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店頭におけるインバウンド対策:外国語POP

みなさん、こんにちは。 プロデュース部プロデューサーの松谷です。
本題に入る前にまずは簡単な自己紹介でございます。

松谷

学生時代、私は某電鉄グループのスーパーにて化粧品・日用品・衣類部門にて接客をしておりました。 1日1万人来店する店舗で、お客様の回転率の速さを学生ながら感じました。 私が務めていた頃から、近隣のドラッグストアとのお客様の取り合いが激しかったです。 過去の経験則から店頭販促についてお伝え出来ること、今後お話していきたいと思います。

初回は店頭における“インバウンド対策”です。 BtoCの接客経験のある方なら誰しも、一度は外国人観光客の方の接客をする場面があったのではないでしょうか? その時、下記のような応対を求められませんでしたでしょうか?

 

  • 外国人のお客様より、指定のメーカーはないが欲しいものがあり、おすすめを聞かれた。
  • 商品Aと商品B、何がどう違うのですか?と商品の違いを聞かれた。

 

日本に来られて長い方も多く、片言でも日本語で話してくれる方もいますが、皆さんそういうわけではありません。外国語が話せて、なおかつ商品知識のある専門スタッフが対応出来るのが理想ですが、聞かれたスタッフが学生アルバイトなどのこともあります。近年訪日観光客が増えて来ている日本、店頭で求められることは…

①商品知識が高い×外国語が堪能なスタッフ
②外国人観光客を意識した分かりやすい売り場

①は正直、一スタッフや小売店ではなかなか解決は難しいです。では②はどうでしょう?何をどうすれば良いのでしょう?ドラッグストアやバラエティショプを主戦場に、25年店頭販促に関わってきた弊社ならこうします。

★POPそのものを外国語にする

★販促物の色味、イラストを外国人観光客好みにする

★コスパの良さを伝える

★日本製、日本らしさを意識する

例えば、中国人観光客の方に向けて目薬を売りたい場合、弊社なら下図のようなPOPを制作します。

中国語POP

バイリンガルスタッフの導入や育成はすぐすぐに出来ませんが、売り場に合ったPOPなどなら、比較的導入がしやすいのではないでしょうか?

弊社では翻訳費無料で外国語POPのデザイン制作が可能でございます。英語、中国語、韓国語、タイ語など幅広く対応しております。 社内に20人以上のデザイナーがいる弊社なら、ご希望に添えるデザインがご提案できると思います。デザインのみのご納品事例もございますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。

株式会社ティラノ プロデュース部プロデューサー 松谷佳奈

松谷へのお問い合わせ

売り場を活かす陳列&MD
2019.01.10.木

新定番?!神薬8品でインバウンド需要を見逃すな!

みなさま、こんにちは。十文字誠です。今回もお客様の“ついで買い心”をくすぐるヒントや売り場作りの情報をお送りいたします。

 先日、訪日外国人旅行客が3,000万人を突破したニュースを目にしました。実に、この5年間で3倍も増加したとのこと。国別では中国、韓国、台湾の3カ国が上位を占めています。やはり中華圏の方々が大変多く来日されています。

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 さて、今回はその中華圏の方々に向けた売り場づくりの話なのですが、以前も紹介したように神薬12選は中華圏の方々にとってはかなり売れ筋の良い商品となっているかと思います。また他にもForbes JAPANさんが定めた神薬10選も有名ですね。ここで、新たに私が提言したいのが神薬8選です!数が少なくなっているし、二番煎じどころか三番煎じなのですが、そこはご愛嬌。中華圏の方々にとって「8」は縁起の良い数字。「8」のナンバープレートが高額で取引されたり、電話番号も同じく「8」が大人気。何か新たに物事を始めるには「8」がつく日が良いなどなど、とにかく中華圏の方は「8」が大好き。この数字にあやかって末広がり(八)といきましょう!

神薬8選を大発表!

インバウンド対策
2017.04.18.火

インバウンド対策!果汁グミが人気!

こんにちは。白パンダです。

好きな中華料理は焼き小龍包です。
今回は私がインバウンド人気商品をご紹介しますよ!よろしくお願いしまーす!

日本のお菓子が中国のネット上でたびたび話題になっていますがその中でも最近人気なのがグミ!!

今まで日本で人気のお菓子といえば「キットカット」「白い恋人」「ロイズのチョコ」「じゃがポックル」など。
そしてその中でも「コロロ」「蒟蒻畑」といったグミの消費がすすんでいるようです。

グミって中国にもあるんじゃないの、抹茶味のように日本限定のフレーバーというわけではないし、と疑問に思ったので少し調べてみました!

日本のグミが人気の理由として
■食感にこだわっている
■甘すぎなくて美味しい
という声が上がっているようです。
特に「食感」がキーワード!

ところで調べていると「中国人に人気らしいので食べてみた」とSNSでUPしている日本人を多数見かけました。

中国人に人気ということで逆輸入的に日本国内の消費もあがるかも?


☆おすすめ商品はこちら☆

コロロ(UHA味覚糖)

特徴はなんといってもその食感、本当に果物の皮のようなみずみずしい食感とフレッシュ感がおいしい。
訪日客には「マスカット」「グレープ」が人気です!

蒟蒻畑(マンナンライフ)

ロングセラー商品!こちらも他商品にない噛みごたえ!
小腹がすいたときにもおすすめ。
ドラッグストアにつまれているとつい買ってしまいますね!

 

お土産やおやつにも最適なグミキャンディ。
抹茶のお菓子コーナーの横にグミコーナーを作ってみてはいかがでしょうか。
是非参考にしてみてください〜!
今後ともよろしくお願いいたします!

インバウンド対策
2017.03.20.月

PM2.5対策でマスク売り場を盛り上げよう!

こんにちは!白パンダです。

だんだん暖かくなり春の兆しが見えてきましたね!

今回はインバウンド目線での花粉症とPM2.5のお話です。

■中国人は花粉症になるの??

