2015.05.08.金

ターゲットになりきってみよう


みなさんこんにちは、丸めがねの「切り口/コピー講座」です。

今回は「ターゲット(その商品を買ってくれる人)」を考えたアイデアです。
どんな商品でも買う人が居なければ存在意義がないため、「誰に買ってもらうか」が重要になります。
ここで気をつけなければならないのは「ターゲットを広げすぎない」ということです。
「いい商品なので誰にでも買ってもらいたい」という気持ちは分からないでもないのですが、そんな商品は存在しません。
例えば、誰にでも必要な「水」でさえ、硬水や軟水、また中硬水といったものがあり、人それぞれ好みが異なります。

ターゲットを設定しよう

まずは、「ターゲットを設定してみる」からはじめます。

よく性別・年代別でのターゲット分類があげられますが、
先述の「水」でも好みは性別や年代別ではなく、好みは好みです。
昔と違って人それぞれ趣味趣向の異なる現代では、年齢自体がキーワードになる商品以外は、今の世の中には合っていないと考えます。
そこで今回、考えてみたいのが「ベネフィットセグメンテーション」です。
なんだか難しそうですが、中身は簡単です。
ベネフィットとは「その商品を手に入れたときのメリット(直訳は、利益・恩恵)」、
セグメンテーションとは「区分」。つまり、「悩み別・欲求別で分ける」のです。

分かりやすい例が風邪薬にある
・鼻からくる費と
・のどからくる人
・熱からくる人
といった考え方でしょうか。1つのブランドでも「悩み別に分ける」例です。
風邪は老若男女、誰でもひきます。その風邪の状態に合わせて「あなたのニーズ(ここで言う悩み)に応えますよ」とメッセージを送るのです。


   

こちらの関連記事もオススメです。

コメントはお気軽にどうぞ

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

関連記事

2017.07.11
切り口/コピー講座18 他商品と組み合わせてみよう

みなさんこんにちは、丸めがねの「切り口/コピー講座」です。 今回は、「他商品をコピーに組み合わせる」ことにより、その商品の魅力や特性を伝える方法をお伝えします。 テーマだけではわかりづらいですね。例えば、オーラルケアで考 …

2017.04.18
切り口/コピー講座17:シズルで表現してみよう

みなさんこんにちは、丸めがねの「切り口/コピー講座」です。今回は、「シズルで表現する」ことにより、購買意欲をそそる切り口を考えてみます。 とは言え「シズル?」という方も多いと思います。 お笑いコンビの名前ではございません …

2017.01.05
切り口/コピー講座16:流行に乗ってみよう

あけましておめでとうございます。 さて、本年第一弾の丸めがねの「切り口/コピー講座」です。今回は、「流行りに乗ってみる」ことと商品訴求と合わせることで、キャッチーになる切り口を考えてみます。   毎年年末に「流 …