%増収
https://www.ryutsuu.biz/accounts/k041125.html
ドラッグストアの勢いにコンビニが完全に押されている。生鮮食品をテコに、化粧品や医薬品を併売していくモデルはいまだに健在。ただし、小売消費全体が伸びているわけではなく、あくまでコンビニのパイをドラッグストアがジワジワと奪っていっている感が否めない。
ドラッグストアは対面販売が必須な商品が多く、店舗もコンビニより広いため、なかなか人員削減は難しい。また、急速にM&Aをしていっているため、同じグループでもオペレーションや仕入れの効率化がうまく図れていないチェーンも多く見られる。いずれはコンビニと同じ壁にぶつかることが必至だが、どこまで伸びていくのだろうか。
2020年はもう目前だが、あと2年後に勢力図がどうなっているか、正直なところまったく読めない。
化粧品業界団体、自然由来化粧品のガイドライン策定
http://www.syogyo.jp/news/2018/02/post_020470
ドラッグストアの売り場に溢れる「オーガニック」「ボタニカル」「天然由来」などのキーワード。しかし明確な基準もなく、完全に「言ったもん勝ち」のカオス状態となってしまっている。こうした事態に一定の基準を設けるのは混乱を避けるためにはいいことだが、決して「オーガニック」=「高品質」というわけではない。
結局のところ、自分に合った製品を消費者が自分で勉強して選別していくしかない。
ユニ・チャーム、大人用おむつの問い合わせにAI対応
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018033000121&g=eco
専門商品の接客がしっかりしているというのはドラッグストアを利用する利点でもあるが、逆に接客されたくない商品もある。育毛剤や生理用品、避妊具などのいわゆる「デリケート商品」だ。
大人用おむつもデリケート商品と言える。このカテゴリにおいては「できればネットで買いたいけど種類が多すぎてわからない」というインサイトが確実に存在する。
ドラッグストアは店頭での接客に特にコストをかけているので、メーカーよりも多くの接客情報を持っているはずだ。むしろドラッグストアが主体となってAIを開発していくべきだと思うが、そこまで手が回らないというのが痛し痒しなところだろう。
2017年1月28日に「マツモトキヨシ御茶ノ水ビル」で開催した、マツモトキヨシ社員スタッフ様向け手書きPOPセミナーのご報告です。
今回の手書きPOPセミナーは「イラストを使ったPOP」を中心とした内容でした!
ここまでのセミナーで「POPの基礎」や「袋文字の書き方」を学ばれた方が、手書きPOPを華やかに彩る「イラスト」について学んでいきます。
セミナー開始時に「イラストが苦手だと思う方!」と問いかけると意外にも多くの方が挙手されていました。
今回はイラストが苦手な方もコツをつかめば誰でも書ける、という観点から、以下のような流れで進行しました。
午前中はまずイラストの基本を学んでいただきました。 よく使う人物のイラストもコツさえつかめばとっても簡単にかけます。イラストに苦手意識のあった参加者の方も思った以上にスムーズに上手に書けていましたよ!
▲一人一人に講師陣がポイントをアドバイスしていきます。イラストの見本を並べた練習用のシートもご用意。コツを掴んでどんどん進みました!
午後は「イラストを使ったPOP枠」を中心に学びます。 新商品を課題に設定してそれぞれのメッセージ開発からPOPの文字、イラストを組み合わせていきます。ここまで学んだPOPの集大成とも言えますね。
▲当初はイラストの枠の見本を参考に書いていた方も、コツを掴むにつれてオリジナルのイラストに挑戦したり。どんどんクオリティーが上がって行きました!運営スタッフも驚きの上達ぶりです。
▲こちらが今回のセミナーで学んだ集大成の作品の一部です。 文字の目立たせ方やメッセージの作り方など前回までのセミナーで学んだ内容に加えて、イラストでの飾りでとっても華やかなPOPが仕上がりました。素晴らしい!
