猛暑POP!!ついに東京でも40℃を超えてしまったPOP・・・。
みなさん日中の外出にはお気をつけて水分をこまめに補給して欲しいPOP・・・。
さて、そんな中ついにABCDEもエンディングに近づきつつあります。
今回は、ラストエレメントである「E」に入るPOP!
さすがに「E」がなんだったか覚えてる人はいないと思うので復習します。
「Exterior(外見)」の「E」でしたね。で、「外見」とは何か?というと、
「その商品が何なのか?」という説明に当たります。
「そんなのわざわざPOPに書かなくても、パッケージを見たらわかるじゃないか」と思う方もいると思います。
ところがどっこい、お店を見回してみると、
「これはなんなんだろう?」という商品が意外とたくさんあることに気づきます。
例えばシャンプーと柔軟剤のように、
全然カテゴリーが違うのにパッケージが似ていて区別がひと目でつかないものもあれば、
「鼻うがい」のような使い方がよくわからないようなものまで。
では、「E」のPOPが必要な商品とはどんな商品でしょうか?
風邪POP!!!みなさんおげんこですか?ワタクシは喉から来る風邪をこじらせてしまいました。。。声がスカスカです。おかげさまでたけしさんのモノマネができるのでこれはこれで悪くないですが。ノロも流行ってるので、くれぐれもお体ご自愛ください。。。
さて前回は「POPのABCDE」について語りましたが、今回から一つずつ紐解いて行こうと思います。まずは最初の「A」から行きます。「A」は「Attention」の「A」でしたね。商品がギッシリと並んでいるお店において、「目立たせる」ということはとても重要です。ある意味、一番POPとして特徴が出ているのがこの「A」かもしれません。雑誌やパンフレットなどをメインとしているデザイナーの方がPOPを作る時、一番苦手なのが「A」です。どうしても上品になってしまい、目立たない。「B〜E」はどちらかというと訴求の内容が重要なのですが、「A」においてはとにかく目立たせることが最優先となります。
その「A」の手法には大別して次の6種類があります。
雪POP!!東京で54年ぶりに11月の初雪が観測されたPOP!!
てんあげ!!!今日も寒さも吹き飛ばすテンションでPOPを語るPOP!!!
突然ですが、みなさんは「和食のさしすせそ」ってご存知ですか?味付けに必要な調味料の頭文字を集めたもので、「さ」とう、「し」お、「す」、「せ」うゆ(醤油)、み「そ」の5つ。正直なところ、「さしす」のスピード感に対して「せ」と「そ」には若干納得感が薄れてしまいますが、まあまあ上手いこと言えてるのではないでしょうか。そこでワタシも考えました!POPに必要な5要素を。名付けて「POPのABCDE」!!
POPのABCDEとは、POPのコピーやデザインを考える際に、必ずチェックしなければならない5要素です。
5個全てを網羅できてるPOPはとても良いPOPと言えますが、小さいスペースにすべての要素を詰め込もうとするとなかなか大変です。そんなときは割り切って、「ABを満たしてるPOP」「CDEを満たしてるPOP」と2つに分けて売り場全体で要素を網羅するという方法もあります。
大事なのは、「何を満たしていて、何が足りないのか」という点を把握した上で売り場全体をデザインすることです。足りないものが見えてくれば、アイデアも出しやすくなります。
逆に、何も考えずにひたすらPOPを作ってしまうと、「たくさんPOPがあっても何かが足りない売り場」となってしまいますので注意が必要です。
ではさっそく、その5要素を解説して行きます!
暑さも本番で、いよいよ夏真っ盛りって感じPOP。春から夏は毎月イベントが起こって忙しいPOP。。。
今回は、季節の移り変わりに負けないようにさっそくコトガタリ開発テクニック③をお届けPOP!
