みなさま、こんにちは。十文字誠です。
今回もお客様の“ついで買い心”をくすぐるヒントや売り場作りの情報をお送りいたします。

日中はだいぶ過ごしやすい日が多くなりましたね。と思えば朝晩急に冷え込んだり、季節外れの夏日があったりとまだまだ冬の訪れは先なのかと感じたりもします。ただ、夏と違って空気は澄んで、湿度もぐっと下がってきております。
そうなるとやはり気になるのはスキンケア。みなさん(特に女性)の大半は顔のスキンケアへ努力を怠らないと思いますが、手のスキンケア(ハンドケア)まではなかなか…という方も多いようです。しかし、お顔はキレイにされているのに手は荒野のごとく荒れているととても残念ですよね?そんなお客様に対して、スグに始められるハンドケア商品を用意してあげることで“ついで買い”が期待できるかもしれません。

 

ご用心!手荒れをみくびってはダメ!

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これからの季節、特に冬場に多く見られる手荒れはどういったものがあるのでしょうか。
しもやけ、赤みを伴うかゆみ、小さなブツブツ、水ぶくれ、ヒビ割れ…これらは湿疹によるものですが、水仕事や家事をする主婦に多く症状が見られるので主婦湿疹とも呼ばれるようです。これくらいだったら大丈夫でしょ、と放っておくと後々が大変。何度も同じ症状を繰り返したり、痕が残ってしまったり。気づくと冬の間ずっと手荒れに悩まされていたりする場合もあるでしょう。そうなる前にしっかりと治すことがとても大切です。
これらのトラブルは家事、水仕事の多くが原因と考えられます。食器洗いや洗濯、掃除などに使う洗剤は洗浄力が強く、汚れだけでなく手の皮脂まで奪ってしまいます。皮脂がなくなるとバリア機能が低下し、湿疹につながります。バリア機能が低下すると洗剤だけでなく、ゴム手袋、化学繊維の布、ダンボールなどの紙、シャンプーやボディソープも刺激物となって湿疹をさらに悪化させてしまうのです。

 

まずは予防が最初の一手