風邪POP!!!みなさんおげんこですか?ワタクシは喉から来る風邪をこじらせてしまいました。。。声がスカスカです。おかげさまでたけしさんのモノマネができるのでこれはこれで悪くないですが。ノロも流行ってるので、くれぐれもお体ご自愛ください。。。
さて前回は「POPのABCDE」について語りましたが、今回から一つずつ紐解いて行こうと思います。まずは最初の「A」から行きます。「A」は「Attention」の「A」でしたね。商品がギッシリと並んでいるお店において、「目立たせる」ということはとても重要です。ある意味、一番POPとして特徴が出ているのがこの「A」かもしれません。雑誌やパンフレットなどをメインとしているデザイナーの方がPOPを作る時、一番苦手なのが「A」です。どうしても上品になってしまい、目立たない。「B〜E」はどちらかというと訴求の内容が重要なのですが、「A」においてはとにかく目立たせることが最優先となります。
その「A」の手法には大別して次の6種類があります。
簡単POP作成サービス「でき太(仮)」第2回アンケート、沢山のご意見ありがとうございました!
おやおや?でき太君から、またなにか話があるみたいですよ?
…と、言うわけで!11月下旬に東京都文京区の水道橋にて、完成間近のでき太を触ってみたい方大募集!
遠方の方はゴメンナサイ!東京近郊にお住まいの、でき太に興味ある方は是非、体験会にお申し込みくださいね!
ご参加頂いた方には、今後のアップデート時優遇の特典も…!
2016年11月24日(木)10:00~12:00
申し込み受付は終了いたしました。
みなさんこんにちは、丸めがねの手書きPOPの「切り口/コピー講座」、昨年の4月からはじまり、ついに第13弾。
今回は、「ユーザー(使用者)の声」を使うことにより商品の魅力を伝えられる手書きPOPの切り口を考えてみます。
できれば、お客さまの言葉をそのまま使えればベター。
クチコミサイトで人気の「@cosme」に寄せられた感想をコピーとして使える有料サービス※もあるようです。
※ 投稿されている画像や文章には著作権が発生します。
無許可で使用することは絶対にしないでください。
自分はもちろん、使用したことがある方の意見を取り入れればオリジナルコピーをつくることも可能です。
また、クチコミの多くある楽天のレビューを複数組み合わせて編集してもよいでしょう。
今回は私が使用したことのある(もしくは言われたことのある)商品で、いくつかコピー例をあげてみます。
年齢や性別を入れると信憑性もあがります。通信販売でもよく見られる手法ですね。
■(例1)
・某制汗デオドラント商品/もう10回は、この◯◯◯を買っています。(XX歳 男性)
手書きPOPを書かなきゃいけない、でも内容が決まらない…そんなアナタにコチラ! なんと、書きたいPOPの方向性に合わせてキャッチコピーを自動で生成! ここからヒントを得るもよし!この文言を直接使うも…よし?
とりあえず、まずは使ってみてください。
突然ですがワタシ、ひとり飲み歩きが唯一の趣味です。
最近近所にキレイな居酒屋さんがオープンしたのですが、日に日にお客さんが増えてきていて気になっていたので、先日思い立ってひとりで入ってみました。外からはわからなかったのですが、入ってみると焼鳥屋さんでした。カウンターに通してもらってさっそくメニューを拝見。ガラス越しに、大将が焼いてる様子を間近で見られます。(へえー、こんなキレイな焼き鳥屋さん、あんまり見ないな、どれどれ…)まずは“特選盛り合わせ”をオーダー。金額は赤ちょうちんのよくある焼き鳥屋さんより、若干高め。その理由がすぐ分かりました。とにかく、デカいのです。こんな肉厚な焼き鳥は初めてというレベル。さらに味も大変美味しい。
