インバウンド対策
2017.03.20.月

PM2.5対策でマスク売り場を盛り上げよう!

こんにちは!白パンダです。

だんだん暖かくなり春の兆しが見えてきましたね!

今回はインバウンド目線での花粉症とPM2.5のお話です。

■中国人は花粉症になるの??

春になるとドラッグストアでは花粉症対策商品がぞくぞくと並び花粉症はもはや日本の国民病のようなイメージです。
電車のなかでも鼻をすする人、マスクをする人を多く見かけます。
しっかりしたデータはないものの実際5人に1人が花粉症という話もあり約20%の人が花粉によるアレルギー症状がでていることになります。

そしてふと疑問に思ったのが訪日観光客、特に中国人は花粉症になるのか、ということ。

結論から言うと中国人にも花粉症の人はいます。

ただ中国は日本より杉の木などが少ないため症状がでる人は稀だそう。
なので、中国でマスクをしている人は花粉症ではなく、大気汚染対策でマスクをしている人が多いです。

■PM2.5ってなに?

日本でもたびたび報道されていますが、中国は今深刻な大気汚染にさらされています。
都市部では青空が全然みえなかったり、飛行機が飛べないほど空気がにごっていたり、学校が休校になるレベル。

PM2.5とはそもそもなにかというと、大気中にある粒子のうち直径2.5μm以下というとっても小さな微粒子。
大気中の有害物とくっつきやすく、発がん性物質などを簡単に体のなかに運んでしまうという特徴があります。

対策はとにかく体内に入れないこと!

■日本製のマスクが人気

中国ではそもそもマスクをする人は少なかったのですが、最近は都市部の健康意識の高い人を中心にマスクをする人が増えています。
ただ、簡易的なマスクはPM2,5には効果がなく、基準をクリアしたPM2.5対策用のマスクや、口コミで人気のあるものが多く購入されています。

日本でもPM2.5対策をうたう商品を中心に品質のいい日本製マスクを買い求める訪日客が増えているようです。

■店頭でアピールしよう

PM2.5対策をしてい人もしていない人も、中国本土に住んでいれば大気汚染に関心を持ってい人がほとんど。
訪日観光客向けの商品といえば化粧品や医薬品が人気ですがマスクや目薬など、PM2.5の対策になる商品をアピールすることで購買につながります。
品質のよい商品をアピールするためにも店頭でPM2.5対策商品を打ち出してみてはいかがでしょうか。

IMG_7560