

みなさんこんにちは。今月も業界にまつわるビッグニュースがありましたね。
このコーナーでは業界関連の旬なニュースをいくつかピックアップし、私ミスターDの私的な見解をコメントしていきます。
コンビニエンスストアのローソンが、2021年までに医薬品販売を900店に増やすことを発表した。現状でも170店舗あり、50店舗に満たない競合チェーンと比べて力の入れ具合が違うことがわかる。900店舗というとドラッグストア業態の中では最大手クラスに入るため、逆にドラッグストアの中で24時間店舗を増やしているウエルシアとかなりの激戦が予想される。薬剤師が必要な1類は一部店舗を除き販売しないとのことだが、そもそもドラッグストアにおいても深夜の薬剤師在籍率は低く、薬剤師不在はそこまで不利になる要素ではないと思われる。とはいえ、都内では外国人労働者が年々増加しているコンビニにおいて、登録販売者の確保は容易ではないため、かなりの苦戦が予想される。ここ3年間は激動の流れになりそうだ。
ウエルシアがさらにM&Aで版図を増やす。苦手な都心展開を補完する狙い。着々と足りないピースを埋めていっている。24時間店舗の拡大は人件費のコスト増に売上が耐えられないのではという見方もあったが、いまのことろ順調のようだ。2017年はツルハにトップをまくられた形になったが、今年はどうだろうか。首位奪還するのではないかと見ている。
花王が2020年に向けてECの強化を行っていく。小売店、特にドラッグストア業態はまだまだ伸張の勢いが見られるが、人口減は確定的なため、小売販路だけに頼っていては国内需要の縮小は見えている。見えてはいるものの、今までのしがらみに足を取られ、EC化が一向に進まないメーカーが多い中、この決断はなかなか見どころがある。
二重価格を行っていたとして、Amazonに措置命令がくだされた。飛ぶ鳥を落とす勢いのAmazonに一矢を報いた形だが、内容はかなり小粒だ。もっと大きな案件も叩けば出てきそうだが、それだけAmazonのディフェンス力が優れているという見方もできる。生鮮食品やPBもどんどん充実させているAmazon。ECのみならず、リアル店舗にも「アマゾン・エフェクト」は及んでいると思われる。このまま行けば日本の小売はAmazonに席巻されてしまうことは必至だ。
各メガバンクが独自通貨の発行に積極的だ。とは言えブロックチェーンの必要性はいまいちわからず、円相場と完全連動する仕様であるため、仮想通貨というより単なる電子マネーではないかという点は否めない。現行の全銀システムが時代にあっておらず不便極まりないということは確実なので、管理システムがアップデートされるのはいずれにしてもいいことだ。ただ、銀行や政府などの中央集権が管理しないというのがそもそも仮想通貨のコンセプトであるため、混同しないようにしてほしいところ。
2026.06.28
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