読み:とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう分類:漢方薬冷え性やしもやけ、腰痛、下痢などに用いられる漢方薬。体力中等度以下で、手足に冷えがあり、下肢の冷えが強く、下腹部が痛くなりやすい人に向いている。当帰・桂皮・芍薬・木通・細辛・甘草・大棗・呉茱萸・生姜の9種の生薬が合わさったもので、血行を良くして体を温め、冷えによる諸症状を改善する効果がある。漢方の古典といわれる「傷寒論」に収載されている漢方薬。それにしても長い名称である。