春になるとドラッグストアでは花粉症対策商品がぞくぞくと並び花粉症はもはや日本の国民病のようなイメージです。
電車のなかでも鼻をすする人、マスクをする人を多く見かけます。
しっかりしたデータはないものの実際5人に1人が花粉症という話もあり約20%の人が花粉によるアレルギー症状がでていることになります。

そしてふと疑問に思ったのが訪日観光客、特に中国人は花粉症になるのか、ということ。

結論から言うと中国人にも花粉症の人はいます。

ただ中国は日本より杉の木などが少ないため症状がでる人は稀だそう。
なので、中国でマスクをしている人は花粉症ではなく、大気汚染対策でマスクをしている人が多いです。

■PM2.5ってなに?

日本でもたびたび報道されていますが、中国は今深刻な大気汚染にさらされています。
都市部では青空が全然みえなかったり、飛行機が飛べないほど空気がにごっていたり、学校が休校になるレベル。

PM2.5とはそもそもなにかというと、大気中にある粒子のうち直径2.5μm以下というとっても小さな微粒子。
大気中の有害物とくっつきやすく、発がん性物質などを簡単に体のなかに運んでしまうという特徴があります。

対策はとにかく体内に入れないこと!

■日本製のマスクが人気

中国ではそもそもマスクをする人は少なかったのですが、最近は都市部の健康意識の高い人を中心にマスクをする人が増えています。
ただ、簡易的なマスクはPM2,5には効果がなく、基準をクリアしたPM2.5対策用のマスクや、口コミで人気のあるものが多く購入されています。

日本でもPM2.5対策をうたう商品を中心に品質のいい日本製マスクを買い求める訪日客が増えているようです。

■店頭でアピールしよう

PM2.5対策をしてい人もしていない人も、中国本土に住んでいれば大気汚染に関心を持ってい人がほとんど。
訪日観光客向けの商品といえば化粧品や医薬品が人気ですがマスクや目薬など、PM2.5の対策になる商品をアピールすることで購買につながります。
品質のよい商品をアピールするためにも店頭でPM2.5対策商品を打ち出してみてはいかがでしょうか。

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インバウンド対策
2016.12.22.木

2016年のインバウンドを振り返って

こんにちは。白ぱんだです。

そろそろ年の瀬が近づいてまいりましたね。
みなさん年末年始はどう過ごされますか。私は今年もササをおなかいっぱい食べて竹林でごろごろする生活の予定です。

ちなみに中国人のお正月は日本でも有名になった2月の春節祭ですね。
なので1月1日は普通の日なんだとか!
春節の連休で日本を訪れる観光客は年末年始を海外で過ごす人と同じということです。

インバウンドの今を見にいってみよう!

さて、爆買いが取りざたされた2015年と比べ、2016年は爆買いバブルが終わったと声高にいわれておりますが、買い物客ってそんなに減っているのかしら。
百聞は一見にしかず、12月の某日日曜日、外国人観光客の集まってそうなドラッグストア数店舗に行ってきました。

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覗いてみると変わらずの人だかり。レジ前の混雑。んん、ドラッグストアはそんなに減ってない?
変わったところはないかしらと見渡してみると、以前はレジ前にあった「12の神薬コーナー」はほとんどの店舗でなくなっていました。
あとは以前はもっと混沌と(?)としていたような気がしますが免税対応などが整備された印象があります。

売れ筋商品は、と探してみると、ありました。
ベビー用品コーナーにお一人様○○点までのPOP。

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少し前ですが、中国で粉ミルクから有毒な物質が検出された事件などもあり、品質の高い日本のベビー用品は変わらず人気。
オムツ以外にもベビーパウダーなどが売れています。
昨年一人っ子政策が廃止されたので、子供を2人、3人と育てるママが増えると市場はますます伸びていくでしょう。

そして定番の抹茶菓子や目薬などは変わらず大量買いされています。これはお土産需要ですね。
地域の定番土産と同じように、定番化されて今後も安定的に購入されていきそうです。

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いくつか店舗をみてまわりましたが、ドラッグストアに関して言えば、閑古鳥が鳴いているということはないようです。

中国語の注意書きを書いてみよう!

ところで訪日観光客が増えてくると店舗によっては自分で注意書きを書いたりすることもあると思います。
もしくはこんな注意書きがあったらいいのに、と思うことも。でも手で描くのは面倒・・・そんな方に簡単にPOPが作れる無料アプリができました。

161129_dekita_sougou1

早速、私も作ってみました!

画像4

文字を打ち込むと簡単にPOPがつくれます!
とはいえ中国語は打ち込むのは難しいと思うのでいくつか定番のコピーをご紹介します。
よければ使ってみてください。

・お一人様○○個まで → 一人限购○○个
・ご自由にお使い下さい → 请自由使用 
・これは見本です → 这是样品
・こちらの商品は空箱です → 此商品是空箱
・レジまでお持ち下さい → 请到拿收银台

それも面倒だな、、、という方は、簡単便利な「てんとうむし 中国語POPダウンロード」を使いましょう。笑

 

12月は忙しい店舗も多いかと思います。
健康に気をつけて、良いお年をお過ごし下さい!来年はどんな年になるか楽しみですね!

こんにちは、高橋龍(ガオチャオロン)です。 今回は、恒例の訪日動向と変わりゆく爆買い需要について書いていきます。     2016年7月の訪日外客数は、2015年7月比19.7%増の229万7千人で、7 月として過去最高となり、単月としても過去最高。(これまで7月の過去最高は2015年7月191 万 8 千人、単月過去最高は2016年4月208万2 千人)

▶2016年7月の訪日外客数229万7千人、7 月過去最高 - 日本政府観光局(JNTO) http://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/data_info_listing/pdf/160817_monthly.pdf

  2016年8月の訪日外客数は、2015年8月比 12.8%増の204万9千人と、前7月に続き 200 万人を超え、8 月として過去最高。(これまで8月の過去最高は2015年8月181 万 7 千人) また、累計では昨年より約2ヶ月前倒しで 1,500 万人を超え、1,606 万人となりました。

▶2016年8月の訪日外客数204万9 千人、8月過去最高 - 日本政府観光局(JNTO) http://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/data_info_listing/pdf/160921_monthly.pdf

  要因としては、クルーズ船の大幅な寄港増加や航空路線の新規就航・増便による、中国人訪日客の増加や、8月はイタリア、スペインなど、バカンスシーズンを迎えた訪日客の増加が要因となっています。 (2016年8月はイタリア人訪日客数18,400人、スペイン人訪日客数15,100人と単月として過去最高を記録。) 以前に比べ、ヨーロッパや東南アジアの訪日客が増加しているものの、中国、韓国、台湾、香港の訪日客が数字を牽引しています。

インバウンド対策
2016.10.31.月

インバウンド対策!防虫の秋

お世話になっております。
杏仁笠間です。好きな中華料理は羽根つき餃子です。
今月の杏仁笠間自画像

今年は暑い日が続いておりましたが、ようやく寒くなってきましたね。
こう寒くなってくると、衣替えの季節ですよね。
杏仁は面倒くさがりの神のような存在なので、最低限の衣替えなしで済むよう、年中同じような服で着まわしております。

衣替えというと、洋服たんすやクローゼットの中に置いてある防虫剤などの入れ替えのタイミングですよね。
え?もっと頻繁に入れ替える?
やだなあ…そんなマメな人間がいるわけないじゃ…え?本当に…?

