今回は、即実践できる表現テクニックをお伝えします。

「決して振り返らないでください」「夜中に一人で見ないでください」。
こう言われると、興味がそそられて逆にやってみたくなってしまいませんか?
「一見さんお断り」のお店も入ってみたくなりますよね。禁止されればされるほど、より興味をそそられるこの心理現象を「カリギュラ効果」と呼びます。
ドラッグストアでも「薬剤師が不在のため、第一類医薬品の販売はできません」という掲示をよく見かけますが、「え??そんなに効果があるの?」と逆に気になってしまいます。これは広告テクニックではなく法律で禁止されているので、興味を持たれたところで本当に売れないのですが…。

今回はこの心理効果を使った販促手法を紹介しまPOP!

 

カリギュラPOPのポイント

ではさっそく、「カリギュラPOP」を作ってみましょう。
先ほどの第1類の例のように、薬の用法など「本当にやったらダメなこと」を強調しないように注意してください。洗剤などに「混ぜるな危険」と書いてあるものがありますが、これは本当にやったらダメなやつです。あえてそれをPOPにするぶっ飛んだ人もいないと思いますが笑。
カリギュラPOPは「本当はやって欲しいこと」をそのまま伝えずに、あえて禁止するのがポイントです。

 

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