POPの切り口・コピー
2015.07.10.金

ターゲットのまわりを見てみよう

みなさんこんにちは、丸めがねの「切り口/コピー講座」第四弾です。

今回は、ターゲットの周囲の人を切り口にコピーを考えてみます。
みなさんのまわりにはどんな方がいらっしゃるでしょうか。

親、子、妻・夫、友人、上司、部下、同僚、大好きなあの人、はたまたご近所の方、同じ電車の方、お買い物をする際の店員さん・・・
ターゲットの周囲には、いろいろな方が存在しますよね。その方達をPOPのコピーに活用するのです。

私が記憶している広告で印象的だったのが制汗剤の電車中吊りで

「つり革をつかむあなたのワキの下にはときどき女性の顔がある」といったコピー。
思わずドキッとしました。
私も若い頃は徹夜作業もありましたが、翌日はできるだけ女性に近づかない、近づかせないようにしたことを思い出しました。

さて、いくつか具体例をあげてみます。

POPの切り口・コピー
2015.05.08.金

ターゲットになりきってみよう

みなさんこんにちは、丸めがねの「切り口/コピー講座」です。

今回は「ターゲット(その商品を買ってくれる人)」を考えたアイデアです。
どんな商品でも買う人が居なければ存在意義がないため、「誰に買ってもらうか」が重要になります。
ここで気をつけなければならないのは「ターゲットを広げすぎない」ということです。
「いい商品なので誰にでも買ってもらいたい」という気持ちは分からないでもないのですが、そんな商品は存在しません。
例えば、誰にでも必要な「水」でさえ、硬水や軟水、また中硬水といったものがあり、人それぞれ好みが異なります。

ターゲットを設定しよう

まずは、「ターゲットを設定してみる」からはじめます。

よく性別・年代別でのターゲット分類があげられますが、
先述の「水」でも好みは性別や年代別ではなく、好みは好みです。
昔と違って人それぞれ趣味趣向の異なる現代では、年齢自体がキーワードになる商品以外は、今の世の中には合っていないと考えます。
そこで今回、考えてみたいのが「ベネフィットセグメンテーション」です。
なんだか難しそうですが、中身は簡単です。
ベネフィットとは「その商品を手に入れたときのメリット(直訳は、利益・恩恵)」、
セグメンテーションとは「区分」。つまり、「悩み別・欲求別で分ける」のです。

分かりやすい例が風邪薬にある
・鼻からくる費と
・のどからくる人
・熱からくる人
といった考え方でしょうか。1つのブランドでも「悩み別に分ける」例です。
風邪は老若男女、誰でもひきます。その風邪の状態に合わせて「あなたのニーズ(ここで言う悩み)に応えますよ」とメッセージを送るのです。