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助手1号（以下：助）：みなさまこんにちは。ドラッグストアのシニア売り場を手書きPOPや販促物などの装飾も含めて盛り上げていく「シニア対策のススメ」のお時間です。

ドクターちんあなご（以下：Ｄ）：カバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディ…

助：どうしたんですか急に。

Ｄ：カバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディ…

助：もう一度言いますけどどうしたんですか急に。

Ｄ：カバディカバ…ゲホゲホ！なんじゃカバディを知らんのか。若者に大人気の。

助：いや、カバディは知ってますけど何なんですかいきなり。そして若者に人気あるんですか？

Ｄ：灼熱カバディというマンガの影響で、令和で一番アツいスポーツと言っても過言ではないじゃろうな！

助：へぇ〜読んでみたいですね！どんなハナシなんですか？

Ｄ：そんなのカバディしてるマンガに決まっとるじゃろ。たわけが！

助：…いや、そりゃそうなんですけどもうちょっとストーリーとかあるじゃないですか。

Ｄ：それはアレじゃ、学校生活に退屈していた高校生がカバディを始めちゃうんじゃよ。それでなんか盛り上がってく感じじゃな。

助：ざっくりすぎますね…ははーん…実は読んだことないんじゃないですか？

Ｄ：な…何を言うておるんじゃ。もじゃもじゃ頭でグラサンかけたブラジル系日系人のテクニックに衝撃を受けた主人公が、引っ越しを繰り返してる子と仲良くなって、金持ちの息子のゴールキーパーとか空手が得意なゴールキーパーとか顔面にボールが当たってボールが怖くなったゴールキーパーにカバディは友達怖くない！と…

助：ちょっとゴールキーパー多すぎませんか？それにカバディにキーパーいませんね。

Ｄ：そんなこんなしているうちに、鬼になってしまった妹を人間に戻すために海賊王を目指して星の入ったオレンジ色の球を７つ集める旅をするネコ型ロボットがカバディをするハナシじゃ。

助：売れ要素パクリすぎ！情報量多すぎてむしろ売れませんよ！

Ｄ：その通りじゃ。そういうことじゃよワトスン君。

助：は？

Ｄ：売り場に情報が多すぎると、シニア、特に高齢になるほど衰えていく情報処理能力では処理がおっくうになって敬遠されがちなのは、何度も言っておることじゃな。

助：いや…それはそうなんですけど…

Ｄ：やはり「見やすさ、わかりやすさ、選びやすさ」がオーラルケア売り場でも求められてるようじゃな。

助：無理やり戻しましたね…では前回に続きアンケートの自由記述の回答から、売り場に必要なツールについて考えていきましょう。

■必要とされているツールとは？