読み:はいのうさんきゅうとう分類:漢方薬
腫れや痛みを伴う可能性の皮膚疾患、扁桃炎、歯肉炎などに用いられる漢方薬。体力中等度前後の人に用いられる。桔梗・甘草・大棗・芍薬・生姜・枳実の6種の生薬が合わさったもので、皮膚の腫れや赤みを鎮める働きがある。漢方の古典といわれる中国の医書「金匱要略」に収載されている排膿散と排膿湯を合方したもので、江戸時代の医者 吉益東洞が創製した処方。