急に寒いPOP!!

みなさんお風邪などひかれてないですか??昨日熱いと思ったら今日は急に寒い。秋かと思ったら残暑になって、急に冬!
一体結局今はいつなの!!??POP??…って思いませんか?
なので、今回は、「で、結局なんなの?」について語らせていただくPOP!

 

みなさんがお使いの商品やサービスで、「ちょっと説明が難しい」というもの、ありませんか?
例えばワタシはAmazonのヘビーユーザーで、当然AmazonPrime会員なのですが、「AmazonPrimeって何?」と急に聞かれるとちょっと説明に困ってしまいます。「年額3900円の会費のプライムサービスで、お急ぎ便の送料が無料になるんだけど、他にもドラマとか映画が見れたり、音楽が聞けたり、本がタダで読めたり、写真をクラウドに無制限で置けたりいろいろあって…」と、なかなかわかりづらい説明になってしまいます。

たぶん、AmazonPrimeを知らない人からすると、「いろいろできるって言ってもそれぞれは中途半端じゃない?結局なにがいいの?」と思うことでしょう。
確かに「映画だけ」「音楽だけ」「本だけ」を見ると、専門サービスの方が充実していると思います。Amazonユーザーとしては月325円でここまでいろいろできると思うとお得感がハンパないですが、Amazonを使わない人にとってはよくわからないサービスとなります。

こう考えていくと、その商品やサービスを知らない人に「で、結局なんなの?」と聞かれたときに、いかに端的に、本質的な価値を説明できるか、というのがとても重要であることがわかります。選ぶのはお客様なのですが、その選択肢としての理解をどれだけ簡単に伝えられるかによって、顧客満足度が変わってきます。

今回は、即実践できる表現テクニックをお伝えします。

「決して振り返らないでください」「夜中に一人で見ないでください」。
こう言われると、興味がそそられて逆にやってみたくなってしまいませんか?
「一見さんお断り」のお店も入ってみたくなりますよね。禁止されればされるほど、より興味をそそられるこの心理現象を「カリギュラ効果」と呼びます。
ドラッグストアでも「薬剤師が不在のため、第一類医薬品の販売はできません」という掲示をよく見かけますが、「え??そんなに効果があるの?」と逆に気になってしまいます。これは広告テクニックではなく法律で禁止されているので、興味を持たれたところで本当に売れないのですが…。

今回はこの心理効果を使った販促手法を紹介しまPOP!

 

カリギュラPOPのポイント

ではさっそく、「カリギュラPOP」を作ってみましょう。
先ほどの第1類の例のように、薬の用法など「本当にやったらダメなこと」を強調しないように注意してください。洗剤などに「混ぜるな危険」と書いてあるものがありますが、これは本当にやったらダメなやつです。あえてそれをPOPにするぶっ飛んだ人もいないと思いますが笑。
カリギュラPOPは「本当はやって欲しいこと」をそのまま伝えずに、あえて禁止するのがポイントです。

 

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