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みなさんこんにちは。2017年明けましたね。私はついにポケモンGoアプリをスマホから削除してしまいました。2016年の夏の思い出とともに。ありがとうポケモン、そしてさようなら。
さて、このコーナーでは業界関連の旬なニュースをいくつかピックアップし、私ミスターDの私的な見解をコメントしていきます。

【ドラッグストア】

市販薬年12,000円以上で控除「セルフメディケーション税制」開始
http://www.zaikei.co.jp/article/20170115/347288.html

　セルフメディケーションの推進施策として、今年からOTC医薬品の税制控除が始まった。配偶者を含め12,000円以上88,000円以内で控除が受けられる。詳しくは下記の厚生労働省のホームページを参照されたい（http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000124853.html）。こちらを見ると、例えば20,000円分の薬を買った場合、12,000円以上の8,000円分が控除対象となり、2,400円が減税されると書いてある。実質12%OFFのようなものだ。注意しなければならないのは対象商品が「スイッチOTC」に限られるため、12,000円以上もスイッチOTCを買うかなあ？というところと、申請が結構めんどくさそうなところ。ちなみに私が去年買ったOTC医薬品は「リアップ5X」「アレグラ」「ルルアタックIB」「スマイルホワイティエ」だったのだが、「リアップ5X」「スマイルホワイティエ」は今回のリストに含まれていないため、到底12,000円に及ばない。なぜリアップを入れてくれないのか…！！なぜだ！！！正直なところ、医療費削減の施策としてはかなり微力に感じる。もっと思いっきりやってくれないと、セルフメディケーションの推進には程遠い。むしろドラッグストアでの対象商品オペレーションや制度説明などの店舗コストだけがかさみそうだ。

ドラッグストア各社、PBに注力
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO11351150V00C17A1L41000/

　ドラッグストア各社のPBへの注力が加速している。オーバーストア、均質化が大きな課題となっている小売業界だが、ひとつの解決策は「PBヒット商品の開発」である。正直なところ、値段の違いはあれどNB品はどのチェーンでも同じものが売っているため、特に都市圏ではあえて特定のお店で買うべき理由がなくなっている。「このお店でしか買えない」という差別化をNBメーカーに求めるのは無理があるため、必然的にハイクオリティなPBの開発が不可欠となる。コンビニでは早くからこの激戦が繰り広げられており、セブンイレブンの商品力が頭一つ抜き出ていると感じる。ドラッグストアならではの高品質なビューティケア、ヘルスケアのPBをどこまで突き詰められるかが勝負の鍵になってきそうだ。逆に言うと、PBを開発する資金力のない中小チェーンが独立を維持していくことは今後かなり厳しく、大手の寡占化に巻き込まれていくことは必至である。