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　みなさま、こんにちは。十文字誠です。

　今回もお客様の“ついで買い心”をくすぐるヒントや売り場作りの情報をお送りいたします。

　6月終盤。梅雨入りした地域も多いかと思いますが、それが終わるといよいよ夏の本格シーズンのスタートです。タレントを起用したCMなども手伝って年々注目度が上がっている熱中症。地球温暖化の影響もあるのか2000年代に入ってからは劇的に熱中症患者が増えているようです。夏のハイシーズンというとなんとなく8月を想像しますが、熱中症の月別発生件数を見てみるとその8月よりも7月の方が患者数は多く、梅雨明けと同時に注意が必要になってきます。
　
　毎年、夏になると熱中症に関する悲しいニュースが流れますが、お子様だけでなく大人も注意が必要で、中でもご老人はより注意する必要がありそうです。そして、今年の夏は例年に比べて猛暑・酷暑になると予想が出ておりますので店頭でも熱中症リスクに備えておいても損はなさそうです。

熱中症対策、まずは体の中から！

　十分な水分補給を！というのが熱中症の謳い文句ですが、なんでも飲めばいいという訳ではありません。大塚製薬「OS-1」のような経口補水液は先述したとおりタレントを起用したCMのイメージもあり需要を見込めるでしょう。また、「OS-1」にはゼリータイプもあるので一緒に並べてあげてください。五洲薬品「経口補水パウダーダブルエイド」のようにパウダータイプは家族が多いご家庭には喜ばれるかもしれません。水分補給だけでなく、汗と一緒に流れ出る塩分も補給が必要になります。そういう需要に備えて、カバヤ食品「塩分チャージ」や春日井製菓「塩あめ」などもご一緒に。

外からのケアもお忘れなく！

　体の内側からだけでなく、外からのケアもお忘れなく。資生堂「AGデオネオ」などのボディシートなら体をクールダウンしてくれるだけでなく気になるニオイも一緒にケアできるのでオススメです。ライオン「冷えピタ」は持続性のある冷却シート。おでこに貼るイメージですが、首筋、首の後ろなどを冷やすと体全体が冷えて熱中症対策には持ってこいです。白元アース「アイスノン 首元ひんやりスカーフ」は冷却シートと同様に体を直接冷やしてくれます。白元アースからは他にも熱中症対策に抜群なアイテムが豊富に揃っています。「アイスノン ひんやりUVガード」は-12℃の冷たさで塗れる日焼け止めジェル。日焼け対策も一緒にできるのは女性にとって嬉しいですよね。「アイスノン シャツミストシリーズ」は衣類にスプレーするだけで爽やかな爽快感が得られるのでこれからの季節にオススメです。

　いかがでしたでしょうか。今回は熱中症対策ついて考えてみました。これからの季節に需要が見込める商品なのでお店の売り上げにも必ず貢献してくれるでしょう。熱中症対策コーナーで店頭を華やかに飾り付けてお客様のついで買い心をくすぐってあげてください。