レバー好きのワタシも舌鼓。どうりで繁盛するわけです。あっという間に焼き鳥の盛り合わせをペロリと完食。お酒もすすんで気を良くしたワタシは、店員さんに「焼鳥以外でなにかオススメありますか?」とおねだり。「焼鳥以外だと、メンチカツがよく出てます」とのこと。(メンチカツ?焼き鳥屋さんに来て、なぜわざわざメンチカツなんだろう…?)訝しげに思ったワタシは、その疑問をそのままぶつけてみました。すると、「鶏肉の手ごねメンチカツで、キャベツもふんだんに入ってるので値段の割にボリュームがあって人気なんです。衣もあっさりしてるので、普通のメンチカツとはだいぶ違いますよ」とのこと。ここまで言われたら頼まないわけにいかない。ええ、光の速さでオーダーしましたよ。
ブツが来てみてこちらも納得。デカい。この値段でこの大きさはすごい。もちろん味も大満足です。これは、メンチカツだけ食べに来てもいいかもしれない。またひとつ、レパートリーが増えてしまった。ありがとう、焼鳥屋のメンチカツ。
長々と読んでいただいてありがとうございます。最近流行りのグルメドラマ風にスタートしてみました。書いてるうちに、もう今回はこのまま終わっても良いんじゃないか…と思えてきましたが、一応POPのネタも書かせていただきます。
この「焼鳥屋のメンチカツ」のエピソードのように、「蕎麦屋のカレー」「鉄板焼き屋のパンケーキ」など、「意外なオススメ」は飲食店に多く見られますが、実はこの手法はPOPでも大いに有効なのです。
CMをたくさん流していて、誰もが知っている商品に「当店オススメ!」と書いてあっても、当たり前というか何も目新しさはありません。しかし、見たこともない商品に思いっきり「オススメ!」と大きく書いてあると、「え?なんで?」と注目してしまいます。これは、人は「違和感に注目する」という習性があるためです。
みなさんこんにちは、丸めがねの「切り口/コピー講座」、昨年の4月からはじまり、ついに第12弾。
今回は、「擬人化」を使うことにより商品の魅力を伝えられる切り口を考えてみます。
手書きPOPの作成時、切り口ヒントになれば幸いです。
「人間でないものを人間に見立てて表現すること。」
とあります。 ※「デジタル大辞泉」より引用
製品(パッケージ)自体を擬人化してメッセージを伝えることもできますし、「使う場所」や「悩み」を擬人化して訴求することもできます。
コピーはもちろんのこと、イラストのアイデアとしても使えますよね。
有名で秀逸なコピー例としてはTOTOさんのウォシュレット「おしりだって洗ってほしい」でしょうか。
調べてみたら1982年。私も小学生ながらすぐに記憶したのを覚えています。
さすがコピーライターの重鎮 仲畑貴志先生です。
さて、擬人化コピーを考える上で、いくつか具体例をあげてみます。
■(例1)
・悩み解決商品/ボクにまかせれば◯◯が解決!
※◯◯には悩みなどを入れてください。薬事にはご注意ください。
■(例2)
・保湿化粧品/水分不足…悲しいお肌は涙もでません。
※水分不足で悲しんでいるお肌ちゃん、イラストを考えると切なくなります。
日頃よりドラッグストアを中心に販促手法や手書きPOPの書き方などを紹介する「てんとうむしweb」をご愛読頂き誠にありがとうございます。
このたび、フレア社から『手描きPOPの見本帳』が発行されます。
このうち『基礎編 – POPづくりのあれこれ – 』を、てんとうむしwebが監修いたしました。
「POPを書く前に知るべきことは?」や「読んでもらえる文章ってなんだろう」などの基本から、「上手にレイアウトする方法って?」「POPに適した小道具が知りたい」などの実践的なノウハウまで、売り場で役立つ手書きPOPについて詳しく解説を行っていますので、よろしければお近くの書店、またはAmazon等でお買い求めくださいませ。
◆監修記事
・POPを描く前に知るべきことは?
・文字を書くのが苦手……
・読んでもらえる文章ってなんだろう
・イラストを入れたいけど絵心が……
・色の使い方について教えて!
・上手にレイアウトする方法って?
・POPに適した小道具が知りたい
・効果的なPOPの設置方法って?
