こんにちは。
ついこの間8月になったと思ったらもう月末ですね。
今年は猛暑が7月から始まっていたので近ごろは随分と涼しくなったように感じます。
みなさま体調を崩さずお過ごしでしょうか。

暑い日に外に出ると、少しでも長く涼しい所にいたくて
フラっと用事もないのにクーラーの効いたお店に入ってしまいます。
意外とそういうフラリ入店の時に「まあどっちでもよかったけど」の
品物をアッサリと買ってしまいます。…私だけでしょうか。。
店内装飾やPOPで売り場が盛り上がっていると購買意欲もグッと上がるもの。
時間の許す限り、売り場の工夫をしてみてください!
フラリ入店のお客さまは意外とお財布の口がゆるいカモ…!?です。

さて、今回は「年代による女性の購買行動の違い」についてです。
第4回記事「時間帯別メッセージって?」では
ドラッグストアの入店率は「朝は高齢層」「夜は若年層」が高い傾向にある、
というお話をしました。
この傾向を把握すると、自ずと商品訴求メッセージが変わるということをお伝えしました。
年代によってイメージさせる使用シーンが異なるからです。

では今回は「曜日」によって年代による違いが現れているかどうか
検証したいと思います。

てんとうむしアンケートで「平日」「休日」それぞれで「来店する女性客の多い年齢層」を
てんとうむし会員にお聞きしました。(n=39)

「あまり変わらない」「同じ」という意見も聞かれる中、
以下のような傾向が現れました。
8-01

休日の方が年齢層が低くなっています。
大それた棚割りを変更することは難しいと思いますが、
曜日によって売れ行きの良さそうな商品を
店外(店頭)に置いたり、お店のフロア什器を目立つ位置にしたりする
などの工夫はできるかもしれません。

また別のアンケートでは「女性客は平日と週末でどちら来店が多いですか」という
という問いをしました。
結果は
8-01

若干平日の方が来店が多いようです。
相互の結果をまとめると、女性客は「平日に」「60代以上」のお客様が多いようです。
高齢社会に突入した日本では当たり前と言ったら当たり前ですが
シニア世代にウケの良い売り場作りはマストとなっていきます。

次回は女性に効果的なツールについてご紹介します。
女性の購買行動を把握して売り上げアップを目指しましょう!

売り場を活かす陳列&MD
2018.04.23.月

ついで買いを狙って売上げアップを目指そう!

こんにちは♪
すっかり暖かくなり春の陽気ですね。
花粉も徐々に落ち着いてきたお買い物にぴったりなこの時期に
おすすめの陳列方法を今回はご紹介します!

ドラッグストアでは様々な商品が置いていますよね。
特に郊外などの大きい店舗では食品なども豊富に揃っています。
そのためお客様がお店に来た際に、
1点だけを買って帰る、という状況はあまりありません。

大体のお客様が
「頭痛薬を買いに来たつもりが、ついでにジュースとシャンプーも買っちゃった!」
などのようについで買いをしています。
今回はその「ついで買い」が効果的に狙える売り場の例をご紹介します!


■花粉薬+ティッシュ

まずは定番の組み合わせ。
花粉薬を買いに来るお客さんの大体は鼻水やくしゃみに悩んでいますよね。
元々一緒に買うつもりで来ている可能性が高いです。
本来別々の売り場で展開している為探し回るのが店舗によっては大変です。

そこで同じ売り場や近いところで一緒に展開することで普段人気のお徳用ティッシュだけでなく、
ちょっとお高めの柔らかいティッシュの売上もグーンと伸ばすことが可能です。
その際に「お肌に優しいしっとりティッシュ♡」など商品の特性を伝えるPOPを付けるとなお効果的ですよ!

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■シャンプー+シャンプーブラシ

シャンプーをプロモーションなどで展開する際に
一緒に並べると効果的なのが「シャンプーブラシ」です。
普段から使っている人は自ら売り場を探して購入しますが普段使っていないあまり存在を認識していない人に
商品自体を知ってもらい、購入に繋げる事ができます。
その際にもしっかりPOPで商品の良さを伝えると,なお購入率アップを目指すことができますよ!

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まだまだ売り場には一緒に陳列をすると「ついで買い」を狙うことができる組み合わせがたくさんあります。
皆さんもお店で「ついで買い」を狙えるオリジナルの組み合わせを見つけて売上げアップを目指してくださいね♪

こんにちは。
女性購買行動研究所の武田です。
新しく始まったこのコーナーは、ドラッグストアの購入の7割を占めるといわれる女性の購買行動に注目し、売り場作りや接客に役立つ情報を発信する、ちょっと賢いお役立ちコンテンツです!
是非お勤めの店舗の売り場作りにお役立てください!!

第1回ではドラッグストアのメインターゲットは女性であることや、
男性と女性では脳のつくりがそもそも違う!ということをお話ししました。
今回はその女性が、ついやっちゃう「ついで買い」についてお話ししようと思います。


<レジ前でプラスワン。女性に向けた商品を意識しよう!>


レジ前にちょっとした商品を陳列してプラスワン購入を狙う手法は、お勤めの店舗でも主流かと思います。実はこれも女性の購買行動を知って売り場を作るともっと販売が加速するかも?!
こちらの資料をごらんください。
女性脳記事②




★POINT①★
8割弱の女性が目的があってドラッグストアへ来店しています。

★POINT②★
6割の女性が「買う予定のなかった商品をつい買ってしまって」いることがわかります。

★POINT③★
4割近い女性が「ドラッグストアについ長居してしまうことがある」とのこと。
商品ラインナップの豊富さからでしょうか。(私も大いに共感できます!)

