
前回はリアル接客における立体感の重要性についてお話しました。
今回は、その立体感をどうしたらPOPに転用できるかを考えていきます。
まず平面と立体の違いを認識します。
端的に言うと2次元と3次元の違いです。
モニターで見るweb広告やテレビCM、紙面で見る雑誌広告などは
XとYの2軸による描写となり、平面的なクリエイティブとなります。
これに対し、Z方面に奥行きを持たせられると3次元となり、
立体的なクリエイティブを表現することができます。
例えばバルーンや樹脂で作られたまさに「立体POP」は、
文字通り奥行きがあり、立体感があります。
売場にあるとひときわ目立ち、アイキャッチ効果は抜群です。
しかし、制作するのに多大なコストが必要なため、
気軽に作ることができません。
2022.06.10
【番外編】 AIロボットと人の共同接客の未来
こんにちは。本日は、ちょうどタイムリーなニュースが入ったので一旦本編を外れて番外編とさせていただきます。日本経済新聞 2022年5月9日の記事です。未熟な接客ロボ、人が補う サイバー・阪大が100体実験https://w …
2022.05.10
第10回 POPのABCDE(1)Authority(威光)
前回はPOPが行える情報提供には5つの役割がある、その頭文字はABCDEだということをお伝えしました。今回は、その最初にあたる「A」の「Authority(威光)」についてお話します。威光というと聞き慣れないかもしれませ …
2022.04.13
第9回 接客のPOPへの落とし込み方 情報提供(1)
今回は、接客からPOPに落とし込める要素のうち、3つ目の「情報提供」について考えていきます。情報提供は特にPOPが得意としている機能ですが「何をどう伝えるか」は非常に重要なポイントとなります。来店者が売場で商品を手に取る …