 

海外の防虫対策は?

海外は日本に比べ湿気もが少ないので、虫食い被害はない!
という噂を耳にしますが、どうやらそうでもないようです。
海外でも虫食い被害は深刻で、たくさんの衣料用防虫剤が販売されています。

海外で販売されている防虫剤の例

 

ですが、海外製のものには匂いが強い製品も多く、大切なお洋服が薬剤臭くなってしまった…などという悲しい事件も少なくないそうです。
なので、匂いが強いナフタレン系ではなく、ラベンダーやシダーを使ったナチュラル素材のものが主流で、そうすると今度はいまいち即効性に欠けてしまう…

そこで!
今こそ防虫大国(?)日本の防虫剤の力を見せつけましょう!

 

( ^ω^)杏仁のおすすめ商品はこちら!(^ω^ )

インバウンド対策
2016.10.11.火

ムスリム圏の訪日客動向を掴もう!

こんにちは!白パンダです。
ムスリム圏の訪日客が増えている!と最近取りざたされることが増えてきましたね。
実際、新宿や銀座でイスラム圏の女性の姿を見かけたり、売り場でも中国語、韓国語以外の案内表記や、POPを目にするようになってきました。

中国の爆買いが落ち着いてきたことでその他の国々に注目が集まっているなか、今回はじわじわと訪日客数を伸ばしているタイ人の消費動向についてまとめたいと思います。
私自身が初めてタイ人旅行者を意識したのが2年前の2014年。4月のタイの祝日ソンクラーンからでした。タイ語のPOPを見かけたのもこのあたりからです。
2013年にビザが緩和されたことやLCCの運行で少しづつ増えているタイ人訪日観光客。今年の4月には一ヶ月の訪日観光客数が13万1000人に到達しています。

そういった背景を踏まえ、最近タイ人が増えてますね〜、などと話をしていると尋ねられることがあります。
それが、「タイの訪日観光客に人気の商品ってなんでしょうかね〜。」ということです。
確かに中国では12の神薬として、爆買い対象商品が固定化されていました。ではタイ人は何を求めて日本に来ているのでしょう。

タイ人は美白商品が大好き!

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タイ人が購入した商品を多い順から並べました。
1番人気はバックや靴。特にスニーカーが人気なんですって!
ドラッグストアで扱っている商品でお土産として人気なのは「お菓子」と「美白コスメ」。こちらは結構有名な話ですね。
お菓子は定番の抹茶味がタイ人にも人気です。
そしてコスメでよく購入されるのは美白化粧品や美白クリーム!人気コスメの上位3商品が美白系で占められるなど、白い肌への憧れがあるようです。資生堂もタイでも認知度が高いです。
内側から綺麗にしてくれるサプリメントも購入されています。

あとは口コミレベルですが、清涼感のある目薬、クレイパックもタイ人がよく購入していくようです。

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商品の購入理由としてはやはり品質が良いというのが1位に来ています。
タイ人の若い女性は美意識の高い方も多いので、流行りのものや口コミなどで広まった商品をリサーチしてお土産に頼むことも。

ちなみに購入理由1位2位の品質がいい、かわいい、というのはインドネシア人の商品購入理由でも1位でした。

タイやインドネシア、マレーシア人が来る!という店舗も、これから増えるかも!という店舗も消費動向に注目してみてはいかがでしょうか。

 

前回もご紹介しましたが、マレー、インドネシアのPOPダウンロードは以下から。

マレー語POP

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インドネシア語POP

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ニュース情報、売り場動向
2016.07.22.金

業界ニュースまとめ読み〜7月号〜

みなさんこんにちは。
このコーナーでは業界関連の旬なニュースをいくつかピックアップし、私ミスターDの私的な見解をコメントしていきます。

 

【流通ニュース】

■ドラッグストア大手3社、売上5,000億超え

http://www.nikkei.com/article/DGXLZO04192010Z20C16A6TI5000/
5月決算が多いドラッグストア業界では、一通りの数字が出そろうのが毎年このぐらいの時期である。マツモトキヨシHDの売上は5,360億円と5,000億の壁を突破し、不動のトップを維持したものの、予想通り一気に2位に浮上したウエルシアHD、サンドラッグの上位3社の売上が軒並み5,000億を超えており、すさまじいデッドヒートが繰り広げられている。

日本チェーンドラッグストア協会によると、2015年度のドラッグストア企業は447社、店舗数は18,479店舗となっており、推定市場規模は6兆1,325億円で前年比1.1%と微増であった。業界全体の成長率はほぼ横ばいであったが、二桁成長を遂げている企業も多く見られる。中でもイオン系ハピコム連合であるウエルシアHD・ツルハHD・スギHDのM&Aによる規模拡大の動きがめまぐるしく、積極的にM&Aを行っていないマツモトキヨシHDの背中をものすごい勢いで追い立てている。

このM&Aにより企業が収斂していく過程で、コンビニ、スーパーなどの別業態との均質化現象が起こっているが、matsukiyo LABやB.B.ONなど、新しい切り口の差別化店舗への挑戦も伺える。小売業界全体においては売上1兆円に迫るAmazonが圧倒的な存在感を増していている中、ドラッグストアという業態がどのように発展していくのか、はたまた百貨店やGMSのようにピークアウトしていくのか、まだまだ全く予想がつかない。

 

