POPの切り口・コピー
2015.10.09.金

ドキッとさせてみよう

みなさんこんにちは、丸めがねの「切り口/コピー講座」第七弾です。

今回は、お客様を「ドキッ」とさせ不安を煽る恐怖訴求を切り口に考えてみます。
恐怖イメージ

例えば、保険会社のセールストークとして「もしものとき」といった言葉が使われます。
もしも、「重い病にかかってしまったら」「家族を残してしまったら」という恐怖心や心配事を伝えることで、保険の加入を選択してもらうものですね。

ただし、恐怖だけを伝えて不快感だけをお客様に与えてしまうリスクもあります。
例を挙げると、外国のタバコのパッケージをご存知でしょうか。
病人だったり、溶けた歯だったり、ガイコツがデザインされていたりと、相当なインパクトです。
これは逆に恐怖訴求により、禁煙を促しているのですが・・・

さて、こちらのコラムは「販売促進」のためのもの。
そのため、丸めがねとしては、「恐怖訴求で売場づくりを。安心訴求で商品訴求を」の流れを作ることが
恐怖訴求活用の基本的なセオリーだと考えます。つまり、比較的大きな展開で恐怖を伝えることにより、
(その日に買おうと思っていなかった)潜在需要を喚起し、商品周りで「その恐怖を取り除いてくれるもの」であることを伝え、購買へと導くのです。