・てんとうむしミニインタビュー
これからも手書きPOPのノウハウをはじめ、売り場に関する様々な情報をお届けしていきますので、今後もてんとうむしwebをよろしくお願いいたします。
みなさんこんにちは。丸めがねの「切り口/コピー講座」も、もう第11弾です。
今回は、「比喩」を使うことにより商品の魅力を伝えられる切り口を考えてみます。
手書きPOPの作成時、切り口ヒントになれば幸いです。
「あるモノ・コトを類似または関係する他のモノ・コトを借りて表現すること。たとえ。」
とあります。
※「デジタル大辞泉」より引用
ポイントは「まるで◯◯のような」で考えてみることです。
空のような青、雪のような白さ、マシンのような正確さ、蝶のように舞い蜂のように刺す、などなど。
四字熟語の「猪突猛進」も、「まるでイノシシのように突き進む」という比喩表現ですね。
さて、商品のコピーを考える上で、いくつか具体例をあげてみます。
■(例1)
・消炎鎮痛剤など/石のような肩こりにオススメ!
※単に「肩こり」ではなく、極端に硬いものに例えることで、効き目も増幅させます。
みなさんこんにちは、丸めがねの「切り口/コピー講座」も、もう第十弾です。
第1回:数字を使ってみよう
第2回:ターゲットになりきってみよう
第3回:ショッパーについて考えてみよう
第4回:ターゲットのまわりを見てみよう
第5回:悩みをイメージしてみよう
第6回:使用後をイメージしてみよう
第7回:ドキッとさせてみよう
第8回:知識を教えましょう
第9回:問いかけてみましょう
さて今回は、「擬音語」「擬態語」を使うことにより商品のイメージを伝えられる切り口を考えてみます。
擬音語とは、音や声を言葉で表わしたもの。例えば、猫の「ニャー」、パトカーの「ピーポー」。閉店「ガラガラ」。また、擬態語は、状態を言葉で表すもの。例えば、星の「キラキラ」、笑う「ニコニコ」、空いている「がらがら」といった具合。
眼精疲労、肩こり薬のCMでも「目の奥ジンジン、ナボリンリン」というものがありますよね。
いわゆる外国語でいう「オノマトペ(フランス語)」です。日本語は他の言語に比べて特に種類が多いので、コピーへの活用もいろいろ考えられそうです。
さて、いくつか具体例をあげてみます。1つでも成り立ちますが、今回は2つ重ねてみてみます。
こんにちは、丸ぼうずの季節提案「冬」号です。
「日本全国酒飲み音頭」だと今月は、“正月で酒が飲めるぞ♪”です。
さて、みなさまはどのようなお正月をお過ごしになりましたでしょうか。
私は忘年会の日に久々に朝まで飲んでしまうという、いわゆる若者で言う「オール」から始まり、いや始まりは新年からなんですけど、年末年始を飲みながら駆け抜けた感じですかね。
でもまた一年、ここから駆け出さないといけないので、ずっと走り続けます。飲み続けながら。
さて、横道にそれましたが、本題に入ります。
以前記載した冬のイベント/発生事象にいくつか追加してみました。
イベント/クリスマス、お正月、成人式、節分、バレンタイン、ひな祭り、ホワイトデー…
発生事象/帰省、贈り物(プレゼント)、乾燥、ウイルス、花粉…
ここからいくつかピックアップしてみます。
みなさんこんにちは、丸めがねの「切り口/コピー講座」第九弾です。
今回は、お客様に「疑問を問いかける」こと、つまり疑問形を用いることにより興味を促す切り口を考えてみます。
手書きPOPの作成時、切り口ヒントになれば幸いです。
疑問を問いかけることにより、人は思わず反応し、考える習性があるので、そこを利用します。
ただ疑問を投げかけてみても、興味がある内容でなければ反応はしてもらえません。
ポイントは「自分ゴト化」させること。
店頭販促コピーとは異なりますが、「きれいなおねえさんは、好きですか。」という家電ブランドのコピーがありましたよね。ターゲットだけでなく、男性の興味も引かせたのではないかと思います。
美容家電がプレゼントの定番になったのにも一役買っているのでは、とも感じます。
それでは、いくつか具体例をあげてみます。
みなさんこんにちは、丸めがねの「切り口/コピー講座」第八弾です。
今回は、手書きPOPを書く際、お客様の「知らない(であろう)知識を啓発」することにより購買を促す切り口を考えてみます。
以前、「トリビアの泉」という番組が流行りましたが、それと似たロジックで「へぇ〜なるほど!じゃあ買ってみようかな」と思わせることを狙うのです。
広告や販促物はもともと「商品を知ってもらう」「商品を理解してもらう」「商品を買ってもらう」ことが目的のため、“どう見てもらうか”が重要です。お客様のためになる情報であれば、見てもらえる可能性が高まります。
こちらから情報を与える。そして、お客様に商品を買っていただく。
まさにギブアンドテイク手法です。
〜実践POPロジック①〜 セルフPOPの3W!!