いかがでしたか? てんとうむしwebでは、今後も各種イベントを企画しております。楽しみにお待ちくださいませ! ドラッグストアにお勤めの方はお気軽にご登録ください。
http://www.10-10-64.com/member/entry/
POPを書いててココ注目して欲しいな、ココ大事なんだよな、ココもっと 強調して目立たせたいな・・。と、思ったことありませんか? ちょっと工夫するだけで注目度バツグンのPOPに大変身!とっても簡単なので ぜひやってみてくださいね。
使う道具:ゲルペン、ポスカ(色鉛筆、クレヨンなど)
①ここ強調したい!というところを何回かなぞって線を太くします これはポスカで書いていますがゲルペンでも出来ますよ。
②できあがり!ちょっと太くするだけでとても目立ちますね。
今回はいつもとイメージの違う、筆文字POPをご紹介!
マンネリなPOPばかりになってしまいがちな売場を楽しく盛り上げましょう!
●ポイント●
書き出しを太く書きましょう。
筆ペンを少し倒して、ぐるぐると円をなぞるイメージで書くと上手に書けます。
細い部分は筆先だけを使ってできるだけ書き、 太い部分とのギャップを大きくするとプロっぽい仕上がりに!
2016年11月8日に「マツモトキヨシ御茶ノ水ビル」で開催した、マツモトキヨシ社員スタッフ様向け手書きPOPセミナーのご報告です。
今回の手書きPOPセミナーは「文字の書き方-袋文字編-」の内容でした!
前回「基礎編」でPOPの書き方を覚えた方が、いよいよ手書きPOPの花形である袋文字について学んでいきます。
もちろん、今回から初参加の方々もいらっしゃいました!皆さんやはり袋文字には興味津々のご様子。
今回は書いたことのない人が袋文字を書けるようになる、という観点から、以下のような流れで進行しました。
午前中はまず袋文字に慣れていただくため、見本通りに袋文字を書いてみるところからスタート。 その後、「あ」「ゆ」などバランスが取りづらいという声をよく聞く、難しいひらがなの書き方を徹底解説しました。 ▲一人一人に講師陣がポイントをアドバイスしていきます。バランスが取りやすいように練習用のシートもご用意。皆さん、めきめきと上達されています!
午後は「袋文字で漢字を書こう」そして「実際にPOPを書いてみよう」です。 漢字は熟練の方でも書き方に悩む部分が多いので、混乱しやすい文字に関して書きやすいコツを伝授。 ▲ひらがなで慣れたためか、普段抵抗のある漢字にも積極的にチャレンジしていく参加者の皆さん。心なしかいつもよりお喋りも少なめに、とにかくいくつも書いて書き方を覚えようとしている方が多いのが印象的でした。
▲最後に、本日覚えた袋文字のコツを踏まえてPOPを作成。実際に店舗に設置できるよう、プライスレールの高さに揃えたPOPとエンド用のキャッチを作りました。 今回は袋文字でしたが、皆さんしっかり書けるようになりましたね!
いかがでしたか? てんとうむしwebでは、今後も各種イベントを企画しております。楽しみにお待ちくださいませ! 会員様には、メルマガでセミナーやワークショップの開催情報をお知らせしています。 ドラッグストアにお勤めの方はお気軽にご登録ください。 http://www.10-10-64.com/member/entry/
今回は陳列を考える上でとても参考になる人の目線を考えた陳列について解説していきます!
