こんにちは。えいひれ次郎です。
最近、めっきり暑くなってきました。
もうすぐ夏休み!レジャーシーズンですね!
お菓子や飲料などのまとめ買いが盛んな時期です。
そんな今日この頃、某流通の食品売り場担当者様より、こんな声を伺いました。
「お菓子や飲料の手書きPOP制作を頼まれますが、同じようなコピーばっかりになってしまい困っています…。」
(↑健康食品以外の食品について)
とのことでした。
1商品だけならまだしも、複数商品書いていると、コピーの引き出しがなくなってきて、「サクサク」「フワフワ」などしか思いつかず、売り場が擬音語に溢れてしまう…。
情緒的、口コミ的な訴求が求められる食品には、「センス」が求められる気がして、なんだか億劫になってしまいますよね…!
ということで、今回は、そんな食品売り場担当者さんのお悩みを解決するロジックをご紹介します!!!
いざPOPを書く!となると、難しく感じてしまいますが、その商品に対する「口コミ(オススメ)」をすればいいいいのです。
あなたは「コピーライター」ではなく、他のドラッグストアやスーパーへ訪れたときには、「お客様」の立場になります。
同じ立場、同じ目線で、友人に、「この前食べた美味しいお店を紹介する」ように、お客様にその商品のよさよさを伝えれば良いのです。
ただ、1点気をつける点があります。
それは、「専門家的」な紹介ではなく、あくまで「同じ目線」で紹介をすることです。
有名ラーメン店へ行った話をするシーンで、良い例と悪い例を挙げてみます。
<専門家な紹介>
・あそこの大将は銀座の名店で6年修行してきただけあって、美味しかった。
・名古屋コーチンと有機野菜を1日かけてじっくり煮込んだスープは絶品。
このように、素人目には判断がつかないようなことを延々と喋られてもウンザリしてしまいますね。
いかに、その趣味の世界が魅力的でも、残念ながら「オタク話」は耳に入ってこないです。
→POPに置き換えると…
こんにちは。えいひれ次郎です。
陳列はかどってますか?
前回まで、「ヴィレッジヴァンガード」「成城石井」「ドン・キホーテ」と異色の小売店、3社の研究レポートをご紹介してきました。
今回はまさかの「ディズニーランド」から販促のヒントを探ってみます。
今年で開演33周年(※2016年現在)を迎えるディズニーランドですが、毎日何万人ものお客さんがディズニーランドに押し寄せるのには、実は理由があるんです!
ディズニーランドに行くと、ついついグッズやお土産を買ってしまう。
あぁ〜もう一度行きたい!と思うのは、さりげなく様々な販促のテクニックがパーク内に隠れているからです。
今回は、その中でもDgsでも使えそうな事例と、実際に使えるテクニックをご紹介します。
「買うかどうかの判断」をする回数が増えるほど、買う可能性が上がる」
ディズニーのポップコーンは各屋台でそれぞれ1つか2つの味しか提供していないので、
お客さんが屋台を見た時に、「◯◯味を買うかどうか」の判断をすることになります。
別の屋台を見た時には無意識にまたその判断をしています。
「気持ちが熱いうちは手を伸ばしやすい」
例を挙げると、バズ・ライトイヤーのシューティングゲームはアトラクション内で手に持っていたショットガンの形をしたおもちゃが売っています。
楽しく遊んだ子どもは、「さっきと同じ」という発見とともに、ついパッと手にとってしまう。
お客さんの気持ちが熱いタイミングであれば、1歩目を踏み出しやすいのです。
それではいよいよ、ドラッグストアと親和性がありそうな事例をご紹介します。