こんにちは、高橋龍(ガオチャオロン)です。 今回は、恒例の訪日動向と変わりゆく爆買い需要について書いていきます。     2016年7月の訪日外客数は、2015年7月比19.7%増の229万7千人で、7 月として過去最高となり、単月としても過去最高。(これまで7月の過去最高は2015年7月191 万 8 千人、単月過去最高は2016年4月208万2 千人)

▶2016年7月の訪日外客数229万7千人、7 月過去最高 - 日本政府観光局(JNTO) http://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/data_info_listing/pdf/160817_monthly.pdf

  2016年8月の訪日外客数は、2015年8月比 12.8%増の204万9千人と、前7月に続き 200 万人を超え、8 月として過去最高。(これまで8月の過去最高は2015年8月181 万 7 千人) また、累計では昨年より約2ヶ月前倒しで 1,500 万人を超え、1,606 万人となりました。

▶2016年8月の訪日外客数204万9 千人、8月過去最高 - 日本政府観光局(JNTO) http://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/data_info_listing/pdf/160921_monthly.pdf

  要因としては、クルーズ船の大幅な寄港増加や航空路線の新規就航・増便による、中国人訪日客の増加や、8月はイタリア、スペインなど、バカンスシーズンを迎えた訪日客の増加が要因となっています。 (2016年8月はイタリア人訪日客数18,400人、スペイン人訪日客数15,100人と単月として過去最高を記録。) 以前に比べ、ヨーロッパや東南アジアの訪日客が増加しているものの、中国、韓国、台湾、香港の訪日客が数字を牽引しています。

インバウンド対策
2016.08.30.火

インバウンド対策!日本の酔い止め製品の力

お世話になっております。
杏仁笠間です。好きな中華料理は水餃子です。

1

日差しが痛いくらいに強く、暑〜い日が続いております。
こんなに暑くては、ポ●モンをGOしに外へ出ただけで疲れてしまいますね…。

各国、夏休み期間ということもあり、日本に様々な地域から旅行客が訪れています。
中には、インドやアフリカといった、日本よりもずっと気温が高い地域からの訪日客も多く、日本くらいの気温ではどうってこと無いんだろうなぁ…なんて想像してしまいます。
ところが、日本の夏は湿気が多く、ムワッと蒸すような暑さになるため、気温が高い自国よりもずっと暑い!と感じる外国の方が多いようです…。
特に、夏休みの旅行で訪日されているような方は、慣れない環境で余計に参ってしまうのかもしれません。
2
ダイキン 第20回現代人の空気感調査より
https://www.daikin.co.jp/press/2014/140718/press_20140718.pdf

ムシムシで暑い…そんな日には、キンッキンに冷えたをキューッとやるのが格別ですよね!
これぞ日本の夏!日本人に生まれてよかった!
訪日客の中でも多くの方が、日本での食事や飲酒を楽しみにしています。

 

3
観光庁 訪日外国人消費動向調査より
http://www.mlit.go.jp/kankocho/siryou/toukei/syouhityousa.html

中でも身近なのが、大手居酒屋チェーンです。
日本特有の「居酒屋文化」を体験するため、多くの訪日客が飲食や飲酒を楽しむ姿を見かけます。

楽しい旅先での飲酒…ついペースも上がってしまい羽目を外してしまいがちです。
折角の旅行なのに、二日酔いで1日がパーなんて…ジーザス!

そんな切ない旅行にさせないためにも!
ぜひ、日本の酔い止め製品の力を見せつけてあげましょう!

 

( ^ω^)杏仁のおすすめ商品はこちら!(^ω^ )

インバウンド対策
2016.07.15.金

インバウンド市場 第6回 -ピクトグラムDL-

こんにちは高橋龍(ガオチャオロン)です。
今回は恒例の訪日動向と、ピクトグラムのお話です。

top

2015年の訪日客は1,973万7千人と、45年ぶりに出国日本人数(1,621万2千人)を逆転。
また2020年2,000万人の目標を変更し、2020年4,000万人、2030年6,000万人と発表されました。
2016年に入ってから、1月訪日客185万人(伸率52%)、2月訪日客189万人(伸率36.4%)、3月訪日客200万人(伸率31.7%)と3月は単月で初めて200万人を突破し、順調に訪日客数を伸ばしています。

▶45 年ぶりに訪日外客数と出国日本人数が逆転 - 日本政府観光局(JNTO)
※pdfファイルです。(1.6MB)