お客様が棚の前に立ったとき1番立ち止まる確率が高いのはどこか? 普段自分が買い物をする際の行動を思い返してみて下さい。 棚が一望できる真ん中部分で立ち止まることが多くありませんか?? 店の前で行ったり来たりしなくても良いよう、お客様は真ん中にストレスなく立ち止まることが多いんです! また、人の視線は左→右、上→下、に流れる傾向があるため、実は下記のような順番で商品を見ています。 目の動きが左上から始まって右下に流れるので、「Zの法則」と呼ばれています。 ポイントは「人の立つ場所」「Zの法則」の2点です! 目線の動きが分かったらどうなるの?と思った方。次の項目に進みましょう。
では「人の立つ場所」と「Zの法則」を意識して実際に商品を陳列してみましょう! 売り場の商品で考えるとこのような商品配置がベストです。
こんにちは、高橋龍(ガオチャオロン)です。 今回は、恒例の訪日動向と変わりゆく爆買い需要について書いていきます。 2016年7月の訪日外客数は、2015年7月比19.7%増の229万7千人で、7 月として過去最高となり、単月としても過去最高。(これまで7月の過去最高は2015年7月191 万 8 千人、単月過去最高は2016年4月208万2 千人)
2016年8月の訪日外客数は、2015年8月比 12.8%増の204万9千人と、前7月に続き 200 万人を超え、8 月として過去最高。(これまで8月の過去最高は2015年8月181 万 7 千人) また、累計では昨年より約2ヶ月前倒しで 1,500 万人を超え、1,606 万人となりました。
要因としては、クルーズ船の大幅な寄港増加や航空路線の新規就航・増便による、中国人訪日客の増加や、8月はイタリア、スペインなど、バカンスシーズンを迎えた訪日客の増加が要因となっています。 (2016年8月はイタリア人訪日客数18,400人、スペイン人訪日客数15,100人と単月として過去最高を記録。) 以前に比べ、ヨーロッパや東南アジアの訪日客が増加しているものの、中国、韓国、台湾、香港の訪日客が数字を牽引しています。
ドラッグストア歴1年3ヶ月。日用品担当のパート勤務。それが私です。
私には苦手なお客さんがいます。いえ--正確には、先日まで苦手でした。
今回は、1年前から付き合いのある、とあるお客さんの話をしようと思います。
それは、まだ勤め始めてから3ヶ月目くらいの頃。ようやくドラッグストアの仕事にも慣れ、ときどき失敗しながらも少し仕事が楽しくなってきた日のことです。
ようやく手書きPOPが書けるようになってきた私は、床でデカPOPを書いていました。
最初、先輩に実演を見せてもらった時はびっくりしましたが、大きいPOPは書くための手ごろな机が無いので、ほとんどのお店では床で書くんだそうです。
今まではレールに付ける小さい手書きPOPばかり作っていましたが、『上達してきたから大きいPOPも書いてみようか』と先輩に言われて、今回はじめてデカPOPに挑戦です。初めての作業はいつもドキドキします。
慣れない大きさゆえに何枚か失敗しながらも、なんとか納得のいく形の字が書けたので、いよいよ清書をしようと思ったそのとき。 「ちょっとアンタ」
振り返ると、40歳くらいの男性が私のほうを見ていました。
呼び止めた声は少し怒気をはらんでいて、表情も眉が立っていて、なんだかお怒りのご様子です。 「お客さま、いかがされましたか?」 男性の態度に少しとまどいながらも、営業スマイル。『どんなときでも笑顔を絶やすな!』がモットーの先輩に教育されて数ヶ月、たぶん上手く笑えていたと思います。
「そこの棚の商品は?」 言われて視線を追いかけると、きれいに陳列されている棚に1箇所だけ、商品の無い部分がありました。欠けていたのは定番品の粉ミルク。そういえば昨日の連絡ノートに、売り切れたから補充よろしくと書いてあった気がします。開店前に補充するのをすっかり忘れていました。
「昨日の夜、買いにきたら売り切れていたから出直したんだけど、まさか…今日も無いのか?」
「申し訳ありません、明日には入荷すると思います。ご不便をお掛けします」
咄嗟にそう答えていました。ああ、自分が嫌になります。バックヤードに在庫はあるのに、怒られるのが嫌で嘘をついてしまいました。
しかもこんな回答をしてしまったら、今日一日は補充ができないこと決定です。もう少し上手い言い訳はなかったんでしょうか。我ながら情けない限りです。 「おいおい……在庫チェックくらいしっかりしてくれよ。困るんだよ!頼むよ!」そう言って、足早にお店から出て行ってしまいました。
