ーーメーカーの方やお店の方にお話をお伺いしていると、エンド等の大きな展開に力を入れている方が多いようです。 定番棚の展開に力を入れられているというのは、珍しいお取り組みかなと感じます。
定番での展開が、実はとても重要なのでは、と考えています。 エンドなどのアウト展開は長くても2〜3ヶ月ですよね。 ところが、定番であれば1年、2年と展開され続ける。
本当に大切なことは、定番できちんと商品が売れることです。 定番棚は1商品に割けるスペースが小さいため、ひとつの商品に沢山の長所があったとしても、お客様に伝えることは絞らなくてはいけません。
また、お客さまによって商品を選ぶ観点は変わってきます。 たとえば柔軟剤であれば、「香り」「仕上がり」などですね。 お客様にお伝えしたい沢山の長所と、その中からどれを訴求すればより多くのお客様に選びやすいと思っていただけるのかという部分で、バランスをとっていく必要はありますね。
ーー売場スタッフの方の声を反映した手書きPOPなどの販促物については、どのようにお考えですか。
手書きPOPなどの、「生きたPOP」の重要性は十分理解しています。 売場スタッフの声が、お客様に対してとても説得力があることも、もちろん分かっています。 そのためクスリのカツマタに在籍していた頃は、手書きPOPの設置もとても盛んに行っていました。 ただし、やはり手書きPOPはお店独自の販促物なので、現在目指しているトモズとしての統一感とは方向性が異なるかな、という考えです。
ーー売場スタッフの方の声という意味では、接客などもお客様にメッセージをお伝えする手段ですよね。
接客ももちろん重要だと考えています。 ただ、様々な店舗オペレーション作業がある中、その合間の時間で接客をしていくというのは、現実的に難しい部分があるのも事実です。
今はお会計のタイミングで、お客さまにお声がけするなどの活動に取り組んでいます。 都心のお店が多い分、とても忙しいという話も店舗からはあがっているので、店舗のスタッフに対するフォローをしていきたいと考えています。
ーー中里さんは店長のご経験のあと、ブロック長をされていたとお伺いしました。ブロック長の方は、どのようなお仕事をされるのでしょうか。
ブロック長とは、エリアマネージャーのような職種です。 4〜5店舗を担当し、それぞれの店舗に週1回ほど訪問します。 季節商品や新商品の展開を徹底するよう指導したり、接客についてアドバイスを行なうのが主な仕事です。