今までいろいろと理屈をこねてきましたが(笑)、今回は最強のコトガタリテクニックをお伝えします。
それはズバリ!「アナタの体験」です!!これに勝るコトガタリはありません。
どういうことかというと、「アナタが実際に商品を使ってみてよかったコト」をそのままPOPに語るのです。たったこれだけ。
例えばアナタのお友達に、「グルメ通」「家電通」「映画通」と言われるような人いませんか?その人たちから「行ってみてよかった店」「買ってみてよかった家電」「見てよかった映画」の話を聞くと、「あの人が実際に体験してみて言うなら間違いない!」と思いますよね。
お客さまにとっては、アナタは「売り場のプロ」。そんなアナタが「実際に使ってみてよかったコト」をそのまま述べることが、実は一番の最強コトガタリになるのです。
コトガタリの伝道師というと、TVショッピングの司会の方はとてもお上手ですが、彼らは指定の商品の良さを伝えるのが「仕事」なので、見てる側としては、「良さはわかるけどアナタ、本当に使ったことあるの?」と思っちゃいませんか?
やはり、「勧める人が本当に良いと思ってるか」ということはとても重要で、それをストレートに伝えるためには「実際に使ってみる」ことが一番シンプルかつ効果的なのです。
「ワタシも毎日使ってるんですけどね、すごくいいですよ」。この一言があるかないかで、そのトークの信憑性は天と地ほど異なります。
こんにちは。えいひれ次郎です。
最近、めっきり暑くなってきました。
もうすぐ夏休み!レジャーシーズンですね!
お菓子や飲料などのまとめ買いが盛んな時期です。
そんな今日この頃、某流通の食品売り場担当者様より、こんな声を伺いました。
「お菓子や飲料の手書きPOP制作を頼まれますが、同じようなコピーばっかりになってしまい困っています…。」
(↑健康食品以外の食品について)
とのことでした。
1商品だけならまだしも、複数商品書いていると、コピーの引き出しがなくなってきて、「サクサク」「フワフワ」などしか思いつかず、売り場が擬音語に溢れてしまう…。
情緒的、口コミ的な訴求が求められる食品には、「センス」が求められる気がして、なんだか億劫になってしまいますよね…!
ということで、今回は、そんな食品売り場担当者さんのお悩みを解決するロジックをご紹介します!!!
いざPOPを書く!となると、難しく感じてしまいますが、その商品に対する「口コミ(オススメ)」をすればいいいいのです。
あなたは「コピーライター」ではなく、他のドラッグストアやスーパーへ訪れたときには、「お客様」の立場になります。
同じ立場、同じ目線で、友人に、「この前食べた美味しいお店を紹介する」ように、お客様にその商品のよさよさを伝えれば良いのです。
ただ、1点気をつける点があります。
それは、「専門家的」な紹介ではなく、あくまで「同じ目線」で紹介をすることです。
有名ラーメン店へ行った話をするシーンで、良い例と悪い例を挙げてみます。
<専門家な紹介>
・あそこの大将は銀座の名店で6年修行してきただけあって、美味しかった。
・名古屋コーチンと有機野菜を1日かけてじっくり煮込んだスープは絶品。
このように、素人目には判断がつかないようなことを延々と喋られてもウンザリしてしまいますね。
いかに、その趣味の世界が魅力的でも、残念ながら「オタク話」は耳に入ってこないです。
→POPに置き換えると…
みなさんこんにちは、手書きPOPの「切り口/コピー講座」です。
今回は、「シーン」を提案することにより、商品の魅力や具体的な使用イメージを連想させる手書きPOPの切り口を考えてみます。
過去に行った「使用後をイメージしてみよう」「悩みをイメージしてみよう」もシーンを想像するのですが、「この商品はどんなタイミング(シーン)で欲しがるかな」を考えてみることがポイントです。
「いつ」「どこで」「誰と」「何を」といったシーンをイメージすると考えやすくなります。
はあ〜。
スギ花粉が収まって春をようやく満喫できると思ったら…あっという間にジメジメな梅雨がきてしまいましたねえ〜。
この季節は湿気でアフロが1.5倍(当社比)ぐらいに膨張するので、外出が多い日は憂鬱POP。。
今回は、そんな憂鬱を吹き飛ばす勢いでコトガタリ開発テクニックの続編へPOP!!!