どうもー!!POP★Cornです♪
前回は「POPはお客様へのメッセージカード」というお話をいたしましたが、今回からはいよいよ具体的なテクニックに入っていきます。時間の兼ね合いで、誠に残念ながら…本日は雑談なしでスタートさせていただきます(えっ?別に残念じゃない…?)!
POPの内容を考えるのって難しいですよねえ。文字は練習して上手くなっても、実際に書き始めると「何を書けばいいのか」と止まってしまう人も多いと思います。そんな方に、今回特別に秘伝をお教えします。
それは、「セルフPOPの3W」です。Who・When・Whyのたった3つのWを押さえることで、誰でも効果的なPOPを作ることができるのです!
★Point!
・一つのPOPにつき一人だけ、なるべく細かく
・ターゲットの数だけPOPを作る
こんにちは、丸ぼうずの季節提案「秋」号です。
「日本全国酒飲み音頭」だと今月は、“運動会で酒が飲めるぞ♪”です。
んー、運動会に参加しない私にとっては、どうもしっくり来ません。
ここは月でも眺めながら、秋の味覚 秋刀魚でも肴に飲みたいものです。
秋の風物詩といえば「十五夜」がありますが、月日が決まっているわけではないんですね。
今年だと先月9月27日、来年は9月15日、再来年は10月4日になるようです。
さて、横道にそれましたが、本題に入ります。
以前記載した秋のイベント/発生事象にいくつか追加してみました。
■秋
イベント/防災の日、敬老の日、運動会、七五三…
発生事象/衣替え、食欲の秋、秋の夜長、月見、スポーツの秋、秋の長雨…
ここからいくつかピックアップしてみます。
みなさんこんにちは、丸めがねの「切り口/コピー講座」第七弾です。
今回は、お客様を「ドキッ」とさせ不安を煽る恐怖訴求を切り口に考えてみます。
例えば、保険会社のセールストークとして「もしものとき」といった言葉が使われます。
もしも、「重い病にかかってしまったら」「家族を残してしまったら」という恐怖心や心配事を伝えることで、保険の加入を選択してもらうものですね。
ただし、恐怖だけを伝えて不快感だけをお客様に与えてしまうリスクもあります。
例を挙げると、外国のタバコのパッケージをご存知でしょうか。
病人だったり、溶けた歯だったり、ガイコツがデザインされていたりと、相当なインパクトです。
これは逆に恐怖訴求により、禁煙を促しているのですが・・・
さて、こちらのコラムは「販売促進」のためのもの。
そのため、丸めがねとしては、「恐怖訴求で売場づくりを。安心訴求で商品訴求を」の流れを作ることが
恐怖訴求活用の基本的なセオリーだと考えます。つまり、比較的大きな展開で恐怖を伝えることにより、
(その日に買おうと思っていなかった)潜在需要を喚起し、商品周りで「その恐怖を取り除いてくれるもの」であることを伝え、購買へと導くのです。
みなさんこんにちは、丸めがねの「切り口/コピー講座」第六弾です。
前回はお客様の「悩み」をイメージしましたが、今回は「ベネフィット」、つまり“その悩みが解決してどうなるのか”をイメージさせるコピーを考えてみます。
もう少し詳しくベネフィットを解説しましょう。直訳すると「利益。恩恵」です。
利益の意味は「事業などをして得るもうけ」なので、「その商品を使うことにより得られるイイコト」ですね。
私の愛読するストラテジー&タクティクス社の佐藤義典さんの本のタイトル「ドリルを売るなら穴を売れ」は、まさに商品や機能ではなくベネフィットを売るべきことを明確に表していて、とても勉強になります。
お客様には「穴をあけたい」というニーズがあり、その手段として「ドリル」を買いに来ているわけで、
極端に言うと「それがドリルじゃなくてもかまわない」ということです。
つまり、「きれいな穴があけられる」「短時間で穴があけられる」「大小の穴があけられる」というベネフィットを打ち出すべきなんですね。
みなさんこんにちは、丸めがねの「切り口/コピー講座」第五弾です。
今回は、悩みを切り口にコピーを考えてみます。
その理由として、商品を購入するにあたっては「購入後」をイメージすると思いますが、購入前後の差が大きければそれだけ購買ニーズは高まります。
つまり、「悩み」から「解決」に至るフローの「悩み」にフォーカスするのです。
こんにちは、丸ぼうずの季節提案「夏」号です。
夏号とは言いながらも、雨模様が続く毎日ですね。
「日本全国酒飲み音頭」だと今月は、“七夕で酒が飲めるぞ♪”ですね。
夏といえばビールを思い浮かべますが、最近はもっぱらチューハイorハイボール!
