店頭の陳列テクニックをお披露目する「コツコツ陳列のコツ」。
第1回グルーピング陳列や、第3回ゴールデンゾーンで、棚にどの商品を陳列していくのか、だいたい方向性は掴めましたでしょうか。
さて今回は、やってしまうと損する、ミスマッチ陳列について解説していきます。
まずは商品のイメージに注目してみましょう。
たとえば、高級シャンプーと安物シャンプーを隣り合わせで置いてませんか?
高価と安価が並んでいると、見ている人にとって得のある安価側にイメージが引っ張られます。
つまり、高級品なのに安いイメージが付きます。
具体的には、安価品のはずなのにあまり価格が安くない→買うのをやめよう、という思考が働き、高級シャンプーの売り上げが落ちます。
ですので、価格の違いすぎる商品を隣接させるのをやめるか、スペースの関係で隣接する場合はツールなどではっきり分けてゾーニングしましょう。
たとえば、
(1)シェービングクリームと生理用品が隣り合っている
(2)育毛剤と脱毛剤が隣り合っている
(3)おつまみと幼児用お菓子が隣り合っている
さて、それぞれ誰が買っていくと思いますか?
2022.03.02
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