今回はとっておきの秘技を伝授しようと思います。
その名も「買わない理由潰し」!まあ、読んだままの技なんですが…。
コトガタリのポイントとしては、「使ったらどんな“イイコト”が起こるかをイメージさせる」ということでしたが、これが全く通じないケースがあります。それは、ターゲットの中に「明確な買わない理由」がある場合です。
商品は知っていて、メリットも理解していて、気にはなってるけど「買わない理由」があるから買わない。
このタイプの場合には、どんなに美辞麗句を並べてて“イイコト”のイメージをアピールしてもピクリとも動きません。むしろ逆効果です。
しかし、「買わない理由」を消してあげると気にしている分一気に欲しくなるため、潜在ニーズが弱い方よりは随分説得しやすいタイプとも言えます。
買わない理由:どうせ味気なくて量も少ないからすぐお腹すくんでしょ。それにカロリーだけ低くても炭水化物があるから意味ないし。興味はあるけどこれはないな。
【秘技】買わない理由つぶし!
↓
どーもー!!POP★Cornです!!
好物のポップコーンの食べ過ぎも相まってここ半年ほど歯医者に通ってるんですが、以前に治療した歯根が悪化し、再治療をしております。
奥歯はボロボロ状態で、ぽっかり開いた治療中の穴に詰まってしまうため、まともにポップコーンも食べられない有様。。。POP。。。こんなことなら若いうちからちゃんとケアをしておけばよかったPOP 。。。
「オーラルケアは不要」と勘違いしていた過去の自分に激しくPOPを書いてオススメしたいと後悔しきりな今日このごろ。
前回は、ニーズレベルには3段階あり、その中でもセルフPOPは特に潜在レベルのニーズを探ることが大事というお話をしました。今回はさらに具体的に掘り下げて行きます。
「ニーズレベル:潜在」とはどういう状態なのか。「商品想起(商品を知っているか)」と「必要意識(自分に必要だと気づいているか)」の2軸をベースに、チャートで表すと、潜在層には次の4パターンがあり、それぞれのタイプに合わせてアプローチを変えていくことがポイントとなります。
そろそろ買わないとなーと思っていて、具体的な商品も知っているけど緊急ではない状態。「今じゃなくてもいいか」と思っていてなかなか買えないでいる。このタイプは、「今この場で買うべき理由」で背中を押してあげれば比較的簡単に購買へ繋がります。
(アプローチ例)
・人気殺到!残りあと○個!!明日はないかもしれません!
・値引きは今日まで!!買うなら今です!!
・新しく生まれ変わってパワーアップ!是非お試しください!
・いざという時の備蓄に!起こってからでは遅いです!
・また今度…と思ってないですか?じゃあ、いつ買うんですか!?
先日、株式会社ティラノ分館会議室にて、てんとうむしweb主催の「手書きPOPワークショップ」を開催しました!
初めて参加される方も、何度もお越し頂いている常連さんも。
手書きPOPを書いたことが無い方からベテランの方まで、幅広くご参加されました!
今回はワークショップの様子をちょっとだけ公開しちゃいます。
興味があるから雰囲気を知りたい…という方にオススメ!
次回以降の参加をご希望されている方は是非、楽しい雰囲気を感じてくださいませ!
ちなみにワークショップは以下のプログラムで進行しました。
初めての方はお勤め先店舗や自分の担当売り場、今までPOPを書いたことがあるかどうかなどの自己紹介から。
何度か参加されている方からは、最近お店で起きたエピソードなどをご紹介して頂いたり、和やかな空気のお喋り時間を楽しみました。
ベテラン参加者さんの軽快なトークで初参加の方もすぐに緊張がほぐれたご様子。
もちろん、売れ筋品やインバウンドなどの売り場のお話や、課題商品の陳列、売れ行き状況など、情報交換も行います。
商品について知っていなければ、POPに書く文章内容は決められませんし、どういう人が買うのかを知らなければ見当違いの内容になってしまいます。
課題商品(今回は参天製薬ソフトサンティア)の解説と、勤務先の状況や設置できる棚のスペースなどを確認して、今日作ったものがそのままお店で使えるようなPOPを考えていきます。
内容を考えたら、いよいよ実践編です!