さっぱり感だけでなく、プリン体対策です。
そういえば先週は七夕でしたね。雨の後は猛暑の東京ですが、梅雨明け宣言はまだでしょうか。
芋焼酎「七夕」でも飲みながら梅雨が過ぎるのを待ちたいものです。
また、私は二十年来の付き合いがある「乙彦(おとひこ)」という名前の友人が居るのですが、一年に一度、七夕で出会う乙姫と彦星…なんてロマンチックな名前なのでしょう。見た目はサングラスにオールバックなのですが…
さてさて横道にそれましたが、本題に入ります。
こちらが、以前記載した夏のイベント/発生事象なのですが、
■夏
イベント/七夕、お盆、夏期休暇、海開き・山開き、土曜丑の日…
発生事象/梅雨、帰省、紫外線、猛暑、夏バテ…
ここからいくつかピックアップしてみます。
【梅雨】
日本の梅雨は、カビやダニ、結露…不快な毎日がつづきます。
私も今、ある事情で一人暮らしをしているのですが、梅雨時期のお洗濯は特に大変ですよね。部屋干しばかりです。
そんな時期は、洗濯槽クリーナーや部屋干し洗剤がおすすめです。
みなさんこんにちは、丸めがねの「切り口/コピー講座」も早いもので第三弾です。
今回は、前回も軽く触れましたが「ショッパー」を考えたアイデアです。
さて、ショッパーという言葉をご存知でしょうか?
通常、広告/販促業界では、お客様(エンドユーザー)のことを消費者やカスタマー、生活者といった用語が使われますが、「購入する人が消費する人とは限らない」ことから、この「ショッパー(買物客)」という言葉が使われるようになりました。2007年頃のことのようです。
そこで今回は「ショッパーへの訴求」、つまり「購入する人が消費する人とは限らない」のPOP切り口を考えてみます。
例えば、子ども用品や介護用品、ペット用品などが分かりやすいですが、 毎日の家での食事(食品)や父の日・母の日、誕生日やクリスマスのプレゼントなどもショッパーがターゲットとなります。家族で考えるとわかりやすいですね。
みなさんこんにちは、丸めがねの「切り口/コピー講座」です。
今回は「ターゲット(その商品を買ってくれる人)」を考えたアイデアです。
どんな商品でも買う人が居なければ存在意義がないため、「誰に買ってもらうか」が重要になります。
ここで気をつけなければならないのは「ターゲットを広げすぎない」ということです。
「いい商品なので誰にでも買ってもらいたい」という気持ちは分からないでもないのですが、そんな商品は存在しません。
例えば、誰にでも必要な「水」でさえ、硬水や軟水、また中硬水といったものがあり、人それぞれ好みが異なります。
まずは、「ターゲットを設定してみる」からはじめます。
よく性別・年代別でのターゲット分類があげられますが、
先述の「水」でも好みは性別や年代別ではなく、好みは好みです。
昔と違って人それぞれ趣味趣向の異なる現代では、年齢自体がキーワードになる商品以外は、今の世の中には合っていないと考えます。
そこで今回、考えてみたいのが「ベネフィットセグメンテーション」です。
なんだか難しそうですが、中身は簡単です。
ベネフィットとは「その商品を手に入れたときのメリット(直訳は、利益・恩恵)」、
セグメンテーションとは「区分」。つまり、「悩み別・欲求別で分ける」のです。
分かりやすい例が風邪薬にある
・鼻からくる費と
・のどからくる人
・熱からくる人
といった考え方でしょうか。1つのブランドでも「悩み別に分ける」例です。
風邪は老若男女、誰でもひきます。その風邪の状態に合わせて「あなたのニーズ(ここで言う悩み)に応えますよ」とメッセージを送るのです。
みなさんこんにちは、丸めがねの「切り口/コピー講座」です。
本日は「数字」を用いたアイデアのお話です。
キャッチフレーズに数字を加えると、まず、数字に目がいく、
認識しやすいということもあるのですが、特に日本人に有効なのではないかと考えています。