■大衆薬 薬剤師不在時も販売可能に

http://www.yakuji.co.jp/entry51035.html
「規制緩和により、薬剤師が不在でも登録販売者がいれば2類・3類を売れるようになる」。このニュースを初めて読んだ時、タイムスリップしてしまったような感覚に襲われたのは私だけだろうか。
「えっ?今までも登録販売者がいれば2類・3類は売れてたんじゃないの?」と思い混乱したが、よくよく読むと「薬局や調剤をするドラッグストア」「登録販売者だけで大衆薬を売るために、薬局と店舗販売業の二重申請をしている」とあった。なるほど、今まで「薬局」と「店舗販売業」は別だったのか。己の無知を恥じた。しかし、薬剤師必須の1類の店舗販売において、「使ったことがある」と答えればしっかりとリスクを説明してもらえることは皆無に等しい現状。
実際にOTCのリスクはそこまで高くないと見られるので、要指導医薬品およびスイッチしたての1類以外はすべて登録販売者でもいいのではないだろうかと思う。私の場合はもっぱらリアップに限った話だが。。。

 

【インバウンド・アウトバウンド】

■「爆買いバブル」終了!?百貨店の客離れが加速

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49052

■松屋、純利益85%減

http://ryutsuu.biz/accounts/i071415.html

■日本製品「爆買い」、中国に移動

http://www.nikkei.com/article/DGXMZO04512890W6A700C1I00000/

流行語にもなった「爆買い」。小売店・メーカーはモノが売れまくり昨年までは大いに湧いたが、円高や中国の関税強化などの要因があり、勢いが一気にしぼみ「爆買い終了」の声を聞く機会が増えた。特に高級ブランド品が売れまくっていた百貨店の落ち込みは深刻である。
年々厳しさを増していた百貨店が一瞬息を吹き返したように見えたものの、元々の問題である「日本人離れ」は何も解決していなかった。それどころか、中国人客を重視した施策に舵を切ってしまっていたため、一層日本人が入りづらい売場となっており、中国人客が去った今、売場に誰も居なくなってしまったという…。

このまま沈みゆくタイタニックになってしまうのだろうか。オリンピックまでの4年間を持ちこたえられるか、正念場である。

 

■資生堂、D&Gとライセンス契約

http://www.asahi.com/articles/ASJ715TN2J71ULFA03C.html

■大正製薬、ベトナム製薬最大手に出資

http://ma-times.jp/36941.html

■ロート製薬、アフリカ現地ヘルスケア企業買収

http://ma-times.jp/36831.html

一方、爆買いの終焉を見越していたかどうかは定かではないが、主要メーカーによる「アウトバウンド」の動きが活性している。

資生堂は6月にも大金を投じてガーウィッチプロダクツ社を買収したが、今回は日本でもお馴染みのブランド、ドルチェ&ガッバーナの全世界独占ライセンス契約を結ぶ。「世界の資生堂」に向けて驚愕のスピード感だ。

また、大正製薬はベトナム、ロート製薬はアフリカの現地企業を買収し、本格的にアウトバウンドに資金を投じている。実際に収益化するまでは足の長い投資となりそうだが、インバウンドが落ち込んでいる今こそ、外に打って出る攻撃的な戦略が必要である。

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■ロンドンに観光客殺到、爆買い-EU離脱選択ショックにも恩恵

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-06-29/O9JHF0SYF01S01

余談だが、国民投票でEU離脱が決定したイギリスは、去年までの日本さながらのインバウンド需要に湧いているという。やはりここでもチャイナマネーが大きく動いている。有り余る購買力が羨ましい限り。。。

 

この記事は...

 

インバウンド対策
2016.07.15.金

インバウンド市場 第6回 -ピクトグラムDL-

こんにちは高橋龍(ガオチャオロン)です。
今回は恒例の訪日動向と、ピクトグラムのお話です。

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2015年の訪日客は1,973万7千人と、45年ぶりに出国日本人数(1,621万2千人)を逆転。
また2020年2,000万人の目標を変更し、2020年4,000万人、2030年6,000万人と発表されました。
2016年に入ってから、1月訪日客185万人(伸率52%)、2月訪日客189万人(伸率36.4%)、3月訪日客200万人(伸率31.7%)と3月は単月で初めて200万人を突破し、順調に訪日客数を伸ばしています。

▶45 年ぶりに訪日外客数と出国日本人数が逆転 - 日本政府観光局(JNTO)
※pdfファイルです。(1.6MB)

▶訪日外客数2016年3月推計値を - 日本政府観光局(JNTO)
※pdfファイルです。(1.5MB)

 

最近では、日本でモノを購入する「モノ消費」から、サービスや体験にお金を消費する「コト消費」へシフトしつつあると言われていますが、「モノ消費」が全く無くなるわけではなく、訪日客も増加していくため、やはり訪日客の対策は必要となります。

 

リピート訪日客を増やすために

訪日客の特徴は、リピーターが多い点です。
一度日本を訪れた訪日客の約9割が再訪希望しています。
(国語交通省 観光庁調べ)

その為、新規訪日客を狙うだけでなく、リピーターの獲得の為、また「来店したい」と思ってもらう事が必要です。

対策として、ピクトグラムを活用し買い物しやすい環境を整えることが重要です。
ピクトグラムは、言語がわからなくても誰が見ても直ぐに意味のわかるデザインの為、訪日客はもちろん、普段買い物をしている日本の消費者にも有効です。
(日本の消費者は、外国語の表記が乱立していると嫌がる傾向があります。)

ニュース情報、売り場動向
2016.05.31.火

業界ニュースまとめ読み〜5月号〜

はじめまして。
このコンテンツでは毎月、業界関連の旬なニュースをいくつかピックアップし、ミスターDの私的な見解をコメントしていきます。

 

【インバウンド】

・インバウンド特需終焉か…三越伊勢丹の株価が下落
http://www.j-cast.com/2016/05/21267143.html
・4月の百貨店免税品売上、9%減
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20160520-OYT1T50130.html
・関税引き上げで爆外にブレーキ…空港で捨てる人も
http://www.news-postseven.com/archives/20160522_414375.html