今回は2つのカリキュラムがありました。『①文字の書き方』と『②POPの作り方』です。
今まで書いたことが無い人や文字に自信が無い人、今までと違う文字を書きたい人は①を選んでいたようです。
枠まで含めたPOP全体で考えたい人、POP用のイラストにも挑戦していきたい人などは②を選んでいました。
書いて、塗って、切って…思い思いのPOPをそれぞれが作っていきます。
自分の店舗に来るお客様に向けて、 自分の言葉で商品を紹介する。接客の重要性は、参加者皆さんが既に知っていることです。あとはそれをPOPという形にしていくだけ、ですね。
そしてできあがったPOPは、持ち帰る途中で折れてしまわないよう、ラミネート処理をします。
最後に記念撮影!
売り場を想定した棚に設置したカウンター什器にPOP付けて…パシャリ!
全4日間、沢山の作品ができあがりました。今回はカリキュラム①と②、2枚ずつご紹介。
ワークショップの様子は伝わりましたでしょうか。
この後は是非、持ち帰ったPOPを設置してほしいですね!
付けたら売れ行きに変化があった!というご報告も…。
自分の好きな商品に、強化品に、商品入替に、季節展開に…日々様々なタイミングで手書きPOPを作る機会は訪れます。
今回のノウハウで、今後のPOP作りに少しでも活かしてもらえたら嬉しいですね!
ワークショップは順次開催しますので、少しでも興味を持たれた方は是非、ご参加くださいませ!
6月には第3回コンテスト対策のワークショップを開催します。応募は下記画像をクリック!
また、7月以降も順次企画していますので、お楽しみに!
こんにちは、手書きPOP風のPOPと共にご紹介する丸ボウズの季節提案、5月号です。
ゴールデンウイークはどこかにお出かけになられたでしょうか?
私はというと…はじめて葛西臨海公園に行ってきました。
爽やかな天候に恵まれたので、公園内で売られていたビールをぐびぐび。ノドも爽快です。
そんな爽やかな5月、6月に使える売り場提案をいくつか考えてみます。
5月といえば、だんだんと温かい日が多くなりますが、暑すぎることもなく、私もですがお出かけが増えてきますね。
そして月末〜6月にかけては、爽やかさから一転、私たちを困らせる“梅雨”もやってきます。
今回は、外出と梅雨をテーマにしました。
(デオドラント系商品に)
いやー、春って素晴らしいですね!
外を歩いているだけでも日差しが暖かいですし、風も気持ちいいです。休日の午後はオープンテラスのカフェでのんびり読書、ついでにビール…春最高!最高だPOP!!
何をイキナリ浸ってるのかと言いますと、そうなんです!ついにワタシ、花粉症の悪夢から開放されたんです!!長い戦いだったPOP…。やっとのことで「鼻炎薬」「目薬」「ティッシュ」の3種の神器が、「ニーズレベル:最強」から外れました。
今回お送りするのは、年末の「ニーズレベルの見極めが重要!①」の続編だPOP!!