……申し訳ない気持ちでいっぱいです。そりゃ怒りますよね。昨日も今日も目当ての商品が無い状況。そして、欠品している棚の前で、手書きPOPを作るのに夢中になり、声を掛けられるまでお客さんが近くにいることにすら気づかない店員。 あんなに焦っていたのですから、おそらく家で赤ちゃんが待っていて、近くのドラッグストアであるココに来たのでしょう。
失敗したなあ……。 二度と失敗を繰り返すまい……そう心に強く誓った私は、この事件以降、開店前の商品補充は欠かさず行うようにしました。
後ろめたさもあったので、乳児向けの商品に関しては多めに発注して、欠品しないよう備えるようにもしました。いや、売上に関係無い理由で贔屓するのは、良くないことだと分かってますけどね?このへんはスタッフ裁量なので、少しだけ好きにさせてもらっちゃいました。
補充忘れ事件が起きた後も、男性は結構な頻度で来店され、ベビー用品を購入していきます。やはり小さいお子さんがいるのでしょう。
しかし、苦手意識を持ってしまった私は、店内で姿を見かけるとバックヤードに戻ってしまう癖が付いてしまいました。なにせ、初めて面と向かってお客さんから怒られたのです。心が弱いと言われてしまえばそれまでですが、会わなくて済むならそれに越したことはありません。そもそも日用品担当ですから、美容部員の方や薬剤師の方と違って、常に表に立って商品を解説するような役割もありません。そう、商品さえ切らしていなければ大丈夫。
もちろん向こうはコチラのことなんて覚えていないことでしょう。商品が切れた。だから近くにいた店員に不満をぶつけた。たったそれだけです。顔なんて記憶もしていないに違いありません。
それでも、私のほうは覚えているわけで。そして苦手意識を持っているわけで。避けてしまうことを誰が責められましょうか。
そんな感じで今日まで1年間、なんとか顔を合わせずに働き続けることができていたのですが、油断しました。
まさか、女性同伴で来るとは。そんな馬鹿なと思うかもしれませんが、いつも男性お一人様で来るので、完全に2人1組の人影に警戒していませんでした。
気づいたときには目が合っていました。相手もこっちを見ています。近づいてきます。なんでしょう、また失敗してしまったのでしょうか。何かやらかして、また至らなさを指摘されてしまうのでしょうか。ああ、完全に私に用がある感じです。わき目も振らずにコチラにやってきます。怖いです。 「おいキミ、やっと会えた!」
……そのとき、私はさぞ間抜けな顔をしていたことでしょう。 怒られると思っていた相手から、満面の笑みで声を掛けられたのですから。
「今日はお礼を言おうと思ってね。前に1度、品切れがあったときに怒ってしまっただろう?あれから1度も品切れにならなくてビックリしていたんだよ。爆買いとやらが世間で話題になって、粉ミルクが全国的に品切れを起こしていたにも関わらずだ。キミだろう?商品を補充していたのは」
なんと、男性は私のことを覚えていました。 「ありがとう。おかげで先日、無事に娘は乳離れしたよ。ほら、キミも礼を」そう言って、横に立つ女性に促します。
「ありがとうございます。この人、急な買い物を頼んでもすぐに買ってきてくれるから不思議だったのだけれど、あなたのおかげだったのね」
その言葉を聞いて、ずっと感じていた後ろめたさがスっと抜けていくのが分かりました。
よかった、あの日の失敗は取り戻せたんだ……。
乳児向け製品が不要になったのでしょう。以来、男性がお店に顔を出す機会は減りました。
ただ、それでも2、3週間に1度は来店され、今では見かけたら挨拶する仲です。あんなに苦手意識があったのに不思議ですね。
そしてなんと、お子さんは先日、一人で歩けるようになったとか。
もう少し成長したら、一緒にお店に買い物に来るというお話もいただきました。
私が発注し続けた粉ミルクを飲んで、健やかに育ったであろう赤ちゃんと会える日も、そう遠くないかもしれません。なんだか楽しみですね。
illustration : eim
物語はフィクションです。
みなさんこんにちは。
このコーナーでは業界関連の旬なニュースをいくつかピックアップし、私ミスターDの私的な見解をコメントしていきます。
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO07962720T01C16A0TI5000/
