こんにちは、高橋龍(ガオチャオロン)です。 今回は、恒例の訪日動向と変わりゆく爆買い需要について書いていきます。     2016年7月の訪日外客数は、2015年7月比19.7%増の229万7千人で、7 月として過去最高となり、単月としても過去最高。(これまで7月の過去最高は2015年7月191 万 8 千人、単月過去最高は2016年4月208万2 千人)

▶2016年7月の訪日外客数229万7千人、7 月過去最高 - 日本政府観光局(JNTO) http://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/data_info_listing/pdf/160817_monthly.pdf

  2016年8月の訪日外客数は、2015年8月比 12.8%増の204万9千人と、前7月に続き 200 万人を超え、8 月として過去最高。(これまで8月の過去最高は2015年8月181 万 7 千人) また、累計では昨年より約2ヶ月前倒しで 1,500 万人を超え、1,606 万人となりました。

▶2016年8月の訪日外客数204万9 千人、8月過去最高 - 日本政府観光局(JNTO) http://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/data_info_listing/pdf/160921_monthly.pdf

  要因としては、クルーズ船の大幅な寄港増加や航空路線の新規就航・増便による、中国人訪日客の増加や、8月はイタリア、スペインなど、バカンスシーズンを迎えた訪日客の増加が要因となっています。 (2016年8月はイタリア人訪日客数18,400人、スペイン人訪日客数15,100人と単月として過去最高を記録。) 以前に比べ、ヨーロッパや東南アジアの訪日客が増加しているものの、中国、韓国、台湾、香港の訪日客が数字を牽引しています。