ニーズレベルには「最強」「潜在」「不要」の3種類があります。
【ニーズレベル:最強】…緊急性が高く、今すぐ欲しい。商品があれば必ず買う。
【ニーズレベル:潜在】…必要性を説明されると欲しい気がするが、自覚はない。
【ニーズレベル:不要】…何をどう説明されても、全く欲しくならない。
みなさんこんにちは、丸めがねの手書きPOPの「切り口/コピー講座」、昨年の4月からはじまり、ついに第13弾。
今回は、「ユーザー(使用者)の声」を使うことにより商品の魅力を伝えられる手書きPOPの切り口を考えてみます。
できれば、お客さまの言葉をそのまま使えればベター。
クチコミサイトで人気の「@cosme」に寄せられた感想をコピーとして使える有料サービス※もあるようです。
※ 投稿されている画像や文章には著作権が発生します。
無許可で使用することは絶対にしないでください。
自分はもちろん、使用したことがある方の意見を取り入れればオリジナルコピーをつくることも可能です。
また、クチコミの多くある楽天のレビューを複数組み合わせて編集してもよいでしょう。
今回は私が使用したことのある(もしくは言われたことのある)商品で、いくつかコピー例をあげてみます。
年齢や性別を入れると信憑性もあがります。通信販売でもよく見られる手法ですね。
■(例1)
・某制汗デオドラント商品/もう10回は、この◯◯◯を買っています。(XX歳 男性)
突然ですがワタシ、ひとり飲み歩きが唯一の趣味です。
最近近所にキレイな居酒屋さんがオープンしたのですが、日に日にお客さんが増えてきていて気になっていたので、先日思い立ってひとりで入ってみました。外からはわからなかったのですが、入ってみると焼鳥屋さんでした。カウンターに通してもらってさっそくメニューを拝見。ガラス越しに、大将が焼いてる様子を間近で見られます。(へえー、こんなキレイな焼き鳥屋さん、あんまり見ないな、どれどれ…)まずは“特選盛り合わせ”をオーダー。金額は赤ちょうちんのよくある焼き鳥屋さんより、若干高め。その理由がすぐ分かりました。とにかく、デカいのです。こんな肉厚な焼き鳥は初めてというレベル。さらに味も大変美味しい。
レバー好きのワタシも舌鼓。どうりで繁盛するわけです。あっという間に焼き鳥の盛り合わせをペロリと完食。お酒もすすんで気を良くしたワタシは、店員さんに「焼鳥以外でなにかオススメありますか?」とおねだり。「焼鳥以外だと、メンチカツがよく出てます」とのこと。(メンチカツ?焼き鳥屋さんに来て、なぜわざわざメンチカツなんだろう…?)訝しげに思ったワタシは、その疑問をそのままぶつけてみました。すると、「鶏肉の手ごねメンチカツで、キャベツもふんだんに入ってるので値段の割にボリュームがあって人気なんです。衣もあっさりしてるので、普通のメンチカツとはだいぶ違いますよ」とのこと。ここまで言われたら頼まないわけにいかない。ええ、光の速さでオーダーしましたよ。
ブツが来てみてこちらも納得。デカい。この値段でこの大きさはすごい。もちろん味も大満足です。これは、メンチカツだけ食べに来てもいいかもしれない。またひとつ、レパートリーが増えてしまった。ありがとう、焼鳥屋のメンチカツ。
長々と読んでいただいてありがとうございます。最近流行りのグルメドラマ風にスタートしてみました。書いてるうちに、もう今回はこのまま終わっても良いんじゃないか…と思えてきましたが、一応POPのネタも書かせていただきます。
この「焼鳥屋のメンチカツ」のエピソードのように、「蕎麦屋のカレー」「鉄板焼き屋のパンケーキ」など、「意外なオススメ」は飲食店に多く見られますが、実はこの手法はPOPでも大いに有効なのです。
CMをたくさん流していて、誰もが知っている商品に「当店オススメ!」と書いてあっても、当たり前というか何も目新しさはありません。しかし、見たこともない商品に思いっきり「オススメ!」と大きく書いてあると、「え?なんで?」と注目してしまいます。これは、人は「違和感に注目する」という習性があるためです。
みなさんこんにちは、丸めがねの「切り口/コピー講座」、昨年の4月からはじまり、ついに第12弾。
今回は、「擬人化」を使うことにより商品の魅力を伝えられる切り口を考えてみます。
手書きPOPの作成時、切り口ヒントになれば幸いです。
「人間でないものを人間に見立てて表現すること。」
とあります。 ※「デジタル大辞泉」より引用
製品(パッケージ)自体を擬人化してメッセージを伝えることもできますし、「使う場所」や「悩み」を擬人化して訴求することもできます。
コピーはもちろんのこと、イラストのアイデアとしても使えますよね。
有名で秀逸なコピー例としてはTOTOさんのウォシュレット「おしりだって洗ってほしい」でしょうか。
調べてみたら1982年。私も小学生ながらすぐに記憶したのを覚えています。
さすがコピーライターの重鎮 仲畑貴志先生です。
さて、擬人化コピーを考える上で、いくつか具体例をあげてみます。
■(例1)
・悩み解決商品/ボクにまかせれば◯◯が解決!