▶訪日外客数2016年3月推計値を - 日本政府観光局(JNTO)
※pdfファイルです。(1.5MB)

 

最近では、日本でモノを購入する「モノ消費」から、サービスや体験にお金を消費する「コト消費」へシフトしつつあると言われていますが、「モノ消費」が全く無くなるわけではなく、訪日客も増加していくため、やはり訪日客の対策は必要となります。

 

リピート訪日客を増やすために

訪日客の特徴は、リピーターが多い点です。
一度日本を訪れた訪日客の約9割が再訪希望しています。
(国語交通省 観光庁調べ)

その為、新規訪日客を狙うだけでなく、リピーターの獲得の為、また「来店したい」と思ってもらう事が必要です。

対策として、ピクトグラムを活用し買い物しやすい環境を整えることが重要です。
ピクトグラムは、言語がわからなくても誰が見ても直ぐに意味のわかるデザインの為、訪日客はもちろん、普段買い物をしている日本の消費者にも有効です。
(日本の消費者は、外国語の表記が乱立していると嫌がる傾向があります。)

インバウンド対策
2016.03.14.月

インバウンド市場 第5回

こんにちは高橋龍(ガオチャオロン)です。
今回は訪日観光客のうち、「ハラル」に関してお話していきます。
日本ではあまり馴染みのない言葉ですが、訪日客の増加に伴い、耳にする機会が多くなっているかと思います。

ハラルとは?

ハラルはアラビア語で「許可」を意味しています。
イスラム法において、普段口にする物や、身に付ける物全てが対象となり、
・許可されたもの(合法):ハラル(ハラール)
・許可されないもの(非合法):ノンハラル(ハラーム)
と、なります。

食品でいうと、アルコールや豚がイスラム教では禁止されていますので、これらの禁止されているものを含まないのがハラルになります。

ハラルとノンハラルの食べ物例

なぜハラル対応が必要なのか?

イスラム教徒の宗教人口は16億人で、1位のキリスト教22億人に次ぐ2位になりますが、2070年にはイスラム教徒とキリスト教徒がほぼ同数になり、2100年になるとキリスト教を抜いて1位になると言われています。

参考URL

インバウンド対策
2016.02.15.月

インバウンド対策!勝負は春節後にあり

お世話になっております。
杏仁笠間です。好きな中華料理は中華ちまきです。
01

春節、今年もはじまりましたね。
春節がやってくると、今年も始まったな〜!と気が引き締まります。

爆買い=春節を連想してしまいますが、昨年の訪日客数を振り返ると、春節期間の2月よりも4月の方が全体的に多かったのです!!
02
日本政府観光局(JNTO)—統計データ(訪日外国人・出国日本人)
(http://www.jnto.go.jp/jpn/reference/tourism_data/visitor_trends/)よりグラフ引用

 

なんということだ…今年もお花見爆買いがやってくる、かも?
春節が終わってお花見シーズンは油断していた〜!というお話もたくさんお伺いしました…。
今年はしっかり、お花見シーズンもインバウンド対策しましょう〜!

せっかくのお花見シーズン…。
お花見にぴったりの華やかな人気商品をプッシュ!しましょう!!!!
杏仁のイチオシはこちらです(((/^ω^)/

 

みなさま、こんにちは。十文字誠です。
クロスMD陳列テクニック、今回の記事では前々回に続きインバウンド需要に目を向けてみましょう。

訪日中国人の消費金額推移グラフ

日本国内では大発会から戦後初となる6日連続での株価続落…世界に目を向けると中国発の世界同時株安…など、あまり景気の良い話しが聞こえてこない2016年。いよいよインバウンド需要も終わりの時か?!と不安になる一方で、日本政府観光局が発表した2015年の訪日外国人旅行客数は景気の良い発表内容となりました。前年と比べて47%増の1,974万人となり過去最高を更新し、2015年累計の訪日客の旅行消費総額は3兆4,771億円で前年比71%増。その中でも中国からの訪日客が大幅に増えております。
日本ではお正月休みが終わり、5月のGWまで大型連休はしばらくお預けですが、中国のお正月はこれからが本番!2月の春節(旧正月)には多くの訪日客が訪れることが予想されます。
昨年の2015年2月には約36万人の中国人が訪れ、832億円の消費額にのぼりました。ちなみに2015年10月の国慶節の連休には40万人の中国人が訪れ、1,000億円もの消費をしたとのことです。
中国景気の見通しが少々悪いとはいえ、先の数字からも分かるように今年の春節にも多くの中国人が訪れ、多額の消費が見込まれますのでこの大きなチャンスを見逃す手はありません!今すぐ中国人向けに店舗の売場を確保しましょう!

