ご無沙汰しております…最後にドラッグストア手書きPOPのCUD対策について記事を書いたのは真夏でした。
季節が変わる間に謎の白い生物2匹にジャックされていた当コーナーですが、今回より通常営業に戻ります。
前回の記事で何やらアンケートをとっているようなので、1票を投じていただければ、結果次第では復活もある…?かもしれません。
11月に入って都内では、朝晩は冷えるけど日中はそこまで寒くないし厚着をすると電車に乗ると暑いしで、何を着て行こうか毎日の服装が悩ましい日々が続いていましたが、ようやく冬の到来を感じる気温になってきましたね。
11月17日には沖縄県など8件でインフルエンザが流行開始して以来、例年より早いペースで広がっているようです。例年12月頃から流行しだし、1-2月が流行のピークとなります。今冬のワクチンの製造量は、過去7年で最少となる見込みです。
ワクチンの効果が出るまでには2週間程度かかりますし、特に高齢者の方は重症化する可能性が高い為、予防接種など早めに対策を講じることが必要でしょう。
さて、今回はドラッグストアのシニア対策で気になるトピックをピックアップしてお伝えしようと思います。
シニアの方とフリーランスとして業務請負契約を結び、出来高制で作業量に応じて報酬が支払われる制度です。
一番の特徴は、勤務日や時間を自由に決められるという点です。
好きな時間に好きなだけ働き、疲れたら途中で帰宅しても良いという革新的な働き方になっています。
自分のペースで働くことが出来て、新しい仲間もできると、実際に働いている方からは好評のようです。
2015年春から一部店舗では試行されており、お膝元の愛知県内の17店舗と物流センターで100人のシニアが働いていました。
報酬計算のシステム化によって店舗を増やすことができるようになり、11月より本格スタート。
2018年2月末までに愛知県などの計100店舗500人にまで増員し、いずれは関東、関西を含む出店エリア全地域へ導入予定とのこと。
孤立化しがちな高齢者に社会との接点が増え、新しい出会いもあり、品出しのような軽作業による健康の維持も期待できます。
これだけで生活維持できるような収入を得ることはできませんが、年金以外の収入を得られるという安心感や生きがいにもなるでしょう。
セルフメディケーションとして、自立して健康的な生活を送る「健康寿命」を伸ばすことにもつながり、
大きな社会貢献となる一方、人手不足の解消になりますし、今後の重要顧客層であるシニアの目線を
店舗づくりに活かせる等、企業にとっても大きなメリットがあります。
短時間勤務が一般的になれば、シニア層に限らず介護や育児などで時間に制約がある人々も労働力として計算できるようになれば、より広く活用できる制度です。
この制度は色々なメディアで取り上げられたので、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。シニア層にとって魅力ある制度として根付かせることが重要なのはもちろんですが、現段階でも、この取り組みによって単純に企業のイメージ戦略としても十分な広告効果を上げているとも言えます。
制度が拡大するにつれ問題も出てくると思いますが、業務に従事するシニアの方が搾取されたりブラックな環境で都合よく使われないためにも注目している必要があります。
老後は引退して余生を…という時代では無くなっていますし、お互いにとってメリットのある制度として他企業にも広がっていくことが期待されます。
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