※◯◯には悩みなどを入れてください。薬事にはご注意ください。
■(例2)
・保湿化粧品/水分不足…悲しいお肌は涙もでません。
※水分不足で悲しんでいるお肌ちゃん、イラストを考えると切なくなります。
みなさんこんにちは。丸めがねの「切り口/コピー講座」も、もう第11弾です。
今回は、「比喩」を使うことにより商品の魅力を伝えられる切り口を考えてみます。
手書きPOPの作成時、切り口ヒントになれば幸いです。
「あるモノ・コトを類似または関係する他のモノ・コトを借りて表現すること。たとえ。」
とあります。
※「デジタル大辞泉」より引用
ポイントは「まるで◯◯のような」で考えてみることです。
空のような青、雪のような白さ、マシンのような正確さ、蝶のように舞い蜂のように刺す、などなど。
四字熟語の「猪突猛進」も、「まるでイノシシのように突き進む」という比喩表現ですね。
さて、商品のコピーを考える上で、いくつか具体例をあげてみます。
■(例1)
・消炎鎮痛剤など/石のような肩こりにオススメ!
※単に「肩こり」ではなく、極端に硬いものに例えることで、効き目も増幅させます。
思ったより、早く、キターーー;>▽<;ーーー!!!
何が来たかというと、そう、春の魔物、花粉症です。ワタシの場合、症状が出始めるのは毎年2月下旬ぐらいなので、完全にスイッチオフってました。。。
まさか…こんなに早く来るとは…!!ノーガード鼻水大洪水状態だPOP!!
今回は、そんなワタシも題材に入れながら、POPメッセージの開発テクニックについてお伝えしていきます!
前回、ニーズレベルに応じてモノガタリとコトガタリを使い分けよう!というお話をしました。モノガタリは機能訴求なのでまだ容易なのですが、具体的にどうやってコトガタリのメッセージを考え出せばいいのか?とお悩みの方に、誰でもできるとてもカンタンなテクニックをご紹介します。
それは、「使ってもらいたい人に、言って欲しいセリフを考える」ということです。たとえば、スキンケア美容液の場合。「プレミアムトリプルコラーゲン処方で、美肌成分が角質層に浸透。肌にハリ・弾力を与えます」というモノガタリがあったとします。しかし、この商品を使った人が、「うわー!トリプルコラーゲンがすごい浸透してる!弾力が違うわ〜」と言うでしょうか?もし言ってたらちょっと笑っちゃいますよね。
ここでテクニック今回のテクニック発動!ポイントは「自分がおすすめした美容液を使ってくれた人に、なんと言ってもらえると嬉しいか?」。これを考えましょう。
明けましてPOP!!
…えっ?? まだ明けてない?? まだ年末? いきなり失礼ぶっこきました〜。。。
てっきり新年のおめでたい気持ちを先取りしちゃいました。
まだギリギリ年末ということで、今年最後のラストPOP!!をお届けします!