ここ数年、ドラッグストア業界を賑わせてきた訪日観光客による“爆買い”の勢いが衰えつつある。
訪日観光客と言っても、実際に消費財を大量に購入しているのは多くが中国人である。
この海外消費の増加を問題視した中国政府は、海外で購入した商品の関税を大幅に引き上げた。
折しもの円高も相まって、観光客の消費に急ブレーキがかかってしまっている。
「爆買いはいつか終わる」「観光客の興味がモノ消費からコト消費へ移りつつある」「インバウンド頼みではいけない」といった懸念はずっと前から指摘されていたが、インバウンドに舵を切ってしまっている店舗はなかなか次の一手に踏み出せていないように見える。
観光立国施策の推進により、訪日観光客は引き続き増加していくと見られる中で、「いかにして今まで以上に外国人に買ってもらうか」という具体的な店舗施策の実行が早急に必要だ。

インバウンド店のドラッグストア

 

【ドラッグストア】

・マツモトキヨシ・サンドラッグ・ココカラファイン・カワチ薬品、大手4社の3月期決算、大幅増益
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO02241460S6A510C1DTD000/
・ウエルシアホールディングス、最高益
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO99667810U6A410C1DTA000/
・クリエイトエス・ディー、最高益
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO97854060Z20C16A2DTA000/
・スギホールディングス、最高益
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO99322850V00C16A4DTA000/

ドラッグストア大手各社から、軒並み増収・増益の決算が発表されてきている。
小売不況が叫ばれる中で、ドラッグストア業界は非常に健闘している。しかし、ここ数年は“爆買い”の恩恵によるところが少なくない。
前述のとおり、ブレーキがかかりつつあるインバウンド消費に対してどうアプローチしていくか。
また、食品の取り扱いがどのチェーンでも増加し、スーパーとの均質化が進み、オーバーストアによる競争は日に日に激しさを増している。
毎年繰り広げられるM&Aにより上位企業の順位がめまぐるしく変動する中で、各チェーンとも「新たなドラッグストアのあり方」を模索している。まだまだ成長が見込めるこの業界、今後も目が離せない。

 

【その他】

・働く女性のための24時間新型店「ビビオン」オープン
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ18H2R_Y6A510C1TI5000/

ウエルシアホールディングスから、女性向けの新型店が東京・日本橋に6月にオープン。
従来のドラッグストアの枠を超え、ネイル・エステなどのサロンサービスも行うという。しかも24時間営業。
新たな業態の模索として、チャレンジングな試み。要注目である。

・ジーユー、ショールーミング促進 店舗で試してネットで割引
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO02397730W6A510C1TI5000/

ファーストリテイリング傘下のジーユーが、大胆な施策に打って出た。
「店舗で実物を見て試し、割安のネットで買う」。
私も、店舗に申し訳ないと思いながらも家電量販店で実物を確認しつつ、Amazonで購入・翌日受取を愛用している。最近増加しているこういった「ショールーミング」という購買行動は、小売店を悩ませている課題のひとつだが、店舗を持つ企業が積極的にショールーミングを促進しネットへ集客する、という施策は前代未聞である。
「一時的に店舗売上が下がる可能性があるが、ネット利用を促進することで、顧客単位のLTVを全体的に底上げする」ということだが、果たしてうまくいくか。こちらも要注目である。

 

この記事は...

 

漫画ななほしドラッグ
2016.05.30.月

第58話「他人のふり」

今日も「ななほし★ドラッグ」の店員さんは汗かき奮闘中。
中国から来てドラッグストアで働いているキム。すっかり日本に慣れたようですが…。
作画:森子・F・森夫

ななほしドラッグ第58話「他人のふり」

漫画ななほしドラッグに一言...
 よく爆買いされる 全然爆買いされたことない 買い占めダメ、絶対

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インバウンド対策
2016.05.18.水

インバウンド対策!日本流ニオイケアの提案

お世話になっております。
杏仁笠間です。好きな中華料理はワンタン麺です。
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GWもあっという間に明け、すっかり夏らしい気候になりました。
それにあわせて、日焼け止めやエチケット商品の売り場もどんどん賑やかになっていると思います。

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夏場のエチケットと言えば、ニオイケア!
汗脇パットや制汗剤など、日本にはデオドラント商品が多種多様に展開されています。

日本で人気のある汗拭きシートですが、店頭でお話を伺っていると、インバウンド人気はいまいちのようです。

というのも、汗が出るアポクリン腺の数が人種によって大きく差があり、一般的には黒人・欧米人に多く、日本人や中国人には少ないと言われてます。
また、汗の量は食生活にも大きく関わっており、タンパク質や脂質などを多く取り入れることで、汗のニオイが強くなり、量も増えてきます。
日本人は魚や穀物といった食品を取り入れた食生活のおかげで外国の方よりも汗のニオイも弱く、量もだいぶ少ないと言われています。

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そんな、汗事情に恵まれている日本人は、外遊びの合間のニオイケアは汗拭きシートで事足りますが、汗の量が多い外国人では、汗拭きシートでは物足りないため、いまいちヒットしないと推測されます。

また、台湾へ旅行へ行った際に調査した売り場では、ニオイを抑えるタイプの商品はスプレータイプばかりでした。特に、消臭ではなく香り付けタイプのアイテムが非常に多かったのです。

つまり、
欧米人=汗拭きシートでは物足りない
中国人=消臭ではなく香りタイプを好む
ということですね。

海外の方のニオイケアといえば、香水などの香り付けが主流ですが、折角日本へ旅行に来ているのですから、日本流のニオイケアも楽しんでもらいたい!
あわよくば、お土産としてたくさん買って行ってほしい〜〜!!

日本で最近人気なのが、ミストタイプのデオドラント!
若い女の子やOLさんを中心に流行っています。
今まで主流だった「汗を抑えて快適にする」スタイルから一変して、「汗を抑えて、かつ香りも楽しむ」新スタイルです。

香りだけじゃない!制汗の性能もバツグンの、新しい日本流ニオイケアを売り場でも提案しましょう!

 

( ^ω^)杏仁のおすすめ商品はこちら!(^ω^ )

インバウンド対策
2016.04.27.水

道行く訪日観光客にお店に寄ってもらう工夫

こんにちは。白パンダです!