 

続・売りたい商品ではなく、売れる商品を並べよ!

Print

以前の記事で“日本に行ったら絶対に買うべき神薬12選”というものをご紹介しました。また、中国人の多くが何を買うべきかインターネットで調べてから日本へ来ており、メディア統制が行われている中国本土では個人レベルの口コミが多くのヒット商品を生み出していることもお伝えしたかと思います。
これからもわかるように、こちらが売りたい商品をただ並べても、それが良い商品だとしても売れるとは限らないのです。冷静になって考えてみれば外国語で書かれた商品(POPも含む)を見ても何がなんだかよくわかりませんよね? これは我々日本人だけでなく、外国人旅行客でも同じことが言えると思います。であれば、やはり売れる商品を並べるに越したことはありませんよね。

 

中国爆買い2015! 最新【神薬】人気ランキング!

今回は中国人によって選ばれた、最新2015年バージョンの人気商品ランキングをご紹介いたします。中国本土に住む中国人1,672名を対象に行った投票形式のランキングになります。

それではさっそく第1位から見ていきましょう。

インバウンド対策
2016.01.13.水

2016年インバウンドカレンダー♪

こんにちは白パンダです。
そろそろお正月気分抜けてきたことと思いますが〜改めまして、皆様あけましておめでとうございます。
HappyNewYear! 新年快乐! 새해 복 많이 받으세요! สวัสดีปี ใหม่!
本年もよろしくお願いいたします。

さて昨年は「爆買い」が流行語大賞をとり、年始も2万円以上する福袋が爆買いされるなど話題に事欠かない年でした。

12日国土交通省の会見では昨年の訪日客の消費額についての見通しを「3兆円なかば」くらいと発表!
も〜う額が大きすぎてよくわかりませんが、過去最高だった2014年が2兆278億円なので、大幅に増えています。

訪日客数などの公表は来週半ばとのこと。

2016年インバウンドカレンダー

2016年インバウンドカレンダー

 

さて、今回は年のはじめということで、今後、押し寄せるであろう各国の祝日休日を見てみたいと思います。

インバウンド対策
2015.12.16.水

インバウンド市場 第4回

こんにちは高橋龍(ガオチャオロン)です。
国慶節(10月1日~7日)はいかがでしたでしょうか。
日本政府観光局(JNTO)の発表にもあるように、皆様の店舗も訪日客で賑わったことと思います。

2015 年 10 月の訪日外客数は、前年同月比 43.8%増の 182 万 9 千人で、これまで 10 月として過去最高だった 2014 年(127 万 2 千人)を 55 万 7 千人上回る。
今年 7 月の191万8千人に続き、単月としては過去 2 番目の数字となった。

参考URL – http://www.jnto.go.jp/jpn/news/press_releases/pdf/20151118_2.pdf
日本政府観光局(JNTO)

当初の見込みでは、2015年の訪日数は1,500万人でしたが、10月の段階で早くも1,500万人を超えています。
2015年は毎月100万人を切ったことはないので、年内に1,800万人を突破する見込みです。

 

 

訪日客は訪日前に購入商品を決めている

 

さて、今回は訪日中国人向けガイドブック「日本の窓」のお話です。

「日本の窓」は、FIT(個人旅行)客をターゲットにした本で、日本各地の観光スポットを紹介する旅行ガイドブックです。
主に上海、北京など主要都市を中心に中国本土で配布しています。

01

02

その「日本の窓」で日本製品を紹介する特集ページを監修しています。
今回は日本の窓になぜ特集ページを掲載するのかをご紹介いたします。

なぜ旅行雑誌で商品を紹介するかといいますと、訪日客は訪日前に、

・日本のどこに行くか。
・日本で何を購入するか。

を事前に決めているのです。
海外旅行に行かれた方はわかるかと思いますが、短い滞在時間で満喫するには訪日前の準備が大切です。
特に、爆買いする訪日中国人にとって、事前の購入リストアップは欠かせません。

株式会社プラネットの調査では、9割の訪日中国人がリストを用意していると発表されています。

「訪日中国人客の買物意識と行動に関する調査レポート」速報版を発表 – 株式会社プラネット
http://www.planet-van.co.jp/news/126_2015_0814.html