前回は3Wの中でも特にWhyのコトガタリが重要!というお話をさせていただきましたが、全ての商品にコトガタリが必要かというと、ジツはそうでもないのです。
というのも、「Why」は誰にその商品を薦めるのか、つまり「Who」をどう設定するのか、またその「Who」がどんなニーズを持っているのかによって内容が変化するからなのです。
うーむ、われながらちょっとわかりにくいですね…。ではここで、花粉アレルギーの人にとってこれから悪夢がはじまる「花粉症」を例にご説明します。
花粉症対策薬のPOPを作る際に、「Who」を「花粉症で毎年悩んでるけど特に効果的な対処法を見つけられていない人」に設定した場合、どんな訴求が効果的でしょうか?
この「Who」はまさにワタシのことなのですが、特にワタシは目のかゆみよりもくしゃみ・鼻づまりに悩まされてるので、「花粉症によるくしゃみ・鼻づまりで毎年お悩みの方へ!!新処方が効く!!」と書いてあったらこれだけで即買いです。
みなさんこんにちは、丸めがねの「切り口/コピー講座」第九弾です。
今回は、お客様に「疑問を問いかける」こと、つまり疑問形を用いることにより興味を促す切り口を考えてみます。
手書きPOPの作成時、切り口ヒントになれば幸いです。
疑問を問いかけることにより、人は思わず反応し、考える習性があるので、そこを利用します。
ただ疑問を投げかけてみても、興味がある内容でなければ反応はしてもらえません。
ポイントは「自分ゴト化」させること。
店頭販促コピーとは異なりますが、「きれいなおねえさんは、好きですか。」という家電ブランドのコピーがありましたよね。ターゲットだけでなく、男性の興味も引かせたのではないかと思います。
美容家電がプレゼントの定番になったのにも一役買っているのでは、とも感じます。
それでは、いくつか具体例をあげてみます。
どうもー!!POP★Cornです♪
街はすっかりクリスマスですねぇ〜。クリスマスと言えばプレゼント!プレゼントと言えばメッセージカード!!メッセージカードと言えば…ハイ!せーの!!
POP!!!
分かってきましたねえ〜!ベリーグッドです★このコーナーの読者の皆様はご存知の通り、プレゼントと言えばPOPなのですが、POPには「3つのW」が必要ということは前回お話ししました。そして今回は、その3Wの中でも最も重要な「Why」について詳しくお話しようと思いまPOP!
プレゼントをもらうとき、「あ!まさにこれが欲しかった!」というドンピシャの場合には、そもそもメッセージは必要ありません。しかし、もらう側が想定していないサプライズプレゼントの場合には、「なぜこのプレゼントなのか」という「Why」のメッセージがないと、「For you」と書いたところで「?」のまま終わってしまい、せっかくのプレゼントも喜んでもらうことができません。
はいドーモ、2度目マシテ。アタシおネェ。
今回は、手書きPOPの色選びで『見えづらい色を選んでしまっていないか』というところに言及していくわよ。
前回「袋文字の色づかいを知ろう!」で、フチを黒く塗るから中は薄い色がいい、という話をしたのは覚えているかしら?
そう言われてもどの色を選んでいいかわからないってばよ!という声が聞こえてきたので、もう少し詳しく掘り下げてみることにしました☆ アタシってばや・さ・し・い♡
まずこれ。前回使ったLOVEのPOP。
はいドーモ、ハジメマシテ。アタシおネェ。
色の知識をお披露目する『カラーコーディネーターおネェのPOPのCOLORはこうでねーと!!』。
うん。口の滑りも洒落の滑りも上々ね!
それじゃ第一回、いっきま~す。
今回は、そうねぇ……。
手書きPOPの基本、袋文字(縁取り文字)の色遣いについて語っちゃおうかしら☆
文字を目立たせたいときによく使われる書体だけど、実はこれ、あるルールに従って作られているの、知ってた?
◆袋文字の詳しい記事はこちら!→手書きのスタッフ書体を書いてみよう(応用編)
http://www.10-10-64.com/create/create-sec01/203/
袋文字は、中に字を書いて、その外側をフチ取った文字のこと。
中の色は、ドラッグストアでは黄色、ピンク、水色などが人気。カワイイものね!