2021.10.05.火

大人用紙おむつに見る新しい「シニア」の潮流  助手1号の最近気になったこと


みなさんこんにちは助手1号です!
ドラッグストアのシニア売り場を手書きPOPや販促物などの装飾も含めて盛り上げていく「シニア対策のススメ」のお時間ですが、今回から趣向を変えて、シニア売り場についてハカセとあーだこーだ言ういつもの内容とは別に、僕が気になるシニア関係のトピックもご紹介していきたいと思います。


今回は、大人用紙おむつのパッケージについてです。

ご存の方も多いかとは思いますが、エリエールの大人用紙おむつ「アテント」が、「かくさないパッケージをつくろう」というプロジェクトを発足。一般から意見を募り、この夏に新しいパッケージを完成させました。
これまでの大人用紙おむつのイメージを一新する、部屋に置いておいても恥ずかしくない、シンプルなデザインです。

これは現在販売されているシニア用品のパッケージから考えると、非常に画期的であり、今後のシニア商品のパッケージの流れを左右する、重要なメッセージではないかと思います。


Web限定の抽選販売ということもあり情報を全て裏側にまわしているため店頭販売の際は別のパッケージになるだろうとのことですが、それこそ販促物とセットで考え、売り場も整理することで可能な限りシンプルにできるのではないかとも思えます。

現在取り上げている介護食のパッケージや売り場に関してもこの考え方は活かせるでしょうし、これまでのシニア像に引っ張られていた感のあるパッケージも、シニアの世代交代が起こることで、今後はシニア向け製品のパッケージのトレンドが一新されることも起こりうるだろうなと思います。


てんとうむしWebでも大人用紙おむつの売り場は取り上げたことがありますが、従来のパッケージはいかにも「ザ・シニア向け」といった古い価値観をベースにしたものだと感じます。アテントのサイトにも書いてありますが、日本では2023年には50歳以上の人が50%を超えます。これまで以上に大人用紙おむつが必要になる人が増えることは間違いありません。

おむつといえば赤ちゃんの履く物であり、おむつを卒業してパンツを履くようになり、おもらしもおねしょもしなくなり、だんだん成長していくワケですが、大人になっておむつを履くという行為は逆行していますし、恥ずかしい物だというイメージを抱いてしまっても仕方のないことです。

しかし加齢と共におむつが必要になることもあるでしょうし、介護が必要になることもあります。その流れはどうしてもネガティブに捉えられがちです。シニアの抱える老化という問題は抗えないものですし、誰もが必ず直面する問題です。だからか、現在市場に出ている商品やサービスは、高齢者を「いたわる」ような印象を与えるものが多いのではないかと思います。しかしそれは高齢者をいわゆる「シニア」という枠組みに押し込めようとしているのと同じではないでしょうか。


senior_pkg

   

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