★POINT⑤★
POPを参考にして買うことが多い女性が4割強!POP職人のみなさま!嬉しいですね〜!

【てんとうむし的仮説STORY】

買い物があったから立ち寄ったドラッグストア。
しかし、あの商品この商品が目について、ついつい長居してしまう。
長居しているうちに可愛いPOPとともに新しい商品との出会いもあり、
思わず買っちゃった、という行動ですね。
う〜〜ん。共感!わかるわかる!!

また、別のデータでは女性は日常の中で「プチ贅沢」を求めているという情報がありました。
自分へのご褒美に。今日は疲れたから特別に。など、安価で叶う小さな贅沢をしている女性が多い様です。そういった心理をついで買いの戦略に取り入れることも効果的ですね!


<ついで買いを促すポイント!>

これらの女性の購買行動から、みなさまお勤めの店舗でついで買いを狙う際は以下のポイントを押さえてみてはいかがですか?

1.ついで買いターゲットは女性!女性向けの商品を置いてみよう!
2.POPの影響大!優しいメッセージで商品の魅力を伝えよう!
3.女性が求める「プチ贅沢」につながる安価だけど特別なものを並べよう!

以上、3つのポイントで女性の購買行動を意識した素敵な売り場になること間違いなしっ!

今回は女性の購買行動に基づいた「ついで買い」についてお話ししました。
いかがでしたか?
次回はこれから増えてくる春の新商品コスメの販促活動のポイントについてお話ししたいと思います。
乞うご期待!!

 みなさま、こんにちは。十文字誠です。今回もお客様の“ついで買い心”をくすぐるヒントや売り場作りの情報をお送りいたします。

 今回はシーズン真っ只中?!の花粉症でクロスMDを考えてみましょう。
2017年の花粉は西高東低と予想されているようです。関西以西では飛散量が多く、関東以東では平年並みか少なめ。2月中旬から本格的に飛散が始まっております。皆様の中にもそろそろ鼻がムズムズされている方がいるかもしれませんね。

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薬を飲む前に!まずは工夫してみましょう。

 花粉症となるとスグにアレルギー性鼻炎薬に頼りがちですが、薬だけに頼らない方法もいくつか考えてみましょう。

売り場を活かす陳列&MD
2016.12.21.水

購入頻度の高い口元商品でついで買いを狙え!!

みなさま、こんにちは。十文字誠です。
今回もお客様の“ついで買い心”をくすぐるヒントや売り場作りの情報をお送りいたします。

 突然ですが、オーラルケアされていますか?多くの方は「毎日しっかり歯磨きしていますよ!」と胸を張られるかと思います。確かに、子供の頃に“食後に歯磨き”と習った記憶があります。それでも虫歯になったり、歯周病に悩まされるのは何故なのでしょうか。もしかしたら“食後に歯磨き”だけでは足らないのかもしれません。

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 以前のオーラルケアといえば歯磨き、歯磨き粉、歯間ブラシ、この程度だったでしょうか。その中でも多種多様な商品があり、毛先の硬さが違ったり、効果効能が違ったり。これらの商品は金額もそれほど高くなく、歯磨き粉などはご家族皆様で一緒にご使用されていたりすると購入頻度が高い商品になり得ます。何が言いたいかというと、その売り場に足を運ぶ頻度が他の商品に比べて高いということです。ここにクロスMDのチャンスが眠っているかもしれません。

お口の中はトラブルがたくさん

 では、歯磨き、歯磨き粉、歯間ブラシ以外のオーラルケア商品を見ていきましょう。まずは洗口液。ジョンソン・エンド・ジョンソンの「リステリン」はあまりにも有名ですね。サンスター「GUM」「Ora2」、花王「ピュオーラ」も定番商品でしょうか。歯だけでなく、舌のケアもお忘れなく。デンタルプロの「舌ブラシ」やアルファネットの「タンジェル」などの舌専用商品も一緒に陳列してあげましょう。
 口内のトラブルは虫歯だけにはとどまりません。口内炎は誰もが一度は経験する口内トラブルでしょう。第一三共の「トラフル」、佐藤製薬の「アフタッチ」、大正製薬の「口内炎軟膏」などの口内炎に直接塗る商品だけでなく、エーザイの「チョコラBB」、エスエス製薬の「ハイチオール」などの体の中から治す飲み薬も口内炎には効果的ですね。
 お口の奥に目を向けてみましょう。のどのトラブルはこれからの乾燥時期に多くみられます。ウガイ薬はシオノギの「イソジン」、扁桃腺の腫れには小林製薬の「ハレナース」がオススメです。売り場のスペースに余裕があれば龍角散の「龍角散ダイレクト」などの飲み薬もついで買いを期待できるかもしれません。他にはのど飴や小林製薬の「のどぬーる ぬれマスク」などのマスクものどのケアには有効的でしょう。

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