読み:まおうとう分類:漢方薬寒気が強く、熱が高いとき、体の節々が痛いときなど、古くよりかぜの初期症状に用いられてきた漢方薬。体力が十分ある人に向いている。麻黄・桂皮・杏仁・甘草の4種の生薬が合わさったもので、体を温めて発汗を促すことにより寒さを発散させる作用がある。漢方の古典といわれる「傷寒論」「金匱要略」に収載されている漢方薬。