理由としては、
・年齢に対する意識が強い
・周年などのイベント好き
・成分にうるさい
・価格にうるさい
・限定数量に弱い
・時間に敏感/正確
…などが考えられるからです。
こういったインサイトをもったターゲットに対して数字を用いたコピーを考えてみます。
・17歳は一度きり
・20代からの育毛
・60歳からのセカンドライフ
先日、歩いていたらこんなものを見つけました。
・3秒に1本売れている
・累計販売数000万個突破
・売上No.1
・お客様満足度97%
「他の人も使ってるのね」と思うと安心感が生まれます。
日本でも趣味嗜好が多様化してきてはいますが、特に「右へ倣え」の日本人には有効とも考えられます。
・国産素材100%
・カロリー0(ゼロ)
・PM2.5を99%ブロック
・社会人1年目のキミに
・まず2週間からはじめよう
・ハブラシ交換は1ヶ月が目安です
・毎月10日限定発売
・201年1月26日、ついに誕生
・12月までに準備しましょう
・1日1回のかぜ薬
・1箱でちょうど1ヶ月分
・1年間で約2,000円節約
「玄関あけたら2分でごはん」という広告コピーもありました。
上記はあくまでも一例で、広告/SPツール/POPなど それぞれで使用の可否はありますが、いろいろなタイプが挙げられます。
最近の数字が目立った商品/広告/マーケティングと言えば、プリン体ゼロ、糖質ゼロの「ゼロゼロ系発泡酒」が挙げられます。
キリンビール社の昨秋発売の商品は年間販売数の2倍に上方修正したというのでその売行きのすごさが伺えます。
また、ビール市場自体が前年比2%減という状況ながら、これまで新ジャンルに押されていた発泡酒が前年比プラスと盛り返しているようです。
もともと酒類自体は情緒的な表現が合うカテゴリーだと思うのですが(広告で有名な いいちこ なんかはとても情緒的です)、
そこに健康志向といったブームに乗せた機能性飲料がターゲットに支持された結果だと考えられます。
この発泡酒の例は商品開発における数字活用であり、今回の「数字コピー」は、もちろん1つの手法ではありますが、
POPの切り口として「数字案」をひとつ加えてみると、見せ方/表現に広がりが出てきます。
ぜひ、ひとつのアイデアとして考えてみてはいかがでしょうか。
その際、実際に広告物・販促物になる際のNo.1表記など最上級表現やデータ数値は、
合理的根拠を示す資料と広告併記が必要となりますのでご注意ください。
ドラッグストアのセルフ売場(非接客)で客単価を上げるためには、手書きPOPは必要不可欠のツールです。「売れる手書きPOP」の第一歩は、スタッフが自分の言葉で 手書きPOPを書くことです。しかし、「とにかくなんでもいいから手書きPOPを作れば良い」というわけではありません。そのための手法を紹介します!
今 回は空想上の商品「お肌うるおいジェル」を使って実際に手書きPOPの考え方の行程を順序立てて説明していきます。手書きPOPを書くとなるとハードルが高いように感 じて、手書きPOPを書く事を遠ざけていた方にとっては、まさに朗報!行程を細かく分けてみて見ると実は難しい事は何ひとつしていませんでした。
「手書きPOP」には手書きならではの良さがあります。お客様に親近感を持っていただけます。
下手な文字でも大丈夫!一生懸命かかれたPOPは必ず伝わります。
このコーナーでは文字の書き方からショーカードのレイアウトまで伝授いたします!
商品特徴(セールスポイント)、お客様へのメッセージ(商品特徴の根拠)、作成者の氏名、以上3つの項目で作成。
一番読ませたい部分を前項で習得したスタッフ書体で書きましょう!これで目立つ事、間違いなし!
お客様へのメッセージを丁寧に。最後に自分の名前を書いて出来上がり。ほら、カンタン!
続いて、仕上がりのカギとなるポイントを見てみましょう!