そこで、訪日前の訪日中国人に商品を知ってもらうため、ガイドブック「日本の窓」で日本の商品を紹介することになりました。

03

※画像クリックで拡大(pdf – 5MB)

 

また、特集ページで紹介した商品は、店頭で見つけやすいようにPOPも作成しています。
てんとうむしwebからもダウンロードできるようになっていますので、皆様の店舗で掲載商品がありましたら、ぜひPOPをご活用くださいませ。

コスメ販促、売り場知識
2015.11.18.水

化粧品こそインバウンド対応〜中国人編〜

前回に続いて、今回は中国人のお客様向けのインバウンド対応についてまとめました。
中国人の方の購買意欲はすさまじく、ニュースなどでも度々取り上げられていますね。お買い物をたくさんして帰っていただけるのは嬉しいけれど、言葉が通じないなど、接客にはなかなか勇気がいるもの。
中国人の方が化粧品を購入するときの傾向をご紹介します。

 

どんなアイテムが好まれる傾向にある?

中国人の方は、指定されたお土産以外のお買い物、つまり、自分用の化粧品や家族へのお土産にするようなお買い物では、合うものやいいものを選びたい、という傾向があります。
「資生堂の化粧水がほしい」「コーセーが好き」など、メーカーやブランドのお好みはあっても、その中でどれがいいの?とご質問されることが多い印象です。
効果を聞いて、お手元で使用感を試し、納得されれば、こちらからオススメした商品でも購入されます。

お世話になっております。
杏仁笠間です。好きな中華料理は角煮まんです。

インバウンド担当者イメージ
いよいよ2015年もあと僅かになりました。
11月は、夏休み!国慶節!年末年始!春節!…と続く長期休暇ラッシュの間にあるため、訪日客の数は若干落ち着きます。

これから続く爆買いラッシュに向けて、売り場の準備するなら今しかない!!!
杏仁と一緒に、今年の春節のデータをもとに強化する売り場を考えましょう。

スキンケア製品や医薬品…様々なものが売れていますが、訪日客に一番人気な商品は何かご存知ですか?

こんにちは。白ぱんだです!

皆さんご存知ですか?ついについに!今年の訪日客数が1500万人に到達しました!
政府が掲げた今年の目標人数を早くも達成!まだ10月なのに!
もちろん過去最高を記録しています。

このままいくと2015年の訪日客数は1900万人に届くのでは、と言われています。

予想を上回って爆発的に人数が伸びているのはなぜなのか、今後どうなっていくのか。ますます目が離せませんインバウンド事情!

今回は今後訪日客の増加のキーにもなっていくであろう地方に注目していきます。

☆地方に広がる観光客需要

東京で訪日観光客の買い物スポットといえば、下町浅草、ブランドショップが軒を連ねる銀座、そして新宿、上野、池袋がもっぱらなわけですが、

最近では個人旅行客を中心に訪日観光客需要が地方に広がりつつあります。

みなさま、こんにちは。十文字誠です。

今回の記事ではこれまでとは少々趣向を変えてインバウンド需要に目を向けてみましょう。
先日、日本経済新聞に「年間訪日客はや最高、9月10日時点1342万人 1900万人届く勢い」という記事が掲載されました。過去最高だった昨年の外国人観光客数のペースを上回り、9月10日時点で記録を更新。
また、2020年までに到達予定だった年間2000万人という目標もかなり現実味を帯びてきました。中でも中国人の訪日客数が334万7000人と全体の約25%で国・地域別ではトップ。2位の韓国人(255万4100人)を大きく引き離して、多くの中国人が日本へ観光に訪れています。

 

インバウンド対策
2015.09.24.木

インバウンド市場 第3回

こんにちは高橋龍(ガオチャオロン)です。
皆様、お盆休みはいかがでしたでしょうか。
杏仁笠間の記事にもあるように、7月、8月は夏休み需要が高まり、各観光地やお店はアジア諸国の訪日客で賑わったかと思います。

http://www.10-10-64.com/know/know-sec01/2424/

8月の訪日客対策が間に合わなかった店舗は9月にも連休がありますので、狙いを合わせてみては如何でしょうか。

お世話になっております。
杏仁笠間です。好きな中華料理は黒酢酢豚です。
01

夏も訪日は多い

8月に入り、夏本番!皆様お盆休みのご予定はいかがでしょうか?
10月国慶節の爆買いに向け準備されている方も多いと思いますが、実は7・8月の夏から中国人訪日客が多くなるのはご存知でしたか?
昨年、2014年の日本政府観光局のデータによると、7月で281万人、8月で253万人も訪日しています(それも、中国だけで!)