日本のドラッグストアのアジア進出がなかなか進まない中、トモズが台湾拡大に加速度を増す。
台湾ではワトソンズとコスメドがドラッグストアのシェアを占めているが、どこまで日系チェーンが食い込んでいけるか。アジアの中でも台湾は特に日本文化との親和性が高いと思われるので、「日本流ドラッグストア経営」の活躍に期待したい。
http://www.sankei.com/region/news/161019/rgn1610190025-n1.html
コスモス薬品が絶好調だ。九州・沖縄地区全体の小売店の中で、3年連続売上首位に輝いた。
首都圏のインバウンド消費が「モノ」から「コト」に移行しつつある中で、地理的に「アジアに最も近い日本都市」という点もプラスに働いたと思われる。買い物に行くだけなら、わざわざ東京まで行く必要はない。
百貨店ではインバウンド消費が大幅に落ち込んで悲鳴を上げているが、九州のドラッグストアではまだまだ好景気が続きそうだ。
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016101400750&g=soc
元々RIZAPと伊藤忠は衣料品などで提携を結んでいたが、伊藤忠はファミマの親会社でもあるため、ファミマとRIZAPの提携もスムーズに進んだ。低糖質食品といえばローソンが先駆けてブランパンなどをリリースしていたが、やはりかなり味気ないもので物足りなさを感じていた。
私はコンビニで買い物する際にかならず裏面の糖質量チェックをしているほど低糖質マニアなので、ファミマの低糖質参入は大いに歓迎する。美味しくてボリュームがあるのに糖質が少ないメニュー、楽しみにしてます。よろしくお願いします。
http://business.newsln.jp/news/201609300645170000.html
AmazonがUSP・FedExとの配送契約の解除を検討している模様。これはアメリカの話だが、日本でも以前に佐川急便との契約解消があり、今はヤマト運輸に頼っている状況。外部委託として他に選択肢がない現状には、Amazonとしてはさぞ危機感を募らせていることだろう。
自前の物流網を構築するのはハンパないコストと労力がかかるが、この流れは避けて通れない。小売・ECだけでなく、配送業においてもAmazonが牛耳ることになりそうだ。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1610/12/news070.html
もう一つAmazonのビッグニュース。生鮮食品を中心に扱う実店舗の出店を計画しているという。
ヨドバシカメラなど、元々リアル店舗を持つ小売店がネット通販に注力するのはよくある流れだが、EC業者が本格的に実店舗に参入する事例は珍しい。しかも王者Amazon。本屋の実店舗展開はすでに行われているが、生鮮食品となると本格的な物流網の構築が必要となり、先程の配送内製化のニュースともリンクしてくる。
日本においてはかなりコンビニ業態が成熟しているため、Amazonといえども参入はなかなかむずかしいと思われるが、大手コンビニチェーンのひとつにAmazonが現れるのもそう遠くない未来かもしれない。
手書きPOPで袋文字は書けるようになったけれど、文字のバランスが上手く取れない!
手書きPOPを書くとベテランの人に比べて字が可愛くない気がする…。
そんな声にお応えし、1文字1文字わかりやすく解説していく手書きPOPの書き方解説。
今回はカタカナ46文字すべての書き方が揃いましたので、読みやすいようにまとめ記事でご紹介します。
詳しい記事はコチラ!
→「手書きPOP書体でカタカナの書き方〜ア行・カ行編〜」
まずは使用率の高いア行、カ行から!
「エ」「コ」など、可愛く書くのが難しい字もコツをわかりやすく解説!
詳しい記事はコチラ!
→「手書きPOP書体でカタカナの書き方〜サ行・タ行編〜」
特に直線のみで構成されている割合が高いサ行、タ行。
書き方にお悩みの方も、この記事を見ればきっとコツが掴めます!
詳しい記事はコチラ!
→「手書きPOP書体でカタカナの書き方〜ナ行・ハ行編〜」
「ノ」「ヘ」など、簡単すぎてどう書けばいいのか分からない、なんてお悩みもあるナ行、ハ行。
バランスの撮り方のコツ、お教えします。
詳しい記事はコチラ!
