
売場のゴールデンゾーンといえば、お客さまの目線の高さに注目しがち。でも実は、足元のスペースにこそチャンスあり?!今回はお客さまの視線が集まる足元の展開について解説します!
ジャ ンブル陳列とは、カゴやワゴンなどに商品を入れてフロアに置く陳列手法。投げ込み陳列とも言われています。都市型の店舗面積が狭い店舗で、商品展開スペー スを広げたい時などによく見られる手法ですが、ジャンブル陳列には都市型店舗以外でも挑戦したくなる利点があります。
一般的にゴールデンゾーンは目線の15〜60cm下と考えられていますが、足元も意外と視線が
集まるもの。足元に「お?」と思う商品が置いてあると、お客さまは思わず手にとってしまいます。
お客様は、棚の高い場所には価格の高い商品が、低い位置には特売のものなど価格の安い商品が陳列されているように自然と感じます。本当は利率の高い商品も、ジャンブル陳列によってお客様にお得感を感じてもらえるかも!
このように、足下スペースを活用した陳列は大きなチャンスとなり得るのです。
では具体的にどのように陳列するのか見ていきましょう。
2023.02.08
カテゴリまたぎのクロスMD!「自分へのごほうび!夜のプチぜいたく」
買い上げ点数アップ施策として有効なアプローチであるクロスMD。しかし、実際にはカテゴリをまたぐような売場展開はなかなか実現が難しいです。そこで、このコーナーではIDPOSデータのリフト値を根拠に据え、あえてのその困難に挑 …
2022.12.14
第15回 POPのABCDE(5)Exterior(外観)
今回はABCDEのラスト、「E」のExteriorについてお話します。Exteriorという言葉は聞き慣れていないと思いますが、インテリアに対してのエクステリアと考えるとわかりやすいです。直訳すると「外観」なのですが、こ …
2022.11.09
第14回 POPのABCDE(4)Difference(違い)(2)
今回は引き続きDifferenceについてお話します。同じような商品がひしめく定番棚において、どうしたら違いをわかりやすく伝えられるか。ここは消費者目線で考えてみます。ドラッグストアになんの目的もなくふらっと立ち寄ること …