過敏性腸症候群

読み：かびんせいちょうしょうこうぐん
分類：疾患名

通常の検査では腸に腫瘍や炎症、内分泌異常などの疾病がないにも関わらず、腹部の調子が悪く痛みが続いたり、下痢や便秘などの症状が続いたりする病気（症候群）のこと。
4つのタイプに分類され、便秘型、下痢型、下痢・便秘混合型、分離不能型がある。
明らかな原因は不明だが、ストレスや不安など精神的な要因が症状に影響を与えていると考えられている。
女性の方が多く、20〜40歳代に好発し、加齢とともに低下する傾向がある。英語表記irritable bowel syndromeの頭文字からIBSと呼ばれる。
※2021年現在