2018.02.05.月

実践POPロジック[20]〜 ABCDEの「C」(5)


さあ、いよいよ「C」のラストPOP!!最後を飾るのは「ストーリー」。

 日用品や医薬品などの商品を選ぶ際には機能や価格がもちろん大事ですが、化粧品やお酒などの嗜好品は、ストーリーがあるかどうかも大事な購買動機になります。誰しも「こういう理由で、これが好きだから使っている」というこだわりの品がひとつやふたつはあると思います。まさにそれが「ストーリー」となります。

 例えばワタシは「シャトー・ラグランジュ」という赤ワインが好きなのですが、単に美味しいというだけでなく、「メドック格付けワインなのに経営者の問題で品質が悪化し評価がガタ落ちだったが、1983年にサントリーが買収して経営参画してから評価がうなぎのぼりになった」というストーリーが大好きです。ワインにおいてまだまだ知名度の低い日本の企業が、本場ボルドーで評価を立て直すのは相当な心血が注がれたことだろうな・・・と勝手に胸を打たれてます。
 特にワインは、単に「美味しい」という機能だけではなく、こういったストーリーがあるかないかで値段が何十倍にもなる嗜好品です。いくら美味しくてもストーリーがないと売れない、とも言える商品カテゴリなので、ストーリーの組み立てがとても大事になります。

 その「ストーリー」には、次の3種類があります。


   

コメントはお気軽にどうぞ

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

関連記事

2022.01.11
第6回 接客のPOPへの落とし込み方 音声(2)

今回は前回に引き続き、POPの接客要素についてお話します。前回の「音声」の続きとなります。前回の内容を簡潔にまとめると、プッシュ接客においてターゲットを絞って声がけをすると、カクテルパーティ効果で興味喚起ができますよ、と …

2021.12.10
第5回 接客のPOPへの落とし込み方 音声(1)

今回は第2回の続きとなります。第2回では接客の5要素のうち、POPが担えるのは「音声」「立体的」「情報提供」であると述べました。ひとつずつ見ていきましょう。今回はまず「音声」についてです。接客のスタートは音声によるコミュ …

2021.11.10
第4回 画像優位性効果とシミュラクラ現象

今回は、POPを制作する上で重要なふたつの事実をお伝えします。それは「画像優位性効果」と「シミュラクラ現象」です。   ■画像優位性効果とは? 人間は文字や言葉よりも画像を含んだ情報の方が理解度が高く、また記憶 …