
こんにちは!白パンダです。
新型コロナウイルスが猛威を奮っている中、経済活動や生活に様々な影響が出てきていますが、当然インバウンド市場も大打撃を受けています。
まさかこんな年になるとは・・・
今回はインバウンドという視点から、ウイルスの影響をまとめてみます。
まず日本への入国に対して、各国の入国制限と日本側の対応をまとめました。(2020.4.2時点の情報です。)
外国のパスポートを保有する外国人に対して、訪日時にどういう措置を取っているかという情報になります。
ここでは訪日数が多い6カ国のみ掲載しています。
中国:日本を含む海外への団体旅行の禁止。15カ国への渡航禁止(日本は含めず)
個人旅行は禁止されていないが、日本に入国した際と、日本から帰国した際にも指定された場所で 14日間待機を求められることから渡航自粛。
日本側の対応:一部地域に14日以内に滞在歴のある外国人は入国拒否。ビザの制限。公共交通機関の使用禁止など。
韓国:日本への渡航自粛。
日本側の対応:一部地域に14日以内に滞在歴のある外国人は入国拒否。指定された場所で14日待機。ビザの制限。公共交通機関の使用禁止など。
台湾:日本への不要不急の渡航自粛。
日本側の対応:一部地域に14日以内に滞在歴のある外国人は入国拒否。
香港:基本的に香港から出ないことを求めた。期間は3/19から3ヶ月間
日本側の対応:一部地域に14日以内に滞在歴のある外国人は入国拒否。指定された場所で14日待機。ビザの制限。公共交通機関の使用禁止など。
タイ:感染が広がる国への渡航自粛要請。海外に滞在するタイ人は、状況が改善するまでタイに戻らないように要請
日本側の対応:一部地域に14日以内に滞在歴のある外国人は入国拒否。指定された場所で14日待機。公共交通機関の使用自粛要請
アメリカ:日本への不要不急の渡航の全てを中止することを勧告。全ての海外渡航の中止を勧告、米国への即時帰国を要請。海外在住者は対象外
日本側の対応:一部地域に14日以内に滞在歴のある外国人は入国拒否。指定された場所で14日待機。公共交通機関の使用自粛要請
※2020.4.2 23:00時点の情報です。各国の対応は流動的なため、予告なしに入国制限などが実施されることも予想されます。
参考:外務省 海外安全ホームページ
各国で対応が異なりますが、日本側の対応としては、入国拒否、待機措置、など水際対策が強化されています。
日本政府は4月1日の会議で入国拒否対象を大幅に拡大、これまでは一部地域からのみ入国を禁じていた中国と韓国の全土を対象としました。
そしてさらに新たに49の国と地域が加わり、日本への入国拒否の対象国は合計で73カ国・地域に拡大しています。
ここ数年外国人観光客ウェルカム!だったのが一転してしまいました。
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