関東では桜の季節も終わり、すっかり暖かくなりました。
桜といえばここ数年お花見客が話題ですね!今年も春節を超える訪日観光客が訪れたとか。

そんな中、私も先日、浅草でお花見をしてきました。
写真を撮る白人男性やアジア圏の訪日客の団体の姿がちらほら。

しかし、ブルーシートを広げて陣取って騒いでいるのは、やっぱり日本人なのでした。。

 

さて、余談はこれくらいにして、今回は”お店の外から見たインバウンド対策”に焦点を当てていきたいと思います。

■道行く訪日観光客にお店に寄ってもらう工夫

免税対応をしたり、中国人スタッフがいたり、売れ筋商品を置いたとしても、知ってもらわなければ効果は薄くなります。
そこで今回は、道行く訪日観光客に立ち寄ってみたいな、と思われるような工夫をリポートしていきます!

 

1、免税店です!

もはや基本中の基本!ここ2〜3年でぐっと増えた免税対応店。
どこの店舗も目立つ場所にTAX FREEの文字を表記しています。
のぼり、ステッカー、張り紙など素材は様々。最近は飲食店やアパレル店で免税を掲げるお店も増えてきました。

インバウンド対策:免税案内イメージ

 

2、クレジットカード使えます!

店内やレジの横には書いてあるけれど、店外に貼ってあることが意外に少ない「クレジット使えます!」表記。
外国人を対象としたある調査では、回答者の6割が、お店に貼られたステッカーを見るまでカード決済はできない、と思い込んでいたという情報もあります。

インバウンド対策
2016.03.14.月

インバウンド市場 第5回

こんにちは高橋龍(ガオチャオロン)です。
今回は訪日観光客のうち、「ハラル」に関してお話していきます。
日本ではあまり馴染みのない言葉ですが、訪日客の増加に伴い、耳にする機会が多くなっているかと思います。

ハラルとは?

ハラルはアラビア語で「許可」を意味しています。
イスラム法において、普段口にする物や、身に付ける物全てが対象となり、
・許可されたもの(合法):ハラル(ハラール)
・許可されないもの(非合法):ノンハラル(ハラーム)
と、なります。

食品でいうと、アルコールや豚がイスラム教では禁止されていますので、これらの禁止されているものを含まないのがハラルになります。

ハラルとノンハラルの食べ物例

なぜハラル対応が必要なのか?

イスラム教徒の宗教人口は16億人で、1位のキリスト教22億人に次ぐ2位になりますが、2070年にはイスラム教徒とキリスト教徒がほぼ同数になり、2100年になるとキリスト教を抜いて1位になると言われています。

参考URL

インバウンド対策
2016.02.15.月

インバウンド対策!勝負は春節後にあり

お世話になっております。
杏仁笠間です。好きな中華料理は中華ちまきです。
01

春節、今年もはじまりましたね。
春節がやってくると、今年も始まったな〜!と気が引き締まります。

爆買い=春節を連想してしまいますが、昨年の訪日客数を振り返ると、春節期間の2月よりも4月の方が全体的に多かったのです!!
02
日本政府観光局(JNTO)—統計データ(訪日外国人・出国日本人)
(http://www.jnto.go.jp/jpn/reference/tourism_data/visitor_trends/)よりグラフ引用

 

なんということだ…今年もお花見爆買いがやってくる、かも?
春節が終わってお花見シーズンは油断していた〜!というお話もたくさんお伺いしました…。
今年はしっかり、お花見シーズンもインバウンド対策しましょう〜!

せっかくのお花見シーズン…。
お花見にぴったりの華やかな人気商品をプッシュ!しましょう!!!!
杏仁のイチオシはこちらです(((/^ω^)/

 

みなさま、こんにちは。十文字誠です。
クロスMD陳列テクニック、今回の記事では前々回に続きインバウンド需要に目を向けてみましょう。

訪日中国人の消費金額推移グラフ

日本国内では大発会から戦後初となる6日連続での株価続落…世界に目を向けると中国発の世界同時株安…など、あまり景気の良い話しが聞こえてこない2016年。いよいよインバウンド需要も終わりの時か?!と不安になる一方で、日本政府観光局が発表した2015年の訪日外国人旅行客数は景気の良い発表内容となりました。前年と比べて47%増の1,974万人となり過去最高を更新し、2015年累計の訪日客の旅行消費総額は3兆4,771億円で前年比71%増。その中でも中国からの訪日客が大幅に増えております。
日本ではお正月休みが終わり、5月のGWまで大型連休はしばらくお預けですが、中国のお正月はこれからが本番!2月の春節(旧正月)には多くの訪日客が訪れることが予想されます。
昨年の2015年2月には約36万人の中国人が訪れ、832億円の消費額にのぼりました。ちなみに2015年10月の国慶節の連休には40万人の中国人が訪れ、1,000億円もの消費をしたとのことです。
中国景気の見通しが少々悪いとはいえ、先の数字からも分かるように今年の春節にも多くの中国人が訪れ、多額の消費が見込まれますのでこの大きなチャンスを見逃す手はありません!今すぐ中国人向けに店舗の売場を確保しましょう!

 

続・売りたい商品ではなく、売れる商品を並べよ!

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以前の記事で“日本に行ったら絶対に買うべき神薬12選”というものをご紹介しました。また、中国人の多くが何を買うべきかインターネットで調べてから日本へ来ており、メディア統制が行われている中国本土では個人レベルの口コミが多くのヒット商品を生み出していることもお伝えしたかと思います。
これからもわかるように、こちらが売りたい商品をただ並べても、それが良い商品だとしても売れるとは限らないのです。冷静になって考えてみれば外国語で書かれた商品(POPも含む)を見ても何がなんだかよくわかりませんよね? これは我々日本人だけでなく、外国人旅行客でも同じことが言えると思います。であれば、やはり売れる商品を並べるに越したことはありませんよね。

 

中国爆買い2015! 最新【神薬】人気ランキング!