インバウンド対策
2015.07.13.月

中国人観光客に対する準備:その2

こんにちは!白ぱんだです。
第2回ということで今回は中国で使われている文字についてお伝えしていきます!

「中国人観光客」というと、全部ひとまとめに捉えている方もいるようですが、香港の人、台湾の人、中国本土の人と、それぞれの特徴があります。
さらに言うと、広い中国のこと。中国本土のなかでも文化や生活が異なります。

それぞれの地域や特徴を知って売り場づくりを工夫してみてはいかがでしょうか。

さて、早速ですが中国語には書き言葉として主に繁体字と簡体字があります。

■簡体字と繁体字どっちがいいの???

弊社では店頭販促物の制作をしておりますが、中国人観光客向けのツールを制作する際、お客さまからよく聞かれることがあります。

それが「中国語には簡体字と繁体字があるけれど、どちらがいいですか?」という質問です。

簡体字と繁体字は同じ中国語ですが、比べてみるとかなり形が違うことが分かります。

中国語POP

 

インバウンド対策
2015.06.10.水

インバウンド市場 第2回

こんにちは高橋龍(ガオチャオロン)です。
ゴールデンウィークはいかがでしたでしょうか。
中国の「労働節」(5月1日~3日)もあり、多くの訪日客で賑わったと思います。
「労働節」の中国人訪日客は10万以上と予測され、韓国への中国人訪韓客を超えると言われています。
そもそも2014年11月から2015年2月までの4ヶ月連続で、外国人訪日客は訪韓客を上回り、7年ぶりに日韓逆転が起こった事を朝鮮日報が伝えています。
実際の5月訪日客数と消費額の更新が楽しみです。

견본

朝鮮日邦URL:
http://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2015032301031

前回、「春節」の話をしましたが、2015年1月~4月の中国人訪日客数を見てみると、春節の2月訪日客数は359,100人、3月訪日客数は338,200人、4月訪日客数は405,800人で、中国の大型連休に合わせた対応だけでなく、通年のインバウンド対策が必要です。

補足
・2015年2月「春節」の中国人訪日客の消費額は1,140億円、花見シーズン(3月15日~4月15日)の消費額は1,370億円と予測される。
・2015年3月の外国人訪日客数は、前年同月と比べ45%増の1,526,000人となり、過去最高を更新。2月の1,387,000人を上回り、単月として初めて150万人台突破!
・2015年4月の外国人訪日客数は、前年同月比43.3%増、50万人以上の増加となる1,764,000人で、単月として初めて170万人突破!

インバウンド対策は一年を通して、
日本色を出して訴求。

インバウンド対策
2015.05.14.木

インバウンド対策!人気商品を考察 第1回

はじめまして、杏仁笠間です。好きな中華料理は小龍包です。

杏仁笠間100

今日、海外旅行客による爆買いの波はすさまじく、 ニュースだけでなくバラエティ番組などでも取り上げられるほど注目をあびています。
私、杏仁笠間はそういった訪日客がどのような商品を購入しているのかにフォーカス!
人気の理由など自分なりに考察して参ります。
つたない文章でございますが、何卒よろしくお願いいたします。

抹茶味が爆買いのカギ

爆買いの代名詞とも言える、ネスレ社のキットカット<抹茶味>。
平成21年〜平成25年の5年間で、免税店だけでも売上が10倍超と言われています。
勢いは、全盛期よりも多少落ちた…と言われていますが、まだまだ多くの旅行客が商品を求めており バラエティショップやドラッグストアだけでなく、 主要観光地の駅構内コンビニ、スーパーなどにまで陳列が見られるようになりました。

インバウンド対策
2015.04.13.月

接客における言語/文化のギャップ

中国人観光客に対する準備:その1

こんにちは。白ぱんだです。
上野動物園で本物のパンダを見て以来ハートをぶち抜かれ、
観光客に流されそうになりながらいつまでも写真をとっていた迷惑なやつです。
よく見ると目が怖いところもとってもきゅーと。

そんなパンダのふるさと中国からは、観光客が大量に押し寄せ、
免税店の強化など様々な業界でインバウンド対応が叫ばれるようになった昨今。

今回は店舗側としてどういった準備や心構えが必要なのか、知って役立つ情報や、
知らないと困る情報を発信していきます!

