読み:せいはいとう分類:漢方薬
咳や痰、慢性気管支炎などに用いられる漢方薬。肺の熱を冷ますことから名付けられている。当帰・麦門冬・茯苓・黄芩・桔梗・杏仁・山梔子・桑白皮・大棗・陳皮・天門冬・貝母・甘草・五味子・生姜・竹筎の16種の生薬が合わさったもので、のどや気管の炎症を緩解させる効果があり、体力が低下しているときに向く処方。漢方の古典といわれる中国の医書「万病回春」に収載されている漢方薬。