→「手書きPOP書体でカタカナの書き方〜マ行・ヤ行編〜」
カタカナだけどカーブを描く線が多いマ行。
丸めるべきか、角ばらせるべきか。全体バランスを見ながら書いていきましょう。
詳しい記事はコチラ!
→「手書きPOP書体でカタカナの書き方〜ら行・わ行編〜」
実は一癖も二癖もあるラ行とワ行。
ここの各書き方ポイントは知っているのと知らないので大きく差が出ますので、きっちり書き方を覚えましょう。
これからも様々な手書きPOPのテクニックを公開していく予定です!
もし「こういう文字が書いてみたい」「これが上手く書けない」などありましたら、お気軽にご相談くださいませ!
→tentoumushi@tyranno.net
装飾して華やかに売り場を盛り上げよう!
大好評、不織布企画第6弾です!
今回もコスパ最高!の不織布を使って、スキンケア用品向けの可愛さを取り入れた装飾を作ってみましょう。
大きいリボンをつけてインパクトを演出し、さらに手書きのPOPと小さいリボンをコラボして売り場を変身させましょう!
不織布(黄色・ピンク)、ペン、厚紙(白)、画用紙(薄だいだい色)
セロハンテープ、ホチキス、のり、ハサミ、糸(白)、縫い針
① ピンク色の不織布(縦60cm×横120cm)を真ん中辺りで少し重なるように半分に折り、重なっている部分をセロハンテープで3箇所とめます。
※大きさは設置場所に合わせて、適宜調整してください。
② 左右端を真ん中の線に合わせて少し重なるように折り返して、重なった部分を2カ所、ホチキスでとめましょう。
※この時、セロハンテープでとめた部分は内側にしましょう。
③ 裏返して、真ん中の線に合わせて半分に折り返します。
さらに半分に外側に折り返します。
余ってる逆側も同様に、外側に半分折り返し、中央部分をホチキスでとめます。
④ 次に、ピンク色の不織布(縦16cm×横50cm)を真ん中辺りで少し重なるように半分に折り、重なっている部分をセロハンテープで3箇所とめます。
こんにちは。えいひれ次郎です。
前回キャッチコピーについてご紹介しましたが、今回は、おなじみの「流通比較シリーズ!!!」です!!
ご紹介するのは「北野エース」。
首都圏・関西圏を中心に78店舗(2016年8月25日時点)を展開するスーパーです。
北野エースの特徴は、「品揃えの豊富さ」です。
カレーは何と約500種類!!!!!!
名物「カレー本棚」は圧巻です笑
他にも、味噌は約90種類・醤油は約150種類、ドレッシングは約170種類など、一般的なスーパーでは考えられないほどの種類が揃っているんです。
店舗がある立地や環境・周辺に暮らす人達の文化や、生活スタイルに合った商品を豊富に揃えているので、1つとして同じ店がないんです。
たとえ一個でも「ほしい」というお客様の声に応える売り場づくりを進めているそう。
こだわりの商品が多く並ぶ店内には、POPも沢山設置されており、読んでもらう為の工夫として、脱力感のあるコピーやタッチが多用されています。
それでは、POPに注目してみましょう。
売り場装飾、手書きPOP以外も駆使して売り場を盛り上げよう!
大好評の不織布企画第5弾です!
今回もコスパ最高!の不織布を使って、秋にぴったりな「イチョウ縦帯POP」装飾を作ってみましょう。
エンドサイドに飾れば、一気に秋らしさが増すこと間違いなし!
ほんの少し応用すれば、可愛らしい柄の装飾にすることも可能ですよ!
では、一緒に季節感のある売り場装飾を作っていきましょう!
およそ縦60cm×横10cmにカットした不織布(各色2枚で1セット)、スティックのり、テグス
① 同じ色の不織布2枚を、スティックのりで貼り合わせて1枚にします。
② もう一つの色の不織布2枚も、①と同様の手順で貼り合わせて1枚にします。
③ 先ほど貼り合わせた黄色の不織布を半分に折ります。
④ イチョウの葉が描かれた型をダウンロードして印刷し、先ほど半分に折った不織布を開き、折り目に沿ってイチョウの形をセットします。