読み:おうれんげどくとう分類:漢方薬不眠症や神経症、胃炎、口内炎、更年期障害などに用いられる漢方薬。体力が中等度以上で、のぼせ気味で顔色が赤く、いらいらして落ち着かない人に向いている。黄連・黄芩・黄柏・山梔子の4種の生薬が合わさったもので、炎症を鎮めて、充血を除く働きがある。漢方の古典といわれる中国の医書「肘後方(ちゅうごほう)」に収載されている漢方薬。