売り場を活かす陳列&MD
2015.07.29.水

商品から情報を引き出せ! グルーピング陳列

今日入荷した商品を売り場に出してと言われたけど、どこに陳列していいのかわからない。――そんな経験をした方、いらっしゃいませんか?

変な場所に置いたら売れないかもしれない。お客様がこの商品を探すのに苦労してしまったら申し訳ない。
商品を1つ陳列するにも心配事は尽きません。

さて、一体どこに置くのが正解なのでしょうか。
ここが正解、というのは実はありません。
同じ商品でも店舗ごとに置き場が違っていたりします。でも、どのお店も根底にあるものは同じはず。
『お客様が買い物しやすい陳列をする』これを心がけることが、何より大事です。

では、それを実行するために何に気をつければいいのか。
いくつかポイントを挙げてみましょう。

 

商品をどうカテゴリ分けするか、お客様目線に立つべし

 

入店して最初にすることは、店内のどこに何があるのかを探すことです。
風邪を引いていたら薬コーナーを、これから友達が来るならお菓子コーナーを、虫が気になる季節になったら殺虫剤コーナーを。
ドラッグストアだと薬、化粧品、ペット用品、食料品、日用品。こんな感じのカテゴリに分かれていますね。

さて、問題はその後です。
じゃあ今日入荷したこの風邪薬はどこに陳列しようか。薬コーナーというのはわかる。でも、薬コーナーには棚がいくつも、何メートルもあるぞ?