【コミュニケーションギャップを埋めよう!】

コミュニケーション・ギャップ(Communications Gap)という言葉をご存知でしょうか。
簡単にいうと、情報の発信者の伝えたいメッセージが受信者に上手く伝わらない事を言います。

もしかしたら訪日観光客への対応や、セルフコミュニケーションツールである
手書きPOPでもこちら側の意図がうまく伝わっていないかもしれません。

今回はそんな伝わり方の違いを幾つか例をあげてみてみます。

インバウンド対策
2015.03.16.月

白熱するインバウンド市場

熱烈歓迎!春節祭!!
初めまして「おもてなしJAPAN」を担当する高橋龍です。
第1回目はインバウンド市場における、記憶に新しい「春節」のお話です。
年々増え続ける中華圏の訪日客の動向や、「爆買い」で人気の商品などお話していきます。

春節とは

ご存知の方は多いと思いますが春節は、中華圏で旧暦の正月であり、最も大切な伝統的祝日です。
日本では旧正月とも言われていますね。日本でも各自治体で「春節祭」のイベントを行っておりますので、馴染み深いかと思います。

2003年から国土交通省が中心に活動している訪日プロモーション事業「ビジット・ジャパン」の影響もあり、日本を訪れる訪日客は年々増加しています。
特に中華圏の訪日客人数をみてみると、2014年の台湾人訪日客は前年比28%増の283万人、中国人訪日客は前年比83%増の241万人、香港人訪日客は前年比24%増の93万人と、中華圏から合計617万人の観光客が日本を訪れました。
2015年の全訪日客数は13,41万人で約46%が中華圏の訪日客となります。
(観光庁調べ)

7d3bf919-s

中国は上海にある日本国総領事館の発表では、年始に約7,000人の中国人がビザ取得に総領事館に詰めかけたとのこと。昨年の4,800人比べ約45%増であることからして、年々増加する勢いが見て取れます。
特に今年は2015年2月18日から24日の「春節」連休に、中国や台湾などから普段の約2倍の観光客45万人が日本を訪れ、「春節爆買い」現象が各店舗で起こりました。

中華圏の訪日客に1番人気があるのは、「医薬品」です。
日本の医薬品は、「安全」、「安心」、「値段が安価」、「かさばらない」と、大量に購入して持ち帰ることが可能な商品のため、最も人気があります。
ドラッグストアで、訪日客が医薬品を大量購入しているのをよく目にしますね。
また意外と思うかもしれませんが、「ステンレスマグボトル」も人気のある商品です。
日本人からすると驚くかもしれませんが、1人必ず1個はマグボトルを所有しています。
なぜなら、中華圏では漢方を飲む習慣があり、漢方を飲む際に使う白湯をマグボトルに入れて持ち歩きます。冷たい水は体に悪いと言われているため、お湯が冷めないようにマグボトルを使用します。

7cccd198-s

そもそも中華圏の訪日客は他の国や地域の訪日客に比べ、旅行消費額が多く、
中国、台湾、香港で、全体の旅行消費額の60%を占めていて非常に購買意欲が高い訪日客です。
今年2015年の「春節」連休での消費額は約1,140億円と言われており、
各流通やメーカーも中華圏の訪日客に向けて、注力しています。

b5db44c8-s

私もあるメーカー様より相談を受け、訪日客向けの売場を手がけさせて頂きました。
春節に訪日される中華圏のお客様向けに、医薬品を集めた「春節祭売場」です。
「春節」を一目でイメージできるように、赤、黄色、金をメインにデザインしました。
「春節際」の期間はどこもかしこも「春節祭」一色になるので、売場で目立たない、特別感がない、訪日客が喜ばないと、思うかもしれませんが、中華圏の人にとって、「春節祭」は特別なイベントなので、「春節」を前面に押し出した方が正解です。
逆に普段は、中国の雰囲気を出さずに日本の雰囲気を出した方が、日本に来た特別感が出ますので訪日客は喜びます。
皆様も機会があれば売場で実践してみてください。

851119b0
次回「爆買い」のタイミングは、中国の3大連休の1つ「国慶節」です。
「国慶節」は「春節」同様に大型連休で、10月1日から7日までの1週間が休日となります。
ですが年々増える訪日客数を考えると、「春節」や「国慶節」などの大型連休だけでなく、4月4日から4月6日の「清明節」にも多くの訪日客が見込めます。
そのため、通年のインバウンド対策が必要となってきますので、また改めてお話したく思っております。