2017.05.16.火

インバウンド市場 第10回 九州番外編


こんにちは。白パンダです。

今回はインバウンド市場第10回ということで地方に目を向けて九州編をお届けします。
なぜ九州かというと、ほら、ワタクシ白パンダとしては故郷に近いし、、古巣のようなものなのです。

せっかくなので現地情報を少し。福岡の大宰府天満宮の様子をお送りいたします。
第9回でコト消費の情報をお伝えしましたが九州でもコト消費がすすんでいました。

モノ消費からコト消費へ。日本文化体験

1

本堂に続く参道の両脇にはたくさんの土産物屋がたちならんでいるのですが、その中にクール・ジャパンとして抹茶体験ができるスペースがありました。
中には畳敷きのスペースがあり着物のお姉さんが目の前でお抹茶を点ててくれます。
観光客と思われる見物人がお茶を振る舞われている様子を物珍しそうにみていました。
(余談ですがジェラート屋さんがなせか併設されていてジェラートも食べれます。)

他にも土産物屋に中国語、韓国語表記など。ガチャガチャの解説も。

2

太宰府は10年ほど前によくいっていましたが、以前はまったくインバウンド表記もなく周りも日本人ばかりだったので、当たり前のように中国人や韓国人が周りを歩いているという状況に改めてここ10年の変化を肌で感じました。

では実際九州でどれだけ訪日客が増えているというと、2006年に791,144人だったのに対し、2016年は 3,721,122人と。約4.5倍増えています。

▶九州への外国人入国者数の推移について
~2017 年 1 月(確定値)及び 2 月(速報値)~  - 国土交通省九州運輸局
※pdfファイルです。(385KB)

以前は豪華客船で博多港に団体で押し寄せ、百貨店やドラッグストアをまわるツアーをしていたのが、最近は個人旅行が増え、買い物ではなく観光や体験目当てにくる訪日客が増えています。
流行や興味は移り変わっていくでしょうがこれからも訪日客は増え続けるでしょう。

訪日観光客の動向にこれからも目を光らせて情報をお届けしてまいります。
因みに京都編や北海道編があるかは未定ですが、また足をのばして現場を見ていきたいと思っています!

   

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