インバウンド対策
2015.06.10.水

インバウンド市場 第2回

こんにちは高橋龍(ガオチャオロン)です。
ゴールデンウィークはいかがでしたでしょうか。
中国の「労働節」(5月1日~3日)もあり、多くの訪日客で賑わったと思います。
「労働節」の中国人訪日客は10万以上と予測され、韓国への中国人訪韓客を超えると言われています。
そもそも2014年11月から2015年2月までの4ヶ月連続で、外国人訪日客は訪韓客を上回り、7年ぶりに日韓逆転が起こった事を朝鮮日報が伝えています。
実際の5月訪日客数と消費額の更新が楽しみです。

견본

朝鮮日邦URL:
http://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2015032301031

前回、「春節」の話をしましたが、2015年1月~4月の中国人訪日客数を見てみると、春節の2月訪日客数は359,100人、3月訪日客数は338,200人、4月訪日客数は405,800人で、中国の大型連休に合わせた対応だけでなく、通年のインバウンド対策が必要です。

補足
・2015年2月「春節」の中国人訪日客の消費額は1,140億円、花見シーズン(3月15日~4月15日)の消費額は1,370億円と予測される。
・2015年3月の外国人訪日客数は、前年同月と比べ45%増の1,526,000人となり、過去最高を更新。2月の1,387,000人を上回り、単月として初めて150万人台突破!
・2015年4月の外国人訪日客数は、前年同月比43.3%増、50万人以上の増加となる1,764,000人で、単月として初めて170万人突破!

インバウンド対策は一年を通して、
日本色を出して訴求。

売り場ロジック
2015.02.09.月

ゴールデンゾーンをご存知?

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ゴールデンゾーンとは商品がお客様の視界に入りやすく、手に取りやすい場所のことです。
お店のターゲットによって領域は変わりますが、女性をターゲットにする場合は100~140センチ程になります。

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定番棚では、利益率の高い商品や売りたい商品をゴールデンゾーンに展開することで、利益や売上が大きく変わってきます。

 ゴールデーンゾーン商品を目立たせる工夫とは

では、定番棚のゴールデンゾーンに置いた商品を
より目立たせるために、どんなツールを活用できるでしょうか。

ブランド重視、雰囲気重視でシンプルな売場になっていませんか?すっきりしている売場は見た目はキレイですが、それだけでは衝動買いによる客単価アップは狙えません。お客さまの購買意欲をそそるためには、ただ商品をキレイにならべただけの売場ではダメなんです!

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 売れる売り場はPOPが鍵!

メー カー支給のブランドツールを並べただけの売場になってませんか?メーカーPOPは商品の特長を述べてくれていますが、その情報だけでは決してお 客さまにとって選びやすい売場ではありません。各メーカー、自分の商品が一番、と述べるのは当たり前です。せっかくの見込み客を逃さないように、メーカー POPに選びやすさを補足することが重要です!
「POPは大事!とにかくPOPを書けばいい!」その気持ちは間違っていないのですが、がんばりすぎると逆に、「伝わらない売場」になってしまいます。高い位置に細かい文字のPOPをいっぱい付けても、ただのウルサイ売場です。せっかくの言いたいことが何も伝わりません。

ドラッグストアのようなセルフの売場において、客単価を上げるために重要なのは「衝動買い」です。
ただし、“惜しい売場”では衝動買いは起こりません。
お客さまのついで買いを狙って起こすためには、法則に基づいた売場作りが重要なポイントです。
ISPの法則では、下記のように3段階に分けて、POPを設置することが原則です。

Iツールの役割は、とにかく通行人の足を止めること。
インパクトのある表現で、「?なんだろうこの売場?」「気になる!」と衝動を与え、棚に近づけましょう。


近寄ってくれたお客さまに、選びやすさ、選ぶ楽しみを与えるのがSツールの役割です。
使い方や性能、製品のこだわりなどをアピールして選びやすい売場にしましょう。
近寄って、選んでくれているお客様の背中を最後に押すのがPツールの役割です。そこで重要なのはあなたの言葉で「提案」すること。「こんな良いことがある商品、あなたの生活にいかがですか。私からあなたへのおすすめです!」人は第三者からの推薦を重視するものです。さらに、あなたは売場のプロ。
プロとしての意見を提案することで、「プロが言うなら買ってみようかな」と思ってもらえたら、ISPの法則の完成です。
コスメ販促、売り場知識
2015.01.09.金

スタッフPOPで売り場をお化粧!

化粧品はメーカーのブランド構築が強いため、ブランドPOPだけで売場を作ると情報が少なく、お客さまには不親切な売場となってしまいます。
また、同じような商品がたくさんある中で、どのメーカーも「ウチの子が一番」とアピールしているため、とっても選ぶのが大変です。そこで重要なのが「スタッフPOP」です。

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メーカーのPOPでは語れない「第三者のプロのおすすめ」を、是非あなたの言葉で書いてみてください。 それだけで、きっとお客さまにその思いが届くはず!