柴胡清肝湯

読み:さいこせいかんとう
分類:漢方薬

神経症や慢性扁桃炎、湿疹などに用いられる漢方薬。
中国の処方が基礎であり柴胡を主薬としているが、森道伯が考えた日本独自の漢方薬。
体力中等度で、疳の強い傾向(神経過敏)がある人に向いており、子供に用いることが多い。
柴胡・黄芩・黄柏・黄連・栝楼根・甘草・桔梗・山梔子・地黄・芍薬・川芎・当帰・薄荷・連翹・牛蒡子の15種の生薬が合わさったもので、炎症をやわらげる、血行を良くする働きがある。

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