POPの切り口・コピー
2015.09.09.水

使用後をイメージしてみよう

みなさんこんにちは、丸めがねの「切り口/コピー講座」第六弾です。

前回はお客様の「悩み」をイメージしましたが、今回は「ベネフィット」、つまり“その悩みが解決してどうなるのか”をイメージさせるコピーを考えてみます。

もう少し詳しくベネフィットを解説しましょう。直訳すると「利益。恩恵」です。
利益の意味は「事業などをして得るもうけ」なので、「その商品を使うことにより得られるイイコト」ですね。
私の愛読するストラテジー&タクティクス社の佐藤義典さんの本のタイトル「ドリルを売るなら穴を売れ」は、まさに商品や機能ではなくベネフィットを売るべきことを明確に表していて、とても勉強になります。

ドリルを売るには穴を売れ
青春出版社 刊
佐藤義典 著

お客様には「穴をあけたい」というニーズがあり、その手段として「ドリル」を買いに来ているわけで、
極端に言うと「それがドリルじゃなくてもかまわない」ということです。
つまり、「きれいな穴があけられる」「短時間で穴があけられる」「大小の穴があけられる」というベネフィットを打ち出すべきなんですね。