今回は中国人によって選ばれた、最新2015年バージョンの人気商品ランキングをご紹介いたします。中国本土に住む中国人1,672名を対象に行った投票形式のランキングになります。

それではさっそく第1位から見ていきましょう。

インバウンド対策
2016.01.13.水

2016年インバウンドカレンダー♪

こんにちは白パンダです。
そろそろお正月気分抜けてきたことと思いますが〜改めまして、皆様あけましておめでとうございます。
HappyNewYear! 新年快乐! 새해 복 많이 받으세요! สวัสดีปี ใหม่!
本年もよろしくお願いいたします。

さて昨年は「爆買い」が流行語大賞をとり、年始も2万円以上する福袋が爆買いされるなど話題に事欠かない年でした。

12日国土交通省の会見では昨年の訪日客の消費額についての見通しを「3兆円なかば」くらいと発表!
も〜う額が大きすぎてよくわかりませんが、過去最高だった2014年が2兆278億円なので、大幅に増えています。

訪日客数などの公表は来週半ばとのこと。

2016年インバウンドカレンダー

2016年インバウンドカレンダー

 

さて、今回は年のはじめということで、今後、押し寄せるであろう各国の祝日休日を見てみたいと思います。

漫画ななほしドラッグ
2016.01.07.木

第40話「アイヤー」

今日も「ななほし★ドラッグ」の店員さんは汗かき奮闘中。
そんな日常の一コマを皆様にもお届けいたします。
作画:森子・F・森夫

漫画ななほしドラッグ第40話

漫画ななほしドラッグに一言...
 私もわからないフリをされたことがある むしろわからないフリをしたことがある 実際にはこんな雑な対応はしないと思う

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インバウンド対策
2015.12.16.水

インバウンド市場 第4回

こんにちは高橋龍(ガオチャオロン)です。
国慶節(10月1日~7日)はいかがでしたでしょうか。
日本政府観光局(JNTO)の発表にもあるように、皆様の店舗も訪日客で賑わったことと思います。

2015 年 10 月の訪日外客数は、前年同月比 43.8%増の 182 万 9 千人で、これまで 10 月として過去最高だった 2014 年(127 万 2 千人)を 55 万 7 千人上回る。
今年 7 月の191万8千人に続き、単月としては過去 2 番目の数字となった。

参考URL – http://www.jnto.go.jp/jpn/news/press_releases/pdf/20151118_2.pdf
日本政府観光局(JNTO)

当初の見込みでは、2015年の訪日数は1,500万人でしたが、10月の段階で早くも1,500万人を超えています。
2015年は毎月100万人を切ったことはないので、年内に1,800万人を突破する見込みです。

 

 

訪日客は訪日前に購入商品を決めている

 

さて、今回は訪日中国人向けガイドブック「日本の窓」のお話です。

「日本の窓」は、FIT(個人旅行)客をターゲットにした本で、日本各地の観光スポットを紹介する旅行ガイドブックです。
主に上海、北京など主要都市を中心に中国本土で配布しています。

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その「日本の窓」で日本製品を紹介する特集ページを監修しています。
今回は日本の窓になぜ特集ページを掲載するのかをご紹介いたします。

なぜ旅行雑誌で商品を紹介するかといいますと、訪日客は訪日前に、

・日本のどこに行くか。
・日本で何を購入するか。

を事前に決めているのです。
海外旅行に行かれた方はわかるかと思いますが、短い滞在時間で満喫するには訪日前の準備が大切です。
特に、爆買いする訪日中国人にとって、事前の購入リストアップは欠かせません。

株式会社プラネットの調査では、9割の訪日中国人がリストを用意していると発表されています。

「訪日中国人客の買物意識と行動に関する調査レポート」速報版を発表 – 株式会社プラネット
http://www.planet-van.co.jp/news/126_2015_0814.html

そこで、訪日前の訪日中国人に商品を知ってもらうため、ガイドブック「日本の窓」で日本の商品を紹介することになりました。

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※画像クリックで拡大(pdf – 5MB)

 

また、特集ページで紹介した商品は、店頭で見つけやすいようにPOPも作成しています。
てんとうむしwebからもダウンロードできるようになっていますので、皆様の店舗で掲載商品がありましたら、ぜひPOPをご活用くださいませ。

コスメ販促、売り場知識
2015.11.18.水

化粧品こそインバウンド対応〜中国人編〜

前回に続いて、今回は中国人のお客様向けのインバウンド対応についてまとめました。
中国人の方の購買意欲はすさまじく、ニュースなどでも度々取り上げられていますね。お買い物をたくさんして帰っていただけるのは嬉しいけれど、言葉が通じないなど、接客にはなかなか勇気がいるもの。
中国人の方が化粧品を購入するときの傾向をご紹介します。

 

どんなアイテムが好まれる傾向にある?

中国人の方は、指定されたお土産以外のお買い物、つまり、自分用の化粧品や家族へのお土産にするようなお買い物では、合うものやいいものを選びたい、という傾向があります。
「資生堂の化粧水がほしい」「コーセーが好き」など、メーカーやブランドのお好みはあっても、その中でどれがいいの?とご質問されることが多い印象です。
効果を聞いて、お手元で使用感を試し、納得されれば、こちらからオススメした商品でも購入されます。

お世話になっております。
杏仁笠間です。好きな中華料理は角煮まんです。

インバウンド担当者イメージ
いよいよ2015年もあと僅かになりました。
11月は、夏休み!国慶節!年末年始!春節!…と続く長期休暇ラッシュの間にあるため、訪日客の数は若干落ち着きます。

これから続く爆買いラッシュに向けて、売り場の準備するなら今しかない!!!
杏仁と一緒に、今年の春節のデータをもとに強化する売り場を考えましょう。

スキンケア製品や医薬品…様々なものが売れていますが、訪日客に一番人気な商品は何かご存知ですか?

こんにちは。白ぱんだです!

皆さんご存知ですか?ついについに!今年の訪日客数が1500万人に到達しました!
政府が掲げた今年の目標人数を早くも達成!まだ10月なのに!
もちろん過去最高を記録しています。

このままいくと2015年の訪日客数は1900万人に届くのでは、と言われています。

予想を上回って爆発的に人数が伸びているのはなぜなのか、今後どうなっていくのか。ますます目が離せませんインバウンド事情!

今回は今後訪日客の増加のキーにもなっていくであろう地方に注目していきます。

☆地方に広がる観光客需要

東京で訪日観光客の買い物スポットといえば、下町浅草、ブランドショップが軒を連ねる銀座、そして新宿、上野、池袋がもっぱらなわけですが、

最近では個人旅行客を中心に訪日観光客需要が地方に広がりつつあります。

みなさま、こんにちは。十文字誠です。

今回の記事ではこれまでとは少々趣向を変えてインバウンド需要に目を向けてみましょう。
先日、日本経済新聞に「年間訪日客はや最高、9月10日時点1342万人 1900万人届く勢い」という記事が掲載されました。過去最高だった昨年の外国人観光客数のペースを上回り、9月10日時点で記録を更新。
また、2020年までに到達予定だった年間2000万人という目標もかなり現実味を帯びてきました。中でも中国人の訪日客数が334万7000人と全体の約25%で国・地域別ではトップ。2位の韓国人(255万4100人)を大きく引き離して、多くの中国人が日本へ観光に訪れています。

 

インバウンド対策
2015.09.24.木

インバウンド市場 第3回

こんにちは高橋龍(ガオチャオロン)です。
皆様、お盆休みはいかがでしたでしょうか。
杏仁笠間の記事にもあるように、7月、8月は夏休み需要が高まり、各観光地やお店はアジア諸国の訪日客で賑わったかと思います。

http://www.10-10-64.com/know/know-sec01/2424/

8月の訪日客対策が間に合わなかった店舗は9月にも連休がありますので、狙いを合わせてみては如何でしょうか。

お世話になっております。
杏仁笠間です。好きな中華料理は黒酢酢豚です。
01

夏も訪日は多い

8月に入り、夏本番!皆様お盆休みのご予定はいかがでしょうか?
10月国慶節の爆買いに向け準備されている方も多いと思いますが、実は7・8月の夏から中国人訪日客が多くなるのはご存知でしたか?
昨年、2014年の日本政府観光局のデータによると、7月で281万人、8月で253万人も訪日しています(それも、中国だけで!)

インバウンド対策
2015.07.13.月

中国人観光客に対する準備:その2

こんにちは!白ぱんだです。
第2回ということで今回は中国で使われている文字についてお伝えしていきます!

「中国人観光客」というと、全部ひとまとめに捉えている方もいるようですが、香港の人、台湾の人、中国本土の人と、それぞれの特徴があります。
さらに言うと、広い中国のこと。中国本土のなかでも文化や生活が異なります。

それぞれの地域や特徴を知って売り場づくりを工夫してみてはいかがでしょうか。

さて、早速ですが中国語には書き言葉として主に繁体字と簡体字があります。

■簡体字と繁体字どっちがいいの???

弊社では店頭販促物の制作をしておりますが、中国人観光客向けのツールを制作する際、お客さまからよく聞かれることがあります。

それが「中国語には簡体字と繁体字があるけれど、どちらがいいですか?」という質問です。

簡体字と繁体字は同じ中国語ですが、比べてみるとかなり形が違うことが分かります。

中国語POP

 

インバウンド対策
2015.06.10.水

インバウンド市場 第2回

こんにちは高橋龍(ガオチャオロン)です。
ゴールデンウィークはいかがでしたでしょうか。
中国の「労働節」(5月1日~3日)もあり、多くの訪日客で賑わったと思います。
「労働節」の中国人訪日客は10万以上と予測され、韓国への中国人訪韓客を超えると言われています。
そもそも2014年11月から2015年2月までの4ヶ月連続で、外国人訪日客は訪韓客を上回り、7年ぶりに日韓逆転が起こった事を朝鮮日報が伝えています。
実際の5月訪日客数と消費額の更新が楽しみです。

견본

朝鮮日邦URL:
http://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2015032301031

前回、「春節」の話をしましたが、2015年1月~4月の中国人訪日客数を見てみると、春節の2月訪日客数は359,100人、3月訪日客数は338,200人、4月訪日客数は405,800人で、中国の大型連休に合わせた対応だけでなく、通年のインバウンド対策が必要です。

補足
・2015年2月「春節」の中国人訪日客の消費額は1,140億円、花見シーズン(3月15日~4月15日)の消費額は1,370億円と予測される。
・2015年3月の外国人訪日客数は、前年同月と比べ45%増の1,526,000人となり、過去最高を更新。2月の1,387,000人を上回り、単月として初めて150万人台突破!
・2015年4月の外国人訪日客数は、前年同月比43.3%増、50万人以上の増加となる1,764,000人で、単月として初めて170万人突破!

インバウンド対策は一年を通して、
日本色を出して訴求。

インバウンド対策
2015.05.14.木

インバウンド対策!人気商品を考察 第1回

はじめまして、杏仁笠間です。好きな中華料理は小龍包です。

杏仁笠間100

今日、海外旅行客による爆買いの波はすさまじく、 ニュースだけでなくバラエティ番組などでも取り上げられるほど注目をあびています。
私、杏仁笠間はそういった訪日客がどのような商品を購入しているのかにフォーカス!
人気の理由など自分なりに考察して参ります。
つたない文章でございますが、何卒よろしくお願いいたします。

抹茶味が爆買いのカギ

爆買いの代名詞とも言える、ネスレ社のキットカット<抹茶味>。
平成21年〜平成25年の5年間で、免税店だけでも売上が10倍超と言われています。
勢いは、全盛期よりも多少落ちた…と言われていますが、まだまだ多くの旅行客が商品を求めており バラエティショップやドラッグストアだけでなく、 主要観光地の駅構内コンビニ、スーパーなどにまで陳列が見られるようになりました。

インバウンド対策
2015.04.13.月

接客における言語/文化のギャップ

中国人観光客に対する準備:その1

こんにちは。白ぱんだです。
上野動物園で本物のパンダを見て以来ハートをぶち抜かれ、
観光客に流されそうになりながらいつまでも写真をとっていた迷惑なやつです。
よく見ると目が怖いところもとってもきゅーと。

そんなパンダのふるさと中国からは、観光客が大量に押し寄せ、
免税店の強化など様々な業界でインバウンド対応が叫ばれるようになった昨今。

今回は店舗側としてどういった準備や心構えが必要なのか、知って役立つ情報や、
知らないと困る情報を発信していきます!

【コミュニケーションギャップを埋めよう!】

コミュニケーション・ギャップ(Communications Gap)という言葉をご存知でしょうか。
簡単にいうと、情報の発信者の伝えたいメッセージが受信者に上手く伝わらない事を言います。

もしかしたら訪日観光客への対応や、セルフコミュニケーションツールである
手書きPOPでもこちら側の意図がうまく伝わっていないかもしれません。

今回はそんな伝わり方の違いを幾つか例をあげてみてみます。