マツモトキヨシホールディングス

読み:まつもときよしほーるでぃんぐす
分類:ドラッグストアチェーン

大手ドラッグチェーンであるマツモトキヨシを中心とした持株会社。都市型店舗に強みを発揮し、化粧品売上比重が高いことが特徴と言える。22年に渡って業界トップの座に君臨し続けていたが、2016年に3位に転落。これは、ツルハホールディングス、ウエルシアホールディングスの積極的M&Aによるものが大きい。M&Aには消極的だが、新PBブランドmatsukiyoの開発やmatsukiyo LAB、Beauty Uといった新業態への取り組みなど、独自のマーケティングからは目が離せない。

売上ランクは落としたが、営業利益の過去最高更新、戦略的な出店/閉店、免税対応店舗の拡大によるインバウンド需要取り込みなどにより収益改善が図られている。

売上構成比は、他のドラッグストアと比較しても圧倒的に化粧品が多く、化粧品比率の高いココカラファインとの相性は良いと考えられる。経営統合が実現されれば再び1位に返り咲く可能性